File15 女王様1号 免許取得への道

女王様1号は今さらながら一念発起して運転免許取得に立ち上がった!
限りある三十路デイズのうちに無事免許を手にできるのか?
日記風に随時更新していきます。

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2007.9.10 (月)  はじまりはじまり
 旅行前もありとあらゆる情報を調べまくる1号ですが、この日までにネットで調べたり、マルイの運転免許パンフを参考資料として眺めたりした挙げ句、自転車で通える最寄りの自動車教習所に通うことを決意。
 近いということももちろんあるが、ここの教習所はミョーに安いのだ! 隣接する23区内の教習所と比べると5万円くらい違う。話を聞いた人に「それって公安委員会指定の教習所じゃない(=運転免許試験場で実技試験が必要)んじゃないの?」と心配されるほど。でも別にそーゆーわけではないようだし。

 そして、教習所のホームページから申し込むと、その安い料金がさらに1万円引きに! 当然ホームページから申し込みました。特に何日間で卒業するという縛りがないベーシックコースというヤツ。もちろん(?)AT限定です。1時間もオーバーせず、試験にも落ちなければ244,100円で普通一種免許を手にできるハズ?!(それはまずムリでしょうが (^^;)
 ところでこのホームページからの申し込み、「職業等」の選択肢が「高校生、大学生、会社員、フリーター、無職」だけでした。「自営業(または自由業)」って概念はないんかい。必須項目ではないので何も選択しなかったけど。「アルバイト」ではなく「フリーター」という単語が使われているのにも何となく違和感。

2007.9.12 (水)  1号、教習所に見参
 ホームページから申し込んだとは言っても、教習所に行って手続きを完了しなければ「入所」したことにはならないのである。
 というわけで今日は初めて教習所に行ってきました。雨が降っていたので、自宅からチャリではなく、最寄り駅から教習所の送迎バスを利用。このルートは特に予約しなくても常時運行しているので便利。

 案内された教習所の建物は…ぶっちゃけボロい(爆)。料金も安いし、仕方ないか? 受付前の待合所には、「夏休みと共に入所してもうすぐ卒業ですよ」的ワカモノが多かった。
 必要書類である住民票(本人のみ、本籍地記載のもの)と料金を渡し、申込書に記入。このとき運動能力の確認ということで、指の曲げ伸ばしをさせられる。そして簡易版のようなマシンで視力検査&赤・青・黄の識別。聴力の検査は、そういったいろいろなやりとりを支障なく行えるかで判断しているらしい。
 さらに、申込書の右半分には交通法規に出てくる漢字の読み書きテストが。「ろかた」を漢字で書く問題で、一瞬「路傍」が頭に浮かんだり、「路方?」と思ったりしたことはナイショだ(笑)。結果的には正しく「路肩」って書けたし。

 この先いろいろなシーンで使用される写真を撮影し、教本類一式をもらったところで本日は終了。
 ちなみに申込書の「勤務先」の欄を空白にしていたら「お勤めは?」と聞かれ、「勤めてはいません」と答えたら「じゃあ『無職』って書いておいてください」と言われましたよ。やっぱりここの教習所的に「自営業」って概念はないの? もうメンドーなので「無職」って書いちゃった1号も1号ですかそうですか(その後、受付のねーさんとの会話の中で「家で仕事している」ということは言ったが)。

2007.9.17 (月)  教習開始!
 ついに本日より本格始動。まずは説明会・適性検査・先行学科1と連続3時間をクリアしなければならない。
 今日は晴天だったので家から自転車でGO! 意外と近くて15分もかからなかった。

 最初の説明会は受付のおねーさんが担当。とりあえず第一段階修了までの流れとか、技能教習の予約の仕方とかの説明を受ける。
 教習原簿と教習生カードも配布される。教習原簿の色が違うのでわかったのだが、オートマ限定だけではなく、マニュアル車の免許や二輪の免許を取りに来ている人も数名いた。
 夏休み明けのこの時期は比較的空いていて技能教習の予約も取りやすいので、なるべくどんどん取っちゃってくださいとのこと。

 続いて適性検査。この時間を担当した教官が、なんかやたらと脅すのである。
「フマジメに受けて適性検査に落ちる人がいますが、そうすると再検査で別料金がかかります。それでまた落ちると運転免許試験場まで行って再検査です。それでもダメだと『アナタは免許取らない方がいいです』と言われることもあります」とか。
 挙げ句に「とにかく一生懸命頑張ってください!」と言うのだが、いざやってみると、知能検査的な問題とか制限時間内にできる限り多くアルファベットの「A」を書くなんていう問題はともかく、ロールシャッハテストに対して何をどう一生懸命頑張ればいいのか???
 自分が一生懸命頑張れたのかどうか、検査結果が返ってくるまでビミョーに不安である。

 ラストは学科1「運転者の心得」。教本に沿った教官の話を聞き、映像を見るだけなのだが、この時間の教官がまたまたクセモノだった。
 とどまるところを知らぬオヤジギャグ(綾小路きみまろ系)。「♪よ~く考えよう お金は大事だよ~」と歌うアフラックのアヒルのオモチャとか、なめネコグッズのニセ免許証とか、次々繰り出される小道具類。生徒たちがノーリアクションだと自ら高らかに「ハッハッハ」と笑う。いや~、近来稀な「いたたまれない空気」を味わいました。本人は慣れっこのようだったけど。
 いろいろと工夫しているつもりなんだろうし、「ここは試験に出ます」とハッキリ言ってくれるんで、一概に「勘弁してくれ」とは言えないんですけどね。

 で、これで終了…の予定だったのだが、ついでにその後にあった学科4「車の通行するところ、車が通行してはいけないところ」も受講しておきました。

 帰宅前に、受付にある予約機で技能教習の予約を取る。ATMみたいなマシンに教習生カードを挿入すると空きのある日時が表示され、タッチパネルでちゃちゃっと予約できるのだ。もちろんインターネットや携帯電話からも予約できる。
 女王様と同世代で学生時代に免許を取った人とのもっとも大きな違いは、「当時はオートマ限定なんてなかった」ということよりも、むしろこういう便利さではないでしょうか?(このマシンがすべての教習所に導入されているかどうかは知らないが)
 あー、でもそれならもっとどんどん技術が発達してクルマが勝手に運転してくれるようになればいいのにー。 (^^;

2007.9.19 (水)  トレーチャーとはなんぞや?
 朝PCを立ち上げたら、教習所から「本日×時~ 技能教習の予約が入っています」という自動配信メールが届いていた(実は予約を入れていない日にも「本日の予約はありません」というメールが送られてくる)。
 そう、今日は初技能教習。しかしまだ実車に乗るのではなく、模擬(トレーチャー)教習というモノ。

 前回、学科を受講したのとは別の部屋に靴を脱いで上がると、ゲーセンのドライビングゲーム機を超地味にしたようなマシンが5台。このマシンを使用して、シートの調整の仕方からアクセルとブレーキの踏み方、ハンドルの回し方、ハンドブレーキやチェンジレバーの動かし方などを反復練習するのでした。
 始める前は、自分の操作に合わせて前方に映し出される画面が変わるのかと思っていたが、単にお手本映像が表示されるだけなので、そういう意味ではイマイチ面白くない
 最終的にはエンジンをかけて(それっぽい音がする)スタート~カーブ~停止してエンジンを切る、までを通して練習。ときどきチェンジレバーを「D(ドライブ)」に入れたつもりが「N(ニュートラル)」に入っていて「アクセル踏んでもスピードが上がらないわー」と思ったり、ハンドブレーキとチェンジレバーのどっちを先に操作するのかテキトーになっていた気もするが(爆)、実車じゃないので実害もなく無事終了。

一緒にトレーチャー教習を受けていた人は、次の時間も続けて技能教習を受けて実車に乗るというチャレンジャーだったが、慎重派(小心者とも言う)の1号はその後学科5「緊急自動車などの優先」「安全な速度と車間距離」学科7「歩行者の保護など」を受講してお茶を濁して?おきました。
 次回の技能教習までには今日習ったことをスコーンと忘れている可能性大(そもそも今日ちゃんと理解していたかもナゾだ)。

 ところで「トレーチャー」ってどういう意味だろう? 後で調べたけど綴りがわからないし。もしかしてトレース+ティーチャーの造語とか???

