『世界かけまわり番外編』スペシャルゲスト投稿旅行記
あおばさんのフランス旅行記
我らの掲示板常連さんのあおばさんが、2001年のゴールデンウィークに、お母様と参加されたフランス旅行について、
掲示板に投稿してくれた内容を、
あおばさんの許可を得て、まとめて旅行記としてアップすることにいたしました。
フランス全土を文字通り駆け回った旅行の記録。あおばさんの鋭い観察眼を堪能できます。(編集:きち)
フランスその1 投稿者:あおば
投稿日: 5月14日(月)12時02分12秒
フランスねた第一弾です。お暇なときにどうぞ。
○母の失敗話
・いよいよ荷造りというとき、スーツケースの暗証番号を確かめないまま
荷物の閉じ込みをやってしまいました。荷物の中にはパスポートまで...
父も私も呆れ返りましたが、「3桁なんだから1000とおりのうちどれかを
やってみれば当たるだろう」と、とりあえずそのまま出発しNEXの車内で
番号を探し始めましたがなかなか合いませんでした。
そうこうしているうちに成田に着き、改札後すぐに控えているパスポート
検査のときに「すみません、スーツケースの中に閉じ込んじゃったのですが」と
言って前泊する予定のホテル名を告げて通してもらい、空港内の鞄屋さんで
開けてもらいました。ここで\500。
パスポート検査は翌朝ホテルから出るリムジンバスの中で受けました。
・旅行中、集合時間の聞き間違えや時計の見間違えを何回もやってくれたので、
アムステルダムでは運河クルーズ船に乗り損ねたり、マルセイユでは夕食時の
集合時間よりも1時間早く部屋を出る羽目になったりしました。
結論:「年寄りには遠近両用眼鏡を必ずつけさせろ。」
「集合時間は復唱確認せよ」
○フランス総論
・食糧自給率の高さを誇るだけあって、人が住んでいるところと田畑・放牧地との
区別がはっきりしている。都市間の移動がバスでしたので高速道路を通ったのですが、
たいていの場所では道路のそばで家畜が草を食んでいる光景が見られました。
・犬を連れて歩いている人が多かった。犬の躾はきちんとしているが、下水道が
発達しているのと町当局で掃除するのでいいと思っているのか、歩道に"地雷"を
落としていくことが多い。
・イタリア旧市街と同様、街並み保存地区は建物や広告の規制が行われている。
・GW中は遠足または修学旅行中の中学生(?)によく出会った。
・日本の小土産はこの国でも有効。今回母はお年玉を入れるポチ袋を大量に持参して
あちこちに配っていました。
>とみ様
モンサンミッシェルは現在本土と道路でつながっていますが、道路を通すための
堤防を築いたために周囲の潮の流れが変わってしまったとかで、数年後には今の
道路&堤防を壊して吊り橋(?)を架ける予定があるそうです。
工事が始まると行きづらくなるのでお出かけになるなら早めにどうぞ。
なお、パリからは日帰り14時間のツァーがあるそうです。(ホテルで入手したパンフレットによる。)
フランスその2 飲食編 投稿者:あおば
投稿日: 5月17日(木)15時44分02秒
フランスねた第2弾です。
はじめは日程順に書こうかと思いましたが、記憶が飛んでしまう
こともありますので各ジャンル毎に印象に残ったことを書くことに
しました。飲食編にとみ様からの質問の答えも入っています。
○飲食編
・「ワインの国に来たのだから大いに飲むぞー」と意気込みましたが
旅も後半になるにつれてドライブ中に身体が揺さぶられたせいか、
だんだん飲む意欲を無くしていきました。
(総論で書き漏らしましたが、フランスの高速道路は結構アップダウンが
多いのでいいバスに乗っていても胃腸が揺さぶられます。)
事前にワインマニアな職場の上司からラベルレコーダーをいただいたの
にもかかわらずワインのラベルは2枚しか集められなかったのは残念!
