<文責:女王様2号(きち)>
1部にファンがいるということが判明した「地方お薦めグルメネタ」。(困った時の旅&グルメネタ。まるでTV東京のようだ)
今回は、1年ほど前に沖縄旅行した時に「これは!」と思ったお食事処を紹介します。
1.タコライス
店名:メキシコ料理「オブリガード」 TEL:098-956-7420 住所:嘉手納町嘉手納291(国道58号を北上。左手にあるレストラン) 開店時間:8:00~24:00、無休 嘉手納町は、米軍基地の街。この辺りを走る国道58号線は、広く平坦で走りやすく、道路脇には米軍基地のフェンスとパームツリーが続いています。食事処もアメリカナイズされた店が多く、メキシコ料理タコスを沖縄風にアレンジした「タコライス」を出す店も多くあるはずだったのですが。。。
某ガイドブックの地図に沿い店を探したのですが、あるはずの場所に店が全然ない!!諦めかけた時、道路沿いにレストランを発見し、それがガイドブックにも紹介されていた店だったという状況でした。しかし、ガイドブックの地図とはかなり違った場所にあった。だから、上記の住所があっているかは怪しいところ。 (某ガイドブック:それは昭文社『上選の旅 沖縄』。このシリーズは結構好きでたくさん持っているのですが。)
私は「タコス」を、友人が「タコライス」を食べたのですが、日本人にはタコライスの方が合うかも。 タコライスは、簡単に言えば、タコスの具をトルティーヤから出して、ご飯の上にかけたもの。一見不思議な組み合わせなのですが、挽肉としゃりしゃりしたレタス、その上にかかったサルサソース(トマトやピーマン等野菜のざく切りソース。少し辛目。最近カゴメから瓶詰めが出ています。)とチーズ。温かいご飯の上でチーズが程良く溶け、レタスとサルサソースの冷たさが絶妙。もちろん、元祖タコスもおいしかったです。
それぞれ一皿700~800円。気軽なお昼ご飯として最適です。
2.魚のバター焼き
店名:「レストラン マリン」 場所:大宜味町(名護市より更に北上した沖縄県北部やんばる地方。国道58号沿い。)
国道58号線をやんばる地方(沖縄県北部)に向かって北上中に見つけた民宿兼レストラン「マリン」。
(←やんばるの山)
ちょっと怪しげだったのですが、周辺にほかに食べるところもなく、空腹が耐え難かったので勇気を出して入ってみました。 海沿いのこのレストランのメニューは主に魚料理。何気なく頼んだ「魚のバター焼き定食」だったのですが、 これが妙においしかった!!
まず、定食についていた刺身が新鮮で味が良かった。前日に有名な那覇市の牧志公設市場で、魚屋の おばちゃんに薦められるままに、グルクンやミーバイ等の沖縄固有熱帯魚系の刺身を食べていたのですが、 マリンの方が格段に美味しかった。(後で、沖縄関係のHPで調べたところ、牧志公設市場の魚は、入門編 としてはいいけど、お薦めされるほど美味しいわけではないらしい。)
さて、メインの魚のバター焼き。魚の種類は残念ながらわかりませんが、大きささ20cmほどの白身系の魚で 丸ごと油で揚げたものを、更にバターで焼いているような感じでした。 頭からしっぽまで香ばしく、かといって決してしつこくない。隅々まで丁寧に食べてしまいました。
料金:魚のバター焼き定食1200円~。
3.沖縄郷土料理
沖縄の郷土料理といえば、ミミガー(豚の耳)、ラフテー(豚の角煮)、ゴーヤチャンプルー(にが瓜と卵の炒めもの) 等々いろいろありますが、それらのものを食べるなら、居酒屋系の店が少しずついろいろ食べられて おもしろいのではないかと思います。
私は、首里城(写真右)近くのホテルメルパルク (郵政省の管轄の宿。首里城近辺のこのホテルは改装されたばかり できれいだし、部屋もなかなか広い。何より安いのでお薦めです。一泊朝食付 約\6000~) の前にある、蕎麦屋系居酒屋に行ってみました。
おばさんが一人で切り盛りしているような小さな店ですが、場所柄、観光客が多そう。 その時来ていた我々以外の客も、どうやら観光客のようで、皆こぞって郷土料理系を頼んでいた。 泡盛片手に、ゆし豆腐、ラフテー、ゴーヤチャンプルー等食べましたが、 どれもなかなかおいしかった。 ラフテーは、本州の豚の角煮とは違って結構固い。居酒屋と言えばお酒ですが、沖縄の地にはやはりオリオンビールと泡盛がよく合うような気がします。 泡盛はそれぞれに好みがあるかと思いますが、マイナーどころでお薦めなのは、沖縄県北部に しか売っていない「やんばるくいな」。その名の通り、天然記念物やんばるくいなの絵のラベルが 目印。味が感覚的にしか表現できなくて申し訳ないのですが、「プパッ」と した麦のような香りがあって、独特の風味です。「八重泉」などの癖のない淡麗な味とは異なり、沖縄の暑い気候に よくマッチした野性味(?)があるような気がします。
4.タイ料理レストラン「シャム」
店名:タイ料理レストラン「シャム」 TEL:098-948-2057 住所:玉城村字富里136-1(沖縄県南部、看板たくさん出てます。) 定休日:水曜日、第4日曜日 このお墨付きは、実はこの店のことを紹介したかったから書いたと言っても過言ではない。 それくらい、ここのタイ料理はおいしかったです。
大体どのガイドブックにも載っているので、有名な店なのだと思いますが、 かなりマイナーな場所にあります。沖縄県南部の玉城村、玉城小学校&中学校の近くで、 看板が出ていなかったらたどり着けなかったと思います。近くに、玉泉洞王国という鍾乳洞を中心とした レジャー施設があります。平和記念公園も割と近いです。さて、肝心のお店は、タイ人のご夫婦(奥さんがタイ人?)が切り盛りする小奇麗で小さなお店です。 昼過ぎに行ってたまたますぐに座れましたが、 後数分遅く行ったら、店の外のベンチで待つことになったでしょう。
トムヤンクンとカレーを2種類頼みましたが、適度な辛さで本当においしかった!! 味は本場よりもずいぶんマイルドにアレンジしてあるようですが、それが物足りないという ことは全然ありません。ハーブ類は自家栽培しているようなのですが、それも含めて 素材の元気が本州とは違うような気がします。
沖縄の暑さにタイ料理がちょうど良くマッチして抜群なのです。
カレー約650円~。今回インターネットで調べていたら、 「タイ料理シャム那覇店」と いうのが出てきたのですが、 その店と玉城村の店との関係は私の調査ではわかりませんでした。
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