2007.9.21 (金)  ドライバーが皆 我より偉く見ゆる日よ
 本日は技能→学科→技能の3時間連チャン。技能は初実車
 前回トレーチャーで履修したことになっている項目

1. クルマの乗り降りと運転姿勢
2. 自動車の機構と運転装置の取扱い
3. 発進と停止


に加えて、

4. 速度の調節
5. 走行位置と進路


という項目が加わる。
 で実際にはクルマをスタートさせて教習所内のコースをぐ~るぐる回り続けるわけですが…ハンドルを切るタイミングとハンドルを切る量とハンドルを戻すタイミングが全然わかりません(←それって全部では?)。
 ということを教官氏に言ってみるのだが、「そりゃ~初めてなんだからわかんないよ~」という返事で、イマイチ具体的にどうすればいいのか教えてくれない。1号がいっぱいいっぱいで、アドバイスされても聞いてなかった可能性もあるが。
 そうこうするうちあっという間に50分終了。案の定OKはもらえず「もう1時間グルグル回っときましょう」と言われる。オートマなのにしょっぱなからコレですよ。orz
 まあ、ここの教習所は近辺の相場(?)に比べると6万円くらい安いので、6万 ÷ 1回の追加技能教習代 約4,000円 = 15時間までのオーバーなら良しとしておこう(数値の裏付けがあって一見論理的だが実は根拠レスな開き直り)。

 気を取り直して次は学科10「運転免許制度、交通反則通告制度」。教官は適性検査のときのやたら脅す教官氏であった。前回もちょっと思っていたのだが、見た目&しゃべりが小倉智昭似
 学科の中の話でわかったのは、1号の住む市が埼玉県内で最も自転車の事故率が高いということ。教習所に自転車で通っている1号としては、免許を取る前に自転車で事故らないよう要注意なのだった。

 そして再び技能。今度は小倉教官が担当。4、5が復習項目ということで、やはりひたすらグルグルと回る。
 のべつまくなしにしゃべっている小倉教官であるが、1時間目の教官氏に比べ教え方が上手いというか、具体的なアドバイスもしてくれたし、人を不安にさせない感じで良かった(シャベリの効用?)。
 まだまだうまく曲がれるようになっていないが、小倉教官曰く「前に比べて何かしら上達してればいいんですよー」ということで項目4、5はどうにかOKに。

 帰宅してみると、筋肉痛まではいかないが、二の腕が筋肉疲労状態になっていた。腕に力が入りすぎていたのか、日頃マウスより重いものは持たない(?)生活をしているためか。
 免許取得ついでに二の腕が引き締まってくれたりはしないだろうか?

2007.9.24 (月)  「人生も運転も、進路のズレは早めに修正したいもの。」
 コレ↑は技能の教本の欄外に書かれていた一言。「言うは易し」ですよまったく。
 さて今日は技能→学科→技能→学科と息つく暇ない4時間。

 1時間目の技能の教官は、「おお、この教習所にこんな若い教官がいたとは!」というくらいの茶髪の若者(おそらくまだ20代)だった。他の教官氏が(多分)全員オッサンなので、彼1人が頑張ったくらいでは教官平均年齢はあまり下がらないだろうが…。
 技能の内容は、

6. 時期をとらえた発進と加速
7. 目標に合わせた停止


ということで、道路の端から発進してまたまたグルグル回り、停止線や発着点(ポール)に合わせて止まったり。しかし、ここの教習所はコースが狭いため、発着点のあるエリアも短く、止めるのが難しいんだそうである。
 ヤング教官は割と丁寧な感じで良かったのだが、最後の最後、OKを出すかどうかというところで問題が。
「うーん、どうしますかねー、ビミョーなところなんですよー。どうです? できてるって感じでした?」って教習生に尋ねてどーするよ。それを判断するのがキミの仕事でしょー!
 さらに「停止線の感覚、わかりましたか?」と聞かれて1号が「いやまだ完全じゃないです」と答えたのが決め手になったのか、結果的に項目6、7ももう1回ということに。「ハイッ、もうバッチリです!」とでも答えていればOKだったのか???

 次の時間は学科3「標識・標示などに従うこと」。よく「学科の内容は常識だから簡単」などと聞くが、少なくとも1号はここで習うまで路面の◇マークの先には横断歩道があるとか、車線の色(白/黄色)に意味があるなんて気付きもしてなかったです(爆)。
 みなさん免許を取る前から知ってました?

 そして再び技能教習で先程と同じ内容を。発着点に止める練習をしたいのだが、他にも同じ項目をやっているクルマが複数いて、1号がコースを回ってきてみると先に発着点に止められている…の繰り返し。おかげで最初の30分はまたひたすらグルグル回りになってしまった。最後の方でようやく発着点に止めたり停止線に止める練習をしてOKをもらう。
 この時間の教官氏は可もなく不可もなかったけれど、「~なのよ」という語尾だったのが印象的。といってもオネエ系ではなく欽ちゃん系(?)。
 自分でも予想外だったのだが、1号は運転しながら結構教官氏としゃべっている。もっとも、まだ余裕がないのでうわべだけの心ない会話が多いけど(をい)。手足の動きはギクシャクとしていても舌は滑らかに回るものだなぁ、と変なところに感心。

 最後は学科2「信号に従うこと」。今度の教官氏は語尾が「~ですかな?」だった。「いいですかな?」とか「わかりましたかな?」とか。小説の中以外でそんな語尾の人には初めて会ったよ(笑)。
 しかし、さすがに4時間も続けては疲れます。この時間はちょっとモーロー状態でした。

2007.9.25 (火)  Don't think, FEEL !(ブルース・リー『燃えよドラゴン』より)
 基本的に、教習所へは月・水・金の午後に行っているのだが(本当はもっとのんびり取るつもりだったのに、「今が1番空いている時期!」と言われまくるため、ついついマメに通うことに…)、今日を逃すとなかなか取る機会のない学科があったため、前日に続いての教習所通い。
 その学科だけのために出掛けるのももったいないので、ついでに技能も1時間。まるで「ものすごく免許を取りたい人」のやうだ。

 今日の技能の項目は

8. カーブや曲がり角の通行
9. 坂道の通行


なのだが、最初に「今まででわからないところとかある?」と聞かれ、例によって「ハンドルを切るタイミングとハンドルを回す量」と答えたところ、「そういう質問をする人は絶対にちゃんと運転できてない!」とクルマを停めたまま延々30分間説教(?)をくらう
 教官氏曰く、「自転車で曲がるときにそんなこと考えますか? 言葉で説明できますか? 自転車もクルマも同じ! カーブを見て『あそこに行きたい!』と念じて曲がれば自然に曲がれるんです。そのために必要なのは速度のコントロール」とのこと。
 屁理屈小僧の1号としては、念じるのかよ!とか、いや自転車は止まるつもりが急発進しちゃって人をはねたりしないでしょ、とか突っ込みたいキモチもあったが、まあ頭でっかちが自分の悪いクセなのはわかっているので、ここはおとなしくしておく。
 その後、アクセルを結構ガッと踏んで加速→カーブの入口でブレーキという「速度のコントロール」を何回か練習してからグルグル回り。大船に乗ったつもりならぬ自転車に乗ったつもり(本当か?)でカーブしてみると確かに前よりスムーズになったような…そんな気がするだけのような…。
 結局この時間はそのままOKをもらえたが、坂道発進の方は2回やったのみ。オートマ限定だからいいのか?