たいへんな酒豪ならともかく、私がいちどに飲める量はハーフボトル
程度なので、この量をたのむと瓶ではなくデカンタに入って出てくるので
ラベルはますます集めにくくなります。
私はワインよりもノルマンディー地方で飲んだシードルやカルヴァドス、
カクテルのキールの材料に使うクレームドカシスを買って帰ろうと
思いましたが、帰りに立ち寄る空港がCDG1(店が少ない)とスキポール
だったせいか、これらの飲み物を見かけることがありませんでした。
・口蹄疫騒動のため食事は牛肉抜きでしたが、各地で美味しい料理に巡り
逢えました。
特に美味しかったのがリヨンでの鶏のブラウンソース煮込み&フライド
ポテト、アヴィニヨンでの豚のトマトソース煮込み&タリアッテーレ、
オンフルールでの茹でムール貝(お皿に山盛り!)でした。
ただ、フランス料理は煮込みが過ぎて素材の持ち味が損なわれている
ような気がしました。
余談:フランスにはブレス鶏という美味しい鶏がいますが、この鶏くん
たちは足が青色なので「フランス国旗と同じだ!」と言われて親しまれて
いるそうです。
自由(青)→足、平等(白)→胴体、博愛(赤)→とさか
なお、口蹄疫騒動のときは多くの家畜があの世へ引っ越す羽目になった
そうですが、もう騒動は一段落ついたようで、地元の人達は平気で
牛肉を食べていたようです。(ex.ツァー担当のバスのドライバー)
・マルセイユでたまたま時間があったので、ホテルの真向かいにある
ショッピングセンターを散策しました。勿論買うものなどないので何が
置いてあるかを見ていただけですが、地元の主婦たちが大量に買い物を
していくのには驚きました。(日本でも郊外の住宅地にお住まいの方には
当たり前の光景でしょうが。)品揃えで笑えたのはデリカのコーナーに
お寿司のパックがあったことです。さすがに海苔嫌いの人が多いため
海苔巻きは逆巻きになっていました。
フランス旅行記 観光編1 投稿者:あおば
投稿日: 5月21日(月)17時51分05秒
フランスねた第3弾および皆様への回答です。
きち様、海外旅行初級者の拙い話を記録してくださるとは光栄です。
ただ、私の旅行記はいわゆるブランド物には興味がないため、その
方面を期待している方にはあまり参考にはなりませんが。
今回も前回のイタリア同様H社のツァーに参加しました。
ルートは以下のとおりです。
成田→スキポール空港(オランダ)※ここで待ち時間を利用して
アムステルダム散策→ニース(泊)→モナコ→エズ→(ニース泊)→(カンヌ通過)
→エクス・アン・プロヴァンス→マルセイユ(泊)→アルル→アヴィニョン→
リヨン(泊)→ブールジュ→シュノンソー城→トゥール(泊)→フージェ→
モン・サン・ミシェル→サン・マロ(泊)→(カン通過)→ドーヴィルとトルーヴィル
→オンフルール→ルーアン→パリ(2泊)→CDG空港→スキポール空港→成田
ツァーでしたので移動は殆どバスで高速道路を通りました。
#しまった、私も地図買っとくんだった!
○観光編その1
・カソリックの教会とは
イタリアもそうですが、フランスはカソリックが国民の大半を占める国です。
で、古くからある町ではどこも町の中心部に教会がありますが、あちこちの
教会を見ているうちに教会建築のパターンを覚え込んでしまいました。
教会の平面図はたいていラテン十字になっていて、屋根は建築年代により
ロマネスクとかゴシックなどといった様式になります。ただし石造りなので
建築に時間がかかるため、いくつかの様式が混在しているところもあります。
その建築期間たるや100年や200年は当たり前、といった感じで、
西洋の方が歴史についてしつこいくらいに詳しい理由がよくわかります。
・王室も観光に一役買うモナコ
モナコで有名なものといったらカジノやF1グランプリと言ったところでしょうが
王室も忘れてはいけません。
年配の方は現大公レーニエ3世とグレース・ケリーの結婚が記憶にあるところ
ですが、残念ながらグレース妃は1982年に交通事故で亡くなられてしまいました。
