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お名前: かたばみ
海砂さま
> カナリヤの世話を頼まむ大根漬
> と案じてみましたが果たしてお好みに合いますかどうか。
あいますあいます。
どうもありがとう。これで、ホッ。(^。^)
[1999年12月10日 21時53分8秒]
お名前: 海砂
興味深く拝見しております。
短詩は言い尽くせないところに宿命と可能性のパラドックスがあって
可能性の方は言い尽くさないからこそ余情を醸し、その余情が詩的感
興を産み出すものだと思います。
そうしてみると、カナリヤの世話になる礼として大根漬を持参すると
いう、××だから××する、の因果は言わないほうがよろしいのでは
ないか。その部分を省略して読者の読みにまかせたらどうでしょうか。
カナリヤの世話を頼まむ大根漬
と案じてみましたが果たしてお好みに合いますかどうか。
[1999年12月10日 12時13分37秒]
お名前: かたばみ(葉守)
>> 大根漬置きカナリアの世話頼む
>うんうん、確かに二段でした。で、そこまで来たのだから、いっそのこ
>と「置く」と「頼む」の動詞二つをやめにして、一つにするという戦略
>はどうですか(ト、さらに挑発^^;)。
1の案、カナリアの世話賃に置く大根漬
2の案、大根漬もてカナリアの世話頼む
1、世話賃、世話料、賃の方だと庶民的な感じがして、料だと少し大家的な
感じがする。また料だと、…料と大根漬とのちょっとした違和、屈折が出来て、
面白いかもと思いました。賃にの「に」、「と」にもなりそうな…
2の「もて」という語は、こう使ってもいいのだろうか?「にて」というのも
あるけれど、「にて」ではなんかヘン。(^^;)
[1999年12月9日 15時2分21秒]
お名前: 塔婆守(宗海)
をっと、待ってました(^^;) <葉守さま
「こかげ」に格好の話題を提供して頂いてありがとうございます。
> 44、5音詰込むそれは、それとして、連句では、字余り字足らずを
> きらうのしょうか?
字余りがかえってすぐれた表現効果を生むこともありますから、無下に
否定はできないと思います。それに、我がSIGの表紙を飾って下さっ
ているかの芭蕉さまだって、30代の時分にはこんな句を作ってますか
らね。
髭風ヲ吹て暮秋嘆ズルハ誰ガ子ゾ
(ひげかぜをふいて ぼしゅうたんずるは たがこぞ)
なんと「8・8・4」とはねぇ(^^; まるで字余りと字足らずの見本市
みたいな句ですよね。まあ、これなんかは当時の談林派が好んだ漢文調
の影響ということがあるのでしょうけれども。
こういう破調には、それなりの面白さがあることは否定できませんが、
一方、言葉を定形という枠によって雁字搦めにしておいて、そのぎりぎ
りのところでどれだけのことが言えるか、それを探る面白さというもの
もあると思います。その縛りを少し緩めないとどうにもならない場合も
もちろんあるでしょうが、可能な限りそれを緩めずにその制約の中で表
現を模索するという行き方に私は惹かれます。このあたりは好みの問題
でもありましょうが・・・。
> あいうえおの音は普通の音の半分の長さだから、40拍が、44〜45ぐ
> らいまで場合によっては詰込める、
これは確かにそうですね。古歌の字余り部分には必ず母音音節が含まれ
ているということを想起させます。
> 大根漬置きカナリアの世話頼む
> にすれば、ぴったし。(^^)
> それに、「て」があると、置いたということと、頼んだということが、
> 二段になってしまっていました。
うんうん、確かに二段でした。で、そこまで来たのだから、いっそのこ
と「置く」と「頼む」の動詞二つをやめにして、一つにするという戦略
はどうですか(ト、さらに挑発^^;)。
[1999年12月8日 18時18分3秒]
お名前: かたばみ(葉守)
さまって呼ばれるのはここだけ。(^^;) なんかヘンだな…せなかmuzumuzu
>ただし、
>預け賃の内容はあえて言わない行き方もあるでしょうが。<ろばた宗海さま
表現する言葉は、少しの間もじっとしていないの。
これでよし、と定まる一点がなくて、預け賃から沢庵が出てきて、
沢庵が出てくれば、奈良漬も出てきて…
カナリアだって十姉妹にもなれば、鷽にもなってしまって…
言葉は物事を指し示すんですよね。預け賃と、沢庵漬は、
指し示すときの指し示し方のレベル、階層の問題かしら?
ここのところでも、どのへんで詠めばいいのかは、決められなくて…
>ただ、上5「沢庵付け」と中7「置きてカナリアの」がど
>ちらも字余りというところがチト気になりますね。できれ
>ば言葉の配置に工夫したいところです。<ろばた宗海さま
> 短歌のちかごろは字余り字足らずをあまり咎めないようですね。決め
> 過ぎては訴える力が弱まるということがあるのかも知れません。その
> 点、自己完結する短歌と付け句に委ねる連句とは違いがあるような気
> がします。<ろばた海砂さま
字余り字足らずを厳しく言う歌人もいます。
えっと、わたしは、もっとも575を守らない方の部類かなぁ。
5の句も、7の句も、もとは8拍で、5の句なら、5音のあとに3拍の
休みがあると考えます。7の句は7音+1拍休み。図式すると
*****・・・*******・*****・・・*******・*******・
8拍×5=40拍(^^) それから、あいうえおの音は普通の音の半分の
長さだから、40拍が、44〜45ぐらいまで場合によっては詰込める、
と考えてます。(^^;;;;,)
44、5音詰込むそれは、それとして、連句では、字余り字足らずを
きらうのしょうか?
大根漬置きカナリアの世話頼む
にすれば、ぴったし。(^^)
それに、「て」があると、置いたということと、頼んだということが、
二段になってしまっていました。
言葉、表現、形式、などなど、あらゆるところで、あらゆることが
わかない。でも面白い思ってる。(^^;)
[1999年12月8日 16時47分51秒]
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