 学科6「交差点等の通行、踏切」受講後、返ってきた教習原簿を見ると、初日にやったOD型運転適性検査の結果が貼られていた。
 総合評価は運転適性度:5、安全運転度:Aで、各項目もAかBのみという、これだけ見ると非常に優良ドライバーの素質アリ。
 でも、「さあこれから集中力と判断力を要する問題が出ますよ出ますよ!」という状況で受けるペーパーテストと、何が起こるかわからない路上とでは、自ずと違ってくると思うんですが。教習所のコース上でさえ、そんなすんばらしい適性があるとは思えないし。

2007.9.26 (水)  第一段階学科受講完了
 技能の時間に行ってみると、なぜか教官が2人。まさか1号のあまりのデキの悪さに教官が2倍2倍(古)に?!と思ったら、1人は教官見習い中で、同乗して指導方法を勉強するということだった。教育実習生がベテラン先生の授業を教室の後ろで見ているようなもの?(見習い氏もおじさんですが)

 技能教習項目は

10. 後退

教本では2本のポールの中央目指してバックしたり、直角バックを練習するようなことが書いてあるのだが、ここのコースにはそんな環境がないのか、路端からスタートしてバックしながらセンターラインに近づけるという練習を数回繰り返す。その間、教官氏は見習い氏に「ここでこういうことを確認して…」などと指導していた。
 バックしながらカーブするときは、ハンドルをどっちに回すかをよ~く考えないと無理。体感的には逆に回してしまいたくなる。窓から顔を出してはるか後方を見ながらゆっくりバックし続ける、というのも体勢的に結構ツライ
 その後は、次回にやるハズのS字カーブ&クランクに突入して、わざとうまく曲がれなかった状態にし、バックしてやり直す(切り返さずにそのままバック)という練習。最後に1回自力でクランクを通行してみて終了。無事OKをもらう。 (^^)
 
 次の時間に受講した学科8「安全の確認と合図、警音器の使用」「進路変更など」は、さっきまで技能を教えてもらっていた教官氏が担当だったので、「手による後退の合図」の説明のところで「コレさっきやりましたよね!」といきなり名指しされたり(笑)。
 さらに連続で学科9「追い越し」「行き違い」を受講して、これでめでたく第一段階の学科10時間を受講完了! 「夏休みのドリルはさっさと終わらせるタイプ」の本領発揮。

2007.9.28 (金)  効果を測定してみようの巻
 前回までで第一段階の学科がすべて受講終了したので、今日は早速仮免前効果測定を受けてみる1号。これに2回合格しておかないと修了検定が受けられないのだ。
 それにしても「効果測定」というピントのズレた名称は何とかならないものか? 最初聞いたときは「何の効果を測定するって?」と思いましたよ(学習効果という意味らしいが)。模擬学科試験とか確認テストとか言えばわかりやすいのに。
 試験は正誤をマークシートで答える50問で制限時間は20分。解答方法はマークシートなんだけど、普通のマークシート用紙ではなくてずいぶん薄い解答用紙だな…と思っていたら、正しい解答の位置だけ穴が開いているテンプレートがあって、それを解答用紙に重ねてOHPの機械で下から光を当ててチェックする、という実にローテクな採点方法だった(笑)。
 1問2点で90点以上取れれば(=間違いは5問まで)合格ということで、1号は2問間違いの96点でめでたく1回目の効果測定合格! (^^) この時間、仮免前効果測定の受験者は7~8人いたのだが、受かったのは1号と唯一の男性受験者だけで、残りの若い女性陣はことごとく討ち死にしていた。みんな頑張れ~。
 
 ホッと一安心したところで、次は2時間連続で技能。最初の時間の教習項目は

11. 狭路の通行

そう、すなわちS字カーブとクランクである。
 教官氏は「コレ、自信持ってできてる人に教えるとかえってできなくなっちゃうんですよね~」と言うが、前回ラスト1回のクランクはまぐれでできたとしか思えないので、左カーブのときは左の前輪がコースの中央を通るように、右カーブの時は右の前輪がコースの中央を通るように、と指導してもらう。
 そして2つずつあるS字カーブとクランクにおっかなびっくりチャレンジ…おや、全然つっかえないぞ?! なんと1号はこの時間1回もつっかえたりぶつかったりすることなくOKをもらったのだった! ただし、狭路を通行し終わった安堵感で、左折して本コースに戻る時についセンターラインを越えてしまって注意される。 f(^^;
 教官氏によれば、「一般的に女性はS字カーブの方が上手い」のだそうだが、上手下手はおいといて、1号はクランクの方が性に合った。ハンドルを回すったら回すーっ、戻すったら戻すーっという感じで潔くて(?)。S字カーブはいつまでもジワジワ~、ジワジワ~とハンドル操作を続けなきゃいけなくてイラッとするのだ。
 しかし、珍しくいい気分で教習が終わってからハタと気がついた。1回もつっかえなかったためか、本来教わるはずの切り返しのやり方を教えてもらっていません…。

 そんなビミョーな不安も引きずりつつ、2時間目の技能は

12. 通行位置の選択と進路変更
13. 障害物への対応


本来は進路変更の練習ということなのだが、教習所のコースは片道1車線しかないから、内周に1ヶ所障害物として置かれているクルマをよけるために車線変更する、という練習しかできない。こんなんで実際の路上に出たときに大丈夫か?
 この時間の教官氏は、前々回1号に30分間説教をくらわしたのと同一人物だったが、今回はグルグル回りながら旅行の話になって、教習時間中ずーっとしゃべりっぱなし。前々回のことは「説教」と記したが、もしや彼は単にしゃべり出したら止まらない人? いやもしかしたら、しゃべりながらもちゃんと運転できるようにという意図が隠されているのかもしれないが(えー?)。1号の方も、相変わらず運転しながらのうわべだけの会話は絶好調でした。

 技能終了後、ついでだからもう1回効果測定を受けてしまえ!と教室に行ってみたのだが、教習原簿を見た教官に「もういいですよ」と言われて追い払われる(?)。1日に2回は受験できないのか? よくわからないまま帰宅。
 そして案の定、S字&クランクでブレーキを踏みっぱなしだった右足のモモが筋肉痛に…。

2007.10.1 (月)  話を聞かない男、地図の読めない女、そしてコースを覚えられない女
 まず最初にショッキングな(大げさ)事実が判明。なんと効果測定は1回合格すればOKだったのだ! 2回合格しなければならないと固く信じていた1号は、「きっと別の日に受験するなら構わないのね」と思って教室に入り、試験が始まってから教官氏に「1回でいいんですよ」と言われて赤っ恥。
 「以前は2回だったが、2月頃から1回に変更された」そうなのだが、半年以上も前に変わってるならとっとと資料を訂正しろー!(「教習の手引き」などには依然として「2回合格」と書かれているのだ) 説明の時にも「『2回』って書いてあるけど1回です」と言われた記憶ナシなのだが…1号だけどこかへ行っていたのか???