モナコへ行く途中で地元のガイドさんが「あの道路がグレース妃が転落した場所です」
と説明してくれたときは合掌せずにはいられませんでした。
モナコは切手のデザインが美しいと聞いていたので留守宅や悪友達に葉書を出すべく
数枚買い求めました。(日本までの航空便は約5FF)
絵はがきにはモナコ王室の方々が写っているのがかなりありました。
ちなみにここの王室もどこかの国と同様、後継者難だとか。(^^;)
・エズ村での香水品定め
モナコから「鷲の巣村」として知られるエズの村に行く途中にフラゴナール香水
工場のエズ支店(?)があります。社名から想像がつくとおり、ここの経営者一族
からは有名な画家も出ています。(本店はグラース)
香水に関しては私自身化学科卒で少しは興味があり、また弟が香料会社に勤めて
おりますので敵情視察(?)といった感じで見に行きました。
一通り工場見学をした後は勿論香水を買うわけですが、香水といえば美しい瓶に
詰めて売られるのが一般的でしょうが、ここではまとまった量の香水をアルミ缶に
詰めて売ってくれます。
ちなみにアルミ缶の利点は「光に当たらないので変質しにくい」「持ち運びの途中で
割れない」と後一つここでは訳あって言えない利点(^^;)の3つがあります。
しかし、香水は一度に多く使うものではないし、よく使う香水の銘柄を決めてある
わけではないので私は1種類あたり0.17オンス×6種類のセットを買いました。
価格は160FFでした。
フランス旅行記 観光編2 投稿者:あおば
投稿日: 5月25日(金)08時30分14秒
フランスねた第4弾です。
○観光編その2
・アルルで思ったこと
ここはゴッホが太陽の光を求めて移住した場所として知られており、
町中には「ここでゴッホが○○の絵を描いた」という掲示がいたる
ところに設置されていました。
#「道端のカフェ」の舞台はご丁寧にも黄色で塗ってあったし。
しかし、天候には恵まれず、ゴッホが求め描いたまぶしい光の下での
風景は追体験できませんでした。:-(
ところでゴッホは生前、本人の性格や後に精神異常をきたしたことも
あってアルルでも親しい友人はできなかったり、果ては市民の訴えに
よって病院に閉じこめられたりしたそうですが、死後はしっかり
観光資源になっているのを見るにつけ、複雑な面持ちがしたのは
私だけでしょうか。
私の地元ではゴッホの絵を100億円以上出して買った人すらいます。
・アヴィニョンの橋の上か下か?それが問題だ。
西洋の歴史を習うと出てくる「教皇のアヴィニョン捕囚」やそれに続く
「教会大分裂(シスマ)」の舞台になった町です。
元の法王庁はもちろん今はがらんどうに近く、壁に聖書を題材にしたものや
当時の風俗を描いたタピスリーが掛かっている程度でした。
#出口近くにバチカンと同じスイス人衛兵(ド派手なコスチュームの)が
#いましたが、今は法王様がバチカンにお戻りなのだから観光用でしょう。
さて、法王庁の近くには民謡で有名なサン・ベネゼ橋があります。
歌では「♪アヴィニョンの橋の上で輪になって踊ろうよ~」と言われて
いますが、ガイドさんによると「橋の下の中州で踊る」のが正しいのだとか。
フランス語で「~の上で」と「~の下で」の発音が似ていることと、
「橋の下」というとイメージがあまり良くないので「橋の上」になった
そうです。
・ブールジュの花嫁さん
ここも見所は町の中心にあるカテドラルでした。昼食後お参りをするべく
建物に近づいて行くと前方から白いロングドレスの裾を持ち上げて走って
いる女性を発見!
そう、この女性は本日結婚式を挙げる花嫁さんだったのです!
入口の前では花婿さんが待っていました。私達はシャッターチャンスとばかり
「おめでとう」と(英語で)言いながら写真を撮りました。
しかし結婚式の日に雨とは...このカップルはついていないようです。
フランス旅行記 観光編3 投稿者:あおば
投稿日: 5月29日(火)14時29分46秒
フランスねた第5弾です。
○観光編その3
・シュノンソー大ピンチ!川が増水している!