 ともかく、これで学科関係は実際の仮免試験まで放置できることになったので、残り少なくなってきた技能に専念。本日は2時間連続で

14. 標識・標示に従った走行
15. 信号に従った走行
16. 交差点の通行(直進)
17. 交差点の通行(左折)


1時間目の教官氏は「ですかな」教官(マンツーマンではそういう口調ではなかったが)、2時間目の教官氏は「なのよ」教官だった。なのよ教官は、よく見るとメガネをかけた島田洋七という感じだったので、別名「がばい教官」と命名(何のこっちゃ)。

 技能教習もここまで来るともうその時間の項目だけではなく、今までにやったことの仕上げに入ってきている。が、1号はまだまだ進路変更や曲がるときの手順であたふたしてしまうのだ。かといってチンタラやってると「アクセル踏んで!」と言われるし。
 安全確認のため目視するときも、しょせん教習所の中では死角にバイクや人が潜んでいたりしないので、どの辺を見ればいいのかがアバウトなまま。こんなんで路上に出て行くのかと思うと…いやまだ路上に出られるかどうかわからないけど。
 しかし、S字コースで初めてつっかえたり、坂道発進で下がってしまって(オートマなのに (^^;)注意されつつもOKはもらえたので、刻一刻と修了検定は近づいてくるのだった。

 今日の教習中にもどうやら修了検定コースを走らされていたようなのだが、目先のことに必死の1号はコースが全然覚えられない(爆)。それ以前に、コース上の曲がり角やS字やクランクの入口に付いている記号がまだバクゼンとしか把握できていないので、「次はAを左折ね」とか言われると「Aを左折…」ととりあえずオウム返しに復唱しながら脳内では「Aってどこだっけ?」と一瞬ポカンとしてしまう状態。我ながら大丈夫か、1号!
 これじゃイカンと受付でコース図をもらって帰宅し、「さあコースを覚えるぞー」と気合いを入れてよく見たものの、それはあくまでも白地図で、検定コースは自分で書き入れなければならないのだった。とほほ。まあ、そうじゃなきゃますます覚えないか…。

2007.10.2 (火)  あれこれ勧められる日
 第一段階も押し詰まってくると、いつ修了検定(仮免技能試験)を受けるか、そのためにはいつまでにみきわめをもらえてないといけないか…と逆算して技能教習を受ける予定を立てなくてはならなくなる。とくにここの教習所は修了検定が火曜~金曜のみで、土曜~月曜はやっていないので。
 そのために、火曜の今日も1時間だけ技能を受けてきました。内容は、

18. 交差点の通行(右折)
19. 見通しの悪い交差点の通行


 配車カウンターで手続きをしていると、受付のねーさんから「次の時間も続けて乗れますけど、乗りませんか?」と勧誘される。やはりこの時期は空いているようだ。
 ちょっと迷ったが、1号の「いつも実行前はカンペキ」な(?)計画によれば、明日2時間連続で乗ってみきわめまでもらうことになっているので、丁重にお断りする。

 今日の教官氏は訛りがキツかったけど教え方は上手く、今まで右折・左折前の寄せ加減が曖昧なままだった1号もポイントを掴むことができた(つもり)。
 というか、こういうことはもっと早い段階でしっかり教えておいてくれ!と思う。時限ごとに「これができていたらOK」というのは決まっているが、「そのために必ずこういう教え方をする」というのは決まっていなくて、各教官氏にお任せのようなのだ。もうちょっと教え方も統一した方が良いのではないか?目指すところは同じでも、表現や教え方が結構違うので混乱したり、前はできていたことができなくなったりしちゃうのよ、と責任転嫁する1号。

 同じ時間中、コース上で小柄な女性が大型二輪の技能教習を受けていたのだが、訛り教官氏はそれを見ながら「小さいのにスゴイねー。アナタと同じくらいの体格でしょう。アナタも二輪の免許取ってみたら?」と1号に二輪を勧めるのだ。苦労しながらオートマ限定免許を取ろうとしているときにナゼ二輪? もしや、1号には四輪を運転するセンスがないと言いたかったのかー?
 真意をはかりかねつつ、待合室に貼ってある3種類の修了検定コースを書き写してから帰宅。

2007.10.3 (水)  立ち込める暗雲
 予定では、今日で「みきわめ」をもらうことになっている1号。その前にまず、

20. 踏切の通過
21. オートマチック車の急加速と急発進時の措置


の技能教習を。踏切の方は、もうコース上のニセ踏切で何回もやっているので特別に習うことはナシ。
 項目21の方は、まず「急発進時の措置」ということで、バックしながらアクセルを強めに踏んで段差に乗り上げ→速攻でブレーキを踏むの繰り返し。「急加速」ではキックダウンのやり方を教わる。
 この時間は、1番最初の先行学科1を担当した、寒いギャグを繰り出す教官氏だったのだが、やはり運転前の説明時につまらんギャグを連発された。それで調子が狂ったのか(?)、この教官氏の教え方が1号に全然合っていないのか、この時間は絶不調に陥る。1回のS字カーブで二度もつっかえたり、今までは左折時にセンターラインをオーバーしないように注意しろと言われていたのに、今日はハンドルを早く切りすぎて曲がれなかったり。
 この期に及んでこんな状態になってしまって大丈夫か?!

 という不安定な状態のまま、連続して

22. 教習効果の確認(みきわめ)

に突入。今まで2回担当されたことのあるおしゃべり教官氏が同乗したが、さすがに今回は必要最小限の指示以外は無口だった。
 修了検定コースのどれか1つ(結局まだよく覚えていない (^^;)をどうにかこうにか走行し終わって教官氏が言うことには…
「このままじゃ致命的ですよ」
 ガーン! 何かと思えば、1号は左カーブのときに進行方向を全然見ていないらしい(右カーブのときは見ているらしい)。本人にはもちろんそんな自覚はない。
 その後、左カーブを集中的に練習させられ、「ホラ、自覚すればできるでしょう」と言われたが、その前とどう違っているのか実はわかっていない(爆)。こりゃ確かに致命的かも。
 そんなわけで、てっきりみきわめはもらえないと思ったのだが、「じゃあ頑張ってください」と「みきわめ:良好」をもらう。予想Guyです。致命的な人にみきわめを出してしまっていいのか? というか、そんなんでみきわめをもらっても肝心の修了検定に受かるのか???

 しかも、明日は諸般の事情で来られないので、修了検定は1日空けて明後日になってしまうのだ。それまで今日教わったことを覚えていられるか非常に不安。
 さらに、修了検定の集合時間が朝8時。この時期そんなに大人数が申し込んでいるとも思えないのに(1号が申し込んだ時点では2人しかいなかった)なぜそんな朝っぱらから…。これじゃ6時起きですよ。健全な生活サイクルのみなさんには6時起きなど日常茶飯事でしょうが、規則正しく遅寝遅起きの1号にとって朝6時はむしろ就寝時間。
 1日あいだが空いて、慣れぬ早起きをして、ただでさえ致命的な技能がどうなることやら。最終手段は睡眠学習か?

2007.10.5 (金)  1号の教習期間中(多分)一番長い日
 朝6時起きして教習所へ。前夜はかなり雨が降ってイヤだな~と思ったが、幸い天候は回復している。
 本日の修了検定受検者は結局2人だけで、もう1人の若い女の子はマニュアル車だった。最初の30分くらい、スケジュールや検定の手順の説明を受けるが、「これをやったら即検定中止」「あれをやったら即検定中止」と言われるうちに既にどうやっても受からない気分になってくる

 9時15分から検定開始。最初は隣に教官氏、後ろに女の子を乗せて1号が運転。エンジンをかける前に「準備できました」と言ってしまって早速ダメ出しされる。うひゃーと思いつつスタートし、最初の左折で巻き込み確認を忘れ、ヤバい!と思うが、運の良いことにまだ検定開始前の慣らし走行中だったのでホッ。しかし、慣らし走行が100メートルって短すぎるだろう。朝イチの運転でそんなんじゃ全然慣れないって。
 その後はとにかくカーブ時の目配り確認手順重視で進むが、隣の教官氏がナニゴトかを採点用紙に書き込んでいくたびに気になってしょうがない。一度、右折前の右カーブのところでウィンカーを出しておいたら、カーブ後にウィンカーが消えてしまったのに気付かず、ウィンカーを出していない状態で右折しそうになって注意された
 また、コース内の草を刈ったりフェンスを修理したりする雑用係のおじさんがいるのだが、指示速度30kmを出さなければならない区間をそのおじさんが悠々と横切っていて、新手のトラップかと思った(笑)。指示速度に気を取られて、おじさんに気付かずにアクセルを踏んでいれば、即検定中止になるところだった(そういう問題じゃないか)。
 とにもかくにも、途中で検定中止になることはなく最後まで走行して発着点に停止。ここで、次の受験者(後ろの女の子)には外に出てもらって「ワンポイントアドバイス」を受けるのだが、1号は「速度にメリハリがなさすぎる!」と叱られる。だって確認をちゃんとやろうと思うとスピードが出せないんだよ~と内心で反論していると、1号のココロの声が聞こえたのか、「あれだけ遅ければ確認できて当たり前!ノロすぎる! 安全だけじゃなくて『円滑』も大事なんですよ!」と追い打ち。
 教官氏がオートマ車をマニュアル車に代えに行っている間に女の子と話したのだが、この教官氏はキツくて有名らしい。彼女は「あ~最悪ですよ~」と嘆いていた。後で教習原簿を確認したら、彼は1号の初実車時にあまりアドバイスをしてくれなかった教官氏だった。
 今度は女の子がマニュアル車を運転し、1号は後部座席へ。やっぱりマニュアル車は操作が大変そう。後で聞いたら、彼女は緊張してギアを入れ間違ったまま走っていたそうだ。

 2人の技能試験が終了したのは10時頃。その後、11時半まで発表待ち。2人しかいないのに待ち時間長すぎ。全然受かった気がしないので、午後の学科の勉強をする気にもならず、待合室で半分眠りながら無為に時間を過ごす。
 そのうち、以前に技能のみ受かって学科で落ちた人たちが、学科の再受験のために集まってきた。全部で5名。ということは、学科で落ちる人も結構いるのか…。
 そして時間になってようやく技能の結果発表。終了後の言われっぷりからてっきりダメだと思っていたが、合格! でもまたそこで「2人とも問題はあるけど」と釘を刺されたけど。 (^^;
 ここで学科のみ受験の5名と合流し、適性検査(簡単な健康調査と聴力&視力の検査)をやって午前の部終了。昼休みにパンをかじりながら、慌てて学科の勉強に励む1号。一夜漬けどころか1時間漬け。

 1時から学科試験開始。30分でマークシート50問。効果測定と違って、今度はちゃんとしたマークシート用紙だった。効果測定が20分しかないのに比べて時間は長いし、そんなに複雑怪奇な問題はなかったように思う。
 2時に結果発表があって、1号を始めとして7人中6人が合格(1号と一緒に技能を受けた女の子が落ちてしまった)、晴れて仮免ゲットだぜ! (^^) 技能も学科も何点だったかは教えてくれないので不明。それにしても、6時起きが無駄にならなくて良かったー
これが仮免だ
 しかし、試験が終わっても、合格したら合格したでまだまだ本日のスケジュールは続くのだ。3時からはねーさんによる第二段階の技能予約に関する説明。4時からは2時限連続で先行学科25「経路の設定」、26「高速道路での運転」を受講。いやはや、教習所のコースでバタバタしているのに、これから路上、さらに高速道路を走るかと思うと恐ろしい。
 もうすっかりクタクタなのだが、最後の一踏ん張りで、6時から学科17「人間の能力と運転」も受講して、起床から13時間後にやーっと長い1日が終了(卒業検定の時は学科はないのでこんなに長時間にはならないハズ)。
 返ってきた教習原簿を見ると、取りたてホヤホヤの仮運転免許証が貼付されていた(左写真参照)。仮免ってこんなペラペラの紙なのね。発行者は埼玉県警察本部長。
 こうして苦難の末に手に入れた仮免を持って帰宅し、ビールで祝杯をあげた1号でした。昔、「週末、仕事を忘れる」というカードのCMがあったが、1号は「週末、月曜からの路上教習のことは忘れる」ってことで…。

2007.10.8 (月)  はじめてのろじょう
 仮免取得後初教習、すなわち今日は初めて路上に出る1号。1時限目の内容は

1. 路上運転にあたっての注意と路上運転前の準備

ということで、まず最初にクルマの日常点検のやり方を教わる。基本的に1号は言われたとおりにボンネットやトランクを開けるだけで、あとはヤング教官があれこれやるのをほほうともっともらしく見守るのみ。そもそも、クルマを運転するまえにこんなにちゃんと点検している人をいまだかつて見たことがない。ちなみにトランク開けたらガスボンベがどーんと横たわっていて驚いた。この教習所で使っているのはガソリンではなくLPガスで走るクルマだったのね。
 点検が終わると「ハイ、それじゃ行きましょう」と言われてクルマに乗り込む。前回の日記に書いたとおり、本当に週末は路上教習のことを脳内から消去していたので(現実逃避)、3日ぶりの運転でいきなり路上に出て大丈夫か?!と超不安。
 おっかなびっくり教習所前の細い道から片道2車線の道路(この近辺では大きい通り)に出て、後は言われるままにひたすら運転し続ける。市内に住んで30年とはいえ、中学生以降地元非密着な生活を送ってきた1号にはほとんど土地鑑がないので、どこを走っているのかよくわからない
 場内コースでは20Kmくらいしか出せなかった1号だが、40Kmをキープすべく頑張ってアクセルを踏む…が曲がるときになかなかスピードが落としきれなくて注意される。 f(^^;
 それでもこの日は3連休最終日&雨模様だったため、ヤング教官も「こんなに空いてるのは珍しいですよ」と言うくらい混雑もなく、路駐のクルマや歩行者や自転車も少なくて走りやすかったらしい。確かに、心配していたほどガクブルな運転にはならなかった(当社比)…と思う。
 最後の方では速度制限50Kmの道路も走ったりして、意外にもスムーズに1時限目終了。場内コースのように直線が短くないので、比較的余裕を持って合図を出したりできるのが勝因か? 単なるビギナーズラックか? まだ路上の本当の恐ろしさに気付いていないだけか?

 次の時間も引き続き路上。項目としては

2. 交通の流れに合わせた走行
3. 適切な通行位置


 ということで、今度は「ですかな教官」と共に、さっきの時間とほぼ同じコースを走った(らしい。やはりルートがよくわかっていない)。途中、パトカーが真後ろに来てビビったが、教官氏いわく「後ろにパトカーがいるのが1番安全なんですよ。ちゃんと車間距離とってくれるし。教習車のことを考えてくれる一般車なんて10台に1台もいないですよ」とのこと。
 状況判断だとか合図を出すのが早すぎるとか(教習所内のクセでつい急いでしまう)速度を一定に保てとかいろいろ注意はされたが、この時間も無事OKをもらう。
 教官氏によると、平日も朝夕の通勤・通学時間帯は避けた方が無難だそうなので、せっかくの自由業の利点を活かして、なるべく午後の早い時間に通おうと決意。

 その後で学科16「適性検査結果に基づく行動分析」を受講。これは、最初に受けた適性検査の結果をもとに、運転時の注意事項などについての話だったが、他にも心理テストのようなものをやったりして、お気楽な授業だった。

2007.10.10 (水)  血の汗流せ 涙を拭くな?
 この日もまずは2時間連続で路上教習。1時間目は「がばい教官」が担当。項目としては、

4. 進路変更

だが、それも含めて市内をあちこち走り回る。相変わらずどこを走っているのかよくわかりません(爆)。2車線道路に出てすぐのところに猫の轢死体がぁ~。 (;_;)
 一昨日と違い、平日はやっぱり路駐のクルマも多く、好むと好まざるとにかかわらず、たびたび進路変更。進路変更中はどうしてもアクセルが踏めずに注意される
 3時~だったので、小学校のそばを走ると下校中のガキどもお子様たちが多くて恐ろしい。