せっかくの結婚式なのに雨に祟られたカップルに幸多かれと祈りながら
バスでお目当てのシュノンソー城に向かって移動しました。
しかし、あと少しというところでお城のそばの川が大増水していて
いつも通る道が使えないとのこと。あわや観光取りやめかと思われましたが
お城に電話して迂回路を教えてもらいなんとかたどりつきました。
このお城は半分川に突きだして建てられているので増水していると本当に
怖ろしい光景になります。
シュノンソー城は「6人の奥方の城」と呼ばれ、代々の奥方(城主)にまつわる
話はものの本に載っておりますのでここでは省略しますがひとつだけ
エピソードを紹介します。
2代めの奥方でフランスきっての美人といわれたディアヌ・ド・ポアティエの
美貌の秘訣は「川での水泳」だったそうです。
#大河は日本の川と違ってじわじわ増水するから不気味です。
・モン・サン・ミシェル参り
あたり一面牧草地になっている道路をひたすら海に向かって走るとパンフレットで
見るとおりの島が突如として現れます。
島には車などは入れないので近くの駐車場でバスを降りて目的地へ向かいます。
ここでの昼食は名物の巨大オムレツ(50cm×30cmくらいあったかな)、これを
前菜として4人で分けて食べ、飲み物はシードルをとりました。
シードルはニッカウィスキーが売り出しているものより色も味も濃いように
思いました。
寺院に行くまでのメインストリートは道幅が2m弱で両脇にはレストランや
土産物店が軒を連ね、ちょうど清水寺に行く途中の三年坂を思わせます。
寺院自体は造っては崩れの繰り返しで、いろいろな年代の建築様式が混在して
いました。
なお、島の入口に両替所がありますが、ここはT/Cは受け付けておりませんので
お札を用意して行きましょう。
・パリの美術館は太っ腹
パリ観光当日は5/8(第2次世界大戦における連合国の戦勝記念日)で火曜日のため
一番見たかったルーブル美術館は次回の楽しみに取っておくことにし、午後の
自由時間はオルセー美術館に行きました。入場料は40FF。
オルセーもルーブルに劣らず人気がある場所なので、入口には行列ができて
いましたが10分ほどで入ることができました。
そして、印象派の絵画やロダン、マイヨールの彫刻、エミール・ガレのガラス作品、
その他を3時間かけて堪能しました。
ところで、パリ市内および近郊にある美術館や博物館は休館日やストライキに当たると
残念な思いをしますが、無料開放日や入場料割引日といったサービスもあったり
します。さらに、私たちは使わなかったのですがカルト・ミュゼという共通入場券を
買うといちいち入場券売場に並ばなくても中に入れる仕組みもあります。
(共通入場券は1日、3日、5日の3種類があるらしい。)これとメトロの回数券や
定期券(1週間定期券というのもある)を組み合わせればいやというほど芸術作品を
堪能できることでしょう。 !-- form 991143050 -->
フランス旅行記 買い物編 投稿者:あおば
投稿日: 5月31日(木)08時46分39秒
フランスねた第6弾、興味津々?の買い物編です。
○買い物編
レート 1FF≒\18~19、1NLG(ギルダー)≒\49~53 1US$≒\120位?
・各地の絵はがき
初めて行く場所や美術館などでは絵はがきを買うのが習慣になって
おりまして、コレクションは20年余りで数百枚に及んでいます。
価格は場所によって上下しますが、パリ市内は1枚1.5FFほどで
これはお手頃だと思いました。
・スキポール空港でのアルコール類価格(購入しませんでした)
本場だけあってハイネケンのビールはかなり安いと思いました。
#というより、オランダの酒税率が高いだけなのか?
価格はNLGです。
ボルスジュネバ(1l) 16.00
ジンの元祖はこれ?!
ハイネケン(0.5l×4) 5.75
ボルスアボカート(1l) 19.00
オランダ版卵酒
ドランブイ(0.5l) 27.00
ゴードンドライジン(0.5l) 16.00
シャブリ(白1999 フルボトル) 27.50
chateau vieux MAURAC(赤1997 フルボトル)28.00
もちろんKLM機内でも免税品は扱っていまして、品物のリストを
職場の同僚に見せたら「安~い!」という反応が返ってきました。
・買いたかったのに買えなかった...(;;)オランダのチーズ
私たちの感覚からすると大きめに思えるゴーダやエダムが所狭しと
スキポール空港の免税店に並んでいました。
とある店先で試食販売をしているおじさんがゴーダチーズを小さく
切ってすすめてくれましたが、その美味しいこと!