 次の時間は

5. 信号、標識・表示などに従った運転
6. 交差点の通行


だったが、第一段階では一度も担当されたことのない教官氏と一緒になった。ここの教習所に全部で何人教官がいるのか数えたことはないが、まだ担当されたことのない人が結構いるかもしれない。
 そしてこの教官氏にはハンドルの持ち方とか運転姿勢とか、基本的なことをしつこく?注意される。すでにヘンなくせがついているようで、気をつけていないとすぐ元に戻ってしまう。
 さらに、「ブレーキ踏むときは床にかかとつけてていいんですよ」と今まで習ってきたことと真逆のことをのたまうのだ。1号は第一段階で床にかかとをつけてブレーキ踏んで注意されたこともあるし、もちろん教本にも「つけるな」と書いてある。「あれは30年前の教え方。今はクルマの性能も良くなってるんだから教え方も変えなきゃいけないんだよ。って他の先生に言っても反応悪いんだよねー」と教官氏は言うのだが、教わる方は大混乱ですよ。前に「教え方ももうちょっと統一してほしい」と書いたが、教える内容まで全然違うのは勘弁してください、マジで。これで違う教官の時にかかとをつけてブレーキ踏んだらまた何か言われるんだろうし…。
 この教官氏は、他にも路駐のクルマをよけるときに合図を出すことにこだわらなかったり(他の教官なら必ず合図を出せと言う)、ちょっと変わってる人っぽかった。教習所内で孤立してないか? 口が悪くてシャベリは面白かったけど。
 最後に教習所前の細道に戻ってきたところで、対向車をよけようとして路駐車にぶつかりそうになって怒られたが、とりあえずOKはもらえたので良しとしよう。

 連続乗車を終えて教習所の待合室に戻ってみると、なんと涙を流している女性教習生がいた。教官にキツイことを言われたのか? 自分が教習所に通うようになってから、2ちゃんねるの免許取得・教習所関連スレッドを覗くようになったのだが(笑)、よく書き込まれているような「ヤクザのような罵詈雑言を吐く教官」なんてタイプは1号はお目にかかったことがないので(言い方のキツさの程度はあるが)ちょっとビックリ。
 ただ、これは教習生側のナイーブさとかオヤジ耐性(?)の有無にもよるんだろうと思う。不肖1号、ナイーブでないことにかけては多少の自信があります!(何の自慢だ)
 
 最後に学科21「自動車の保守管理」を受講。教官氏がタイヤ交換手順を実演してくれたが、ジャッキアップするときにかなりぜーはー言っていて気の毒になった。マウスより重いものを持たない主義の1号には絶対無理。JAFの会員になっておくのが無難ってことか?

2007.10.15 (月)  ♪坂道もねえ 踏切もねえ クルマもそれほど走ってねえ
 今日は技能のみ2時間連続乗車。最初の時間の項目は、

7. 歩行者等の保護

ということで、主に横断歩道に注意しつつあちこち運転。
 第一段階でも1回あったが、メインの教官氏の他に、指導方法を学ぶ教官(見習い?)氏が後ろに乗車してきた。見習い氏は前回とは別人の若者だったが、メイン教官氏は前回と同じ人だった。彼は「教官のための指導教官」みたいな役割なのか?
 この教官氏は非常に物腰が柔らかく、「今は失敗しても構わないんですよ~」と何度も言ってくれるイイ人だった。でも、実際の卒業検定で落ちる人の3割くらいは横断歩道絡み(横断歩道を渡ろうとしている人がいるのに止まらなかった or 横断歩道を渡るかどうかはっきりしない人がいるのに速度を落とさなかった)らしい…。

 続いては、

8. 道路および交通の状況に合わせた運転

 いつも路上に出る前に車内で技能教本を開くのだが、今回は「道路および交通の状況」としていろいろなシチュエーション&その場合はこれこれに気をつけましょう、などということが書かれている。その最初の項目が「坂道での運転」。が、当市内は超平地で勾配らしい勾配はないので実地練習はできず。「踏切での運転」も、電車は高架を走っているため踏切が存在していない。「渋滞時の運転」も、この近辺では1番交通量の多い道路が朝晩に渋滞するだけらしい。
 というわけで結局フツーに走り回るのみ。課題が少ないのはラクなのだろうが、後々のことを考えるといいんだか悪いんだか。もっとも、免許を取得しても山道を走ったりする予定はないけど。

 ともかく、この2時間も無事OKはもらったのだが、ふと気づくと技能の進みの割に学科がなかなか受講できていない。学科を全部終えていないと高速教習を受けることができないので(あまり受けたくはないが (^^;)、しばらく技能は1日1時間にして、学科受講に力を入れていくことにする。

2007.10.17 (水)  続・ドライバーが皆 我より偉く見ゆる日よ
 本日の技能の内容は

9. 駐・停車

ということで、時間の前半は路上に停車する練習。このとき、路側帯と外側線の違いだの、路側帯の幅が0.75m以上あるかだのをとっさに判断するのがなかなか難しい。特に幅。0.75mは人ひとりが通れるくらいの幅なんだそうだが、自分がその場を歩いているときならともかく、車内の運転席から見ると路側帯の幅の感覚が全然つかめない。そして、助手席側のドアミラーを見ながら寄せを確認するというのもまたまた難しい。
 さらに時間の後半になると、教習所の裏手にある駐車場(使用していない教習車が停めてあったが、それ以外のクルマも利用している)を使って、駐車スペースにバックで停める練習。いやー、これが本当に難しい! バックしながらハンドルを切るタイミングがまったくわからず、2台分のスペースにまたがって停めてしまう1号(爆、でもよくありがちとも言える?)。本当は、教官氏は両側にクルマが停まっていて1台分のスペースしか空いていないところで練習させたかったらしいのだが、この時間はちょうどその2台分並んだスペースしか空いていなかったのである。もし1台分のスペースしかなかったら、1号は未来永劫駐車できなかったかも。2台分のスペースにまたがって停めてもとりあえず実害はないが、他のクルマにぶつけたらと思うとねぇ…。
 結局3回チャレンジして、一度も自力のみでうまく駐車することはできませんでしたとさ。orz 教官氏いわく「慣れ」なので、免許を取ったら公共施設の駐車場などで練習するとよいとのこと。スーパーの駐車場とかになにげな~くクルマを停められる人々って実はスゴイ?!と尊敬の念が湧く1号でした。
 しかし、そんな体たらくでもOKをもらえたので(第二段階になると、よっぽど失敗しない限りOKな気がする)、路上教習はこの時間で一段落して、次からの3時間は教習所内コースに戻って方向転換だの縦列駐車だのをやるらしい。

 その後は、学科23「乗車と積載」「けん引」。積載だのけん引だの、実際の運転(ご近所ドライバー程度の)では無縁と思われるのだが、問題集を見る限り、この手の問題が結構出題されているのである。やれやれ。

2007.10.18 (木)  Not 方向転換 but 方向変換
 技能は今回からの3時間は教習所内コースにて。項目としては

10. 方向変換・縦列駐車

で、卒業検定でどちらかをやらされるということなのだが、この時間は方向変換を特訓。「方向転換」だと思っていたら「変換」なのね。
 教習所内にある「├」のような形状の方向変換練習コースで、縦棒の1番上からバックで右折して横棒部分に入り、今度は前進しながら左折で出ていく、の繰り返し。
 この時、「前方の縁石がサイドミラーの下に見える位置」で最初にクルマを停めるよう言われたのだが、ついつい身を乗り出したりして見る姿勢そのものが毎回変わってしまうので、最初に停める位置が一定せずに苦戦。停める位置さえピシッと決まれば、後は教わった手順どおりに操作すれば何とかなるんだけど。
 だが、この教習所内での卒業検定限定の覚え方をしていて役に立つのか??? そりゃ、とにかく卒業検定をクリアしないことにはどうにもならないが。なお、教官氏によると、「バックしながら曲がる感覚は前進しながら曲がる感覚より掴みにくいから、教習所にいる間では覚えられないですよ」とのこと。そのとおりなんだろうけど、身も蓋もない(笑)。
 さらに、1回方向変換が終わったら場内コースを1周してまた戻ってくるのだが、そこでまだカーブ時にスピードが落とし切れていないと基本的なことを注意される。むー。
 返ってきた教習原簿を見たら、本日の項目が復習項目として書かれていたので、やり直しか?!と一瞬思ったが、次の時間も同じ項目をやるのでそう書かれていただけらしい。

 続いて、学科19「悪条件下での運転等」を受講。さらに、途中2時間も間が空いてしまうので一度帰宅してからまた夕方に来て学科20「特徴的な事故と事故の悲惨さ」も受講。なんて熱心なんだ(本当は学科と学科の間に技能を取りたかったのだが予約が一杯だった)。
 後者の時間を担当した教官氏が、授業開始早々「私が教えてる教科はほとんど学科試験に出ないんだよねー」とボヤキ漫才のような発言をしたのでウケてしまった。でも、その分どちらの学科も教官氏の体験談や目撃談を交えたトーク?でなかなか退屈しないものではありました。

2007.10.19 (金)  縦列駐車にチャレンジ
 本日も教習所内にて、前回と同じ項目のうち、今度は縦列駐車を特訓。縦列駐車に関しても、この教習所での卒業検定限定?のポイントを教わる。バックしてポールが左後ろの三角窓の中央に見えたら停まってハンドルを左に切る、とかね。
 実際に路上で縦列駐車するときはポールを前後のクルマに置き換えて考えるんだろうけど、イメージが湧かない。ポールではなくウレタンか何かでできたハリボテカーを置いてみてはどうか?と思ったり。
 縦列駐車は、手順どおりにやれば方向変換よりも上手くできる確率が高い気もしたが、1号は最後にクルマがまっすぐになったところで停めるのが苦手。自分でまっすぐだ!と思って停めてもまだビミョーに曲がっているのだ。このあたりが「慣れ」ってヤツですか?
 1号が真剣に縦列駐車に取り組んでいる間、ヤング教官がしきりに技能教本に何か書いてるなーと思ったら、停止位置などのポイントを親切に書き込んでくれていた。若いのになかなか気が利くのう。(^^)

 引き続き、学科18「車に働く自然の力と運転」および学科15「死角と運転」を受講。学科もだいぶ受講済みになってきたので、来週は効果測定100問受験にトライせねば(効果測定に合格していないと最後のみきわめが受けられない)。

2007.10.21 (日)  ほめて伸ばそう運転技能
 土日は基本的に教習所に通わないのだが、どうしても日曜の夕方でないと受講できない(あとは午前中しかやっていない)学科があったため、休日出勤(違)。その前に技能も1時間。
 今日は前々回・前回の項目10にさらに

11. 急ブレーキ

が加わる。まず最初に時速30Km超で実際に急ブレーキを踏んでみたり、時速20Km超でカーブを曲がってみたりを体験。でも、それぞれ1回ずつやっただけで、「アブナイことはこれくらいにして、方向変換と縦列駐車の復習をしましょう」ということに。
 今日の教官氏は、第一段階から通じて初めての人だったのだが、教え方が非常に良かった! おじさんというよりはおじいさんに近い年齢で、見た目は国民新党の綿貫党首に似ているが、指導がとてもわかりやすいし、態度や言葉遣いも紳士的?だし、学校のベテラン教師のような感じ。方向変換でなんとかギリギリうまくいったようなときでも、「今ので非常によくできてましたよ。検定だったら合格ですよ」と言ってくれて、ほめられて伸びるタイプ(ただし、すぐイイ気になりがち (^^;)の1号向きでした。
 縦列駐車をやりながら「これって実際の路上ではどうすれば…」と聞けば、「前のクルマとハンドルが同じ位置に見えるまでバックしたら停まって始めればいいんですよ」と教えてくれた上で、「でも、教習所の縦列駐車の場所は間隔が狭いですからね。普通はこんなに詰まってないです。実際の路上でこれくらいの距離しか空いていなかったら、そもそもそこに停めようとはしないと思いますよ」と目からウロコなお答え。そりゃそうか、と気が楽になりました。
 
 その後、学科22「駐車と停車」を受講。これを先に受講していれば、技能の項目9「駐・停車」はもっとラクだったかも?
 しかし、駐停車禁止場所10ヶ所を覚えるためのヘンな語呂合わせはいただけない。1号はもともと歴史上の年号とかを語呂合わせで覚えるのは苦手、というか好きではないのだ。無理のある文章を覚える方が苦痛。文章を覚えたとしても、それを年号に復元できなかったりね(笑)。というわけで、三十路の脳細胞に鞭打って正攻法で暗記するぞ!と心に誓うのであった。

2007.10.23 (火)  効果測定は受かることに意義がある(?)
 3時限ぶりなのになんだかとても久しぶりな気がする路上教習。大通りに出て行くときには結構緊張した。
 1時間目は今までとちょっと順序が変わって

15. 特別項目

技能教習テキストには「山道での運転」「雪道での運転」「都市高速道路での運転」などが例として載っているが、ここの教習所的にはそんなの関係ねえ!なので、この時間の内容は「一方通行」なのでした。確かに当市内は道路の設計がいい加減で一方通行も多い。それ以前に道幅も狭いし、やたら曲がりくねっていたりするし、意味不明な五叉路もあったりして走りにくいのだ。
 具体的には、一方通行の道路を走るコツのような技術的な話ではなく、目的地に行く途中に一方通行の道路があった場合にそこからどういう風に経路設定するか(どの道を通るか考える)という、次の時限の内容に絡めた練習だった。
 途中、1号は右折するつもりの交差点を通り過ぎてしまうという失態を犯したが、そういうヘマは初めてだったので我ながらビックリ。右折することはわかっていて、ウィンカーも出して速度も落としていたのだが、対向車線で大きなダンプカーが近づいてきていて、このダンプが来る前に曲がろうか、通り過ぎるまで待とうか…と考えているあいだに何となく交差点を通過してしまったのだ。予想外の展開だったらしく、同乗の教官氏も「なんで行っちゃうのー?!」と慌てていた。こういうミスは久々の路上ならでは…なのか? これが原因でOKがもらえないかと思ったが、どうにかクリア。

 そして引き続き、

12. 自主経路設定

今度は出発前に市内の地図を見て「ここからここまで自分で経路を考えてください」と言われ、曲がり角などを覚えてから走る。途中で経路がわからなくなったら、いちいち路端にクルマを停めて地図を確認しなければならない(信号待ちでの確認は×)ため、かえって面倒なことになるので、必死で経路を暗記。
 幸い、目的地までに覚えなければならないポイントは3ヶ所くらいだったので、途中で停車することもなく目的地に到着できた。こういうやり方で3ルートほどトライ。結局、そのルートのどれかを卒業検定の自主経路設定で走らされるらしい。が、走り終わった今となってはもうあまり覚えていない(をい)。

 こうして、技能教習ながらかなりアタマを使ったあとで、休む間もなく本免前効果測定100問にチャレンジ。制限時間40分で、1問1点の問題×90問+1問2点の危険予測問題×5問。合格ラインは90点。
 まだ全部の学科を受講し終わってないし、昨夜は仕事が忙しくて勉強できず、今日出かける前に泥縄式に問題集のおさらいをやったくらいなのでダメもとだったが、なんとかギリギリ90点で合格! ふー、危ない危ない (^^;。ラストの危険予測問題(イラスト問題)で2問も間違えたのが計算外だったけど、ペーパーテストは受かったもん勝ちということでひとつ。

2007.10.25 (木)  鼻ピーくんと一緒
 今日は複数で受講する3時間連続教習。まず技能として

13. 危険を予測した運転(ドライビングシミュレータ1時間+路上1時間)

をやってから、その運転結果を受けて

学科11「危険予測ディスカッション」

をするという構成。
 どんな人と一緒に教習を受けるのか?と乗車待合室で待っていたら、年齢的には1号の息子でもおかしくない(爆)鼻ピアスの若者でした。でも別にヘンな奴ではなくて、教官氏にはちゃんと挨拶したり丁寧語も使っていたのでちょっと安心。

 1時間目はSEGA DRIVING SIMULATORという、まさにゲーセンにありそうなマシンを使って、画面上に出現する危険なシチュエーションに対応するというもの。教習生の運転ぶりは記録され、後でいろんな角度から再生可能。クルマと街並みのCGは結構よくできていたけど、人間は手抜きでレゴのミニフィグみたいここに載っているような人形のこと)だった。
 マシンを動かしてみたら、普段乗っている教習車に比べ、ハンドルもアクセルも重くて運転しづらい! 実車なら軽くアクセル踏んだだけで加速するのに、このマシンではかなり踏み込まないと時速40Kmが出なくて、それだけで疲れる。しかも、鼻ピーくんがやったときはフツーの街中というシチュエーションだったのに、1号はなぜか急カーブの山道を走らされて四苦八苦
 ある程度スピードを出さないと危険な状況が発生しないようになっているらしく、教官氏に言われてアクセルを踏み込んだとたんに交差点で左側からボールがコロコロと…。急いでブレーキを踏んだけど間に合わずボールを追ってきた子供をはねました。いやー、シミュレータでよかったよかった。 (^^;

 次の時間の路上も鼻ピーくんと一緒。前半を鼻ピーくんが運転し、後半を1号が運転したのだが、本来マニュアル車で教習を受けていて、この時間に限りオートマ車を使用したにもかかわらず、鼻ピーくんは運転が上手い! そりゃ、操作の難しいマニュアル車に慣れていればオートマなんて楽勝なのかもしれないが、教習原簿をチラ見したところ、技能で全然オーバーしてないようだったし。ああ、若いって素晴らしい!(違?)

 最後の学科では、前の時間の路上での運転を顧みつつ、主に横断歩道に要注意というアドバイスを受ける。
 こうして鼻ピーくんとの3時間も終わったが、鼻ピーくんとしては「この時間、カワイイ女の子と一緒になって恋が芽生えちゃうかも!」と期待していたかもしれず、もしそうだったら申し訳ないと思わないこともない1号でした。

2007.10.27 (土)  嵐を呼ぶ応急救護
 台風20号が関東地方に接近した土曜日の午後、1号は文字通り雨にも負けず風にも負けず、教習所へと向かった。今日はまたもや3時間連続の

学科13「応急救護処置1」
学科14「応急救護処置2(2時間連続)」


を受講しなければならないのだ。
 こんな天気なので当日キャンセルした軟弱者もいるのでは?と思っていたが、MAX10人を越える11人の受講者が!…と思ったら、予約をせずに受講しようとしていた人がいたのだった(応急救護は学科だが予約必須)。

 最初の1時間は通常の教室で教科書とビデオを見て心肺蘇生法のやり方を学び、2時間目からはレッツ実践! 小芝居じみた演技をさせられるというウワサも聞くが、ここの教習所ではそれはなかった。
 連れて行かれたプレハブ小屋のような建物の床に横たわる3体の男性型心肺蘇生トレーニング人形、その名はJAMY-III(通称:ジャミーさん)。この日は参加者が多かったため、教官氏がボストンバッグ?の中からさらにもう1体のジャミーさんを取り出したが、面倒だったのか上半身のみで両腕もナシ(他のジャミーさんには下半身も四肢もあり、緑色のジャージを着ている)。パッと見猟奇的な光景であった。
 このジャミーさんを相手に気道確保→(人工呼吸2回+心臓マッサージ30回)×5セットを練習する。1号は先程の上半身のみのジャミーさんがお相手。人工呼吸は携帯マスク越しにやるので大丈夫(何が?)。ジャミーさんは腹部に表示装置があり、ちゃんと気道確保されているか、マッサージのペース&強さはどうか、人工呼吸で空気が何cc入ったかなどが表示される。
 心臓マッサージは1分間に100回のペースで行わなければならず、かなりハード。人工呼吸も、1号の肺活量が少ないのか、なかなかジャミーさんの胸が膨らんでくれない。最後にはこっちの方が救護が必要なくらい疲れる
 最近よく見るAEDの使い方も習ったが、これは模擬AEDが1台しかないので、教官氏が説明しながら使用するのを見るだけ。AEDの使用法のビデオでは、心臓発作を起こした人にAEDのパッドを貼るため、ボタンを外す素振りすら見せずに一気にベリベリッとワイシャツの胸元をはだけるシーン(どんだけ怪力なんだよ (^^;)と、「胸毛によってパッドをしっかり貼り付けられない場合は胸毛を除去してください」という一文に内心で噴いた。

 応急救護終了後、最後まで残っていた

学科24「交通事故のとき」「自動車の所有者等の心得と保険制度」

を受講。これにて第二段階の学科はすべて終わり、晴れて高速教習を受けられる身分に。
 てなわけで、帰宅後にPCから高速教習の予約をし、ついでにその後(別の日)に受ける技能教習ラスト2時間分も予約を…と思ったら、第一段階で2時間オーバーしていたため、既に預かり金がゼロになっていて予約できず。はー、世の中ゼニやゼニや!(何か違う)

2007.10.30 (火)  女3人寄れば高速教習
 ついに今日は午後から3時間連続で高速教習。もっとも、構成は

15. 高速道路での運転
12. 自主経路設定(2時間)


ということになっていて、高速道路を降りた後はフツーの道路も運転する。
 今回も複数での教習なのだが、妙齢ならぬビミョーな年齢の女性3人で一緒に受けることになった。多分、年齢順では1号が真ん中。全員オートマ限定コースだし、運転が超絶上手そうな人はいないと見た!(含 自分)

 最初に全員で簡単な点検をしていざ出発。教習原簿の番号順ということで、1号がトップバッターで運転することになった。
 教習所の立地条件などによっては高速教習で実際に高速道路を走らないところもあるようだけど、幸か不幸かここの教習所は目と鼻の先に高速道路が走っている。ただし、直近の入口からは都内方向にしか乗れないため、隣の市にある入口から乗って、埼玉→千葉→茨城方面を目指すことに。
 初めて高速道路に合流するときはやはり「ひ~」という感じ。教官氏の「はい、合図出して!アクセル目一杯踏んで!」という指示に従うが、1号は非力なため(?)、アクセルの踏み込みが足りずにうまくキックダウンができなかった。道路もそんなに混雑していなかったので、無事本車線に合流はできたけど。
 普段の路上での速度から考えて、時速80Kmはどんなに速いかと思っていたが、これが意外にもそんなに速く感じない。周りもそれ以上の速度で走ってるし、速度をキープするのに必死でそれどころじゃないからか? むしろ、ちょっと気を抜くとハンドルがブレそうになるのが怖かった。
 その後、時速100Kmでの追い越しをしたり、トンネル内を通過したり。料金所では初ETCも体験した(これまでの助手席人生を通じても初のETCだった)。
 約16Km運転したところで茨城県内のパーキングエリアに入って次の人と交代。時間的には20分くらい? 本当にあっという間でした。フツーの路上に比べ、ハンドルをほんのちょっと動かすだけでいいので車線変更はむしろラクかも?と思ったり、速度が上がると自然と遠くを見るようになるというのは本当だと実感したり、確かに高速道路での運転はなかなか有意義かも。でもやっぱり、交代したときはホッとしたというのが偽らざるキモチ。
 2番手の人も同じくらいの距離を運転したところで3番手に交代し、Uターン。彼女はちょっとスピード出し過ぎ気味で、いつの間にか120Km近く出していて、教官氏に注意されていた(最高速度は100Kmだからね)。距離的には彼女が1番長く運転し、往路で1号が交代したPAより教習所寄りの出口まで行って高速を降り、高速道路での運転は終了。

 ここで再び1号が運転席に。教官氏の指示のとおりに千葉→埼玉まで運転。この途中で、我が市内には存在しない踏切の通行も体験し、いろいろと「初物づくし」が多い教習となった。
 やはり、高速道路を走った後だと時速40Kmが