買おうかなと思って値段をきいたら真空パック(たぶん1~2ポンド
位の重さだったと思う)1つでUS$9とのこと。
ところが財布のなかにちょうどよい金額のお札がなかったので
あきらめざるを得ませんでした。
#ここで1万円札を使ってギルダーで釣り銭を貰いたくない。
参考までにそのチーズの銘柄を記載します。
WIJNGAARD AFFINEURS
2種類あるうち REYPENAER という種類が美味でした。
・香水→観光編1をご覧くださいませ。
・パリ市内要警戒地帯
シャンゼリゼ通り、サントノーレ通りあたりが「目の保養になるが
財布には毒」のエリアです。
ショッピングではじけやすい性格の方、または同伴の方がそういう
性格である場合は気を引き締めていきましょう。(^^;)
なお、ヨーロッパ旅行というとすぐに思い浮かぶ免税制度は
あと数年でなくなるそうです。
フランス旅行記 雑ネタ 投稿者:あおば
投稿日: 6月 4日(月)16時57分20秒
第7弾はあちこちで拾った雑ネタです。
○その他もろもろ
・太陽を求める人々
昨年のイタリアは天気が良すぎたためサングラスや帽子が必要でしたが
今回はあまり天気が良くなかったのと、フランスは緯度が高いせいか
できるだけ日光を浴びようとする人が多いように思えました。
カフェやレストランはテラス席になると値段が高くなるそうですし、
2階建ての観光バスでも欧米の人が好んで乗っているのは2階がオープンに
なっているバスでした。
・インターネットコーナー分布状況
どれだけあるかと注意しながら街を見ていたら、エクス・アン・プロヴァンスと
マルセイユで1軒ずつ見かけました。
・どっきりカメラ?!
初めてフィレンツェで見たときは驚きましたが、街角に全身真っ白とか
ブロンズ色の人が動かずに立っている大道芸(?)をよく見かけました。
※本人は石像や銅像のつもり。
今回はエクス・アン・プロヴァンスとルーアンで見ました。
先週NHKのBS2で放映されていたイタリア4都市の番組では、
ローマでツタンカーメンの真似をしている人がいました。
・KLMのアイディア倒れ
飛行機に乗るときには航空券を搭乗券に替えてもらってから乗りますが、搭乗時刻に
なるとお客が一斉に押し寄せて機内が混雑することがあります。
(座席が決まっているのだから早く行ってもゆっくり行っても同じなのですが。)
そこでKLMが考えた策が、搭乗券を切るときにお客に色のついたカードを渡して
おき、カードの色別に搭乗時刻をずらそうというものです。
(搭乗時刻はアナウンスおよびロビーのランプで知らせます。)
しかし、カードの色とランプの色が微妙にちがっていたために勘違いをする人が
続出してしまいました。X-(
これだったら座席番号順に乗せるほうがまだましかも...。
旅行記番外編 投稿者:あおば
投稿日: 6月 6日(水)08時29分55秒
旅行記番外編は「あなたならどうする?」的な死活問題の話です。
○声高には言えない話
少し長い旅になると避けて通れない事ですが、どういう訳か
おおっぴらに語られることがないので挙げてみました。
しかしながら内容が内容だけにお食事中はご覧にならないほうが
よいと思います。
・必勝洗濯術
2~3日の旅行ならともかく、長旅になると下着を日数分持参する
訳にはいかないので途中で洗わならければなりません。
ヨーロッパは日本と比べれば湿度は低いのでその点は助かりますが
要領がわるいと湿っぽい下着を着用するはめに...。
今回私がとった方法を箇条書きにすると
☆まず、洗濯物を汚れがひどいものとそうでないものに分ける。
☆すすぎは完全に行う。
☆すすぎ終わった物を絞ったのち、バスタオル(身体を拭くのに
使ったあとでも可)に挟み5分以上踏む。
☆干した場所(バスルームやクローゼット)は扉を開放にしておき
洗濯物を加湿器代わりにする。
です。
・トイレの歩き方(→このタイトルの文庫本がある^^;)
フランスの公衆トイレのチップは2~3FFでした。
型式は殆どが腰掛け式ですが、高速道路のSAには一部にトルコ式
トイレというのがあり、見たら「きんかくし」がないしゃがみ式で
おもわず笑ってしまいました。
なお、腰掛け式トイレのなかには便座がないものがあるので、こういう
場合は女性といえども江戸時代さながらに「後ろ向きの立ち小便」を
する必要があります。
ちなみに、旅に出るとconstipee 状態になりやすい方はガス入りの
ミネラルウォーターを飲むといいそうです。
・エクス・アン・プロヴァンスのわるもの共
これは母が遭遇した体験談です。
昼食を済ませた私たちは集合時刻までの自由時間が2時間あるということで
街中を散策しました。
とは言っても特にすることもなかったので母は街の中心の広場近くで石垣の
上に腰掛けていました。
しばらくすると隣りに高校生くらいの歳の少年が腰掛け、さらにもう一人
また一人と同じくらいの歳の少年が腰掛けました。
ここで「やばい」と思った母はその場を立ち去りました。
そう、この少年たちはひったくりのターゲットを母に定めていたのです!
わるもの共の手口はいろいろありますので旅行中は気を引き締めていきたい
ものです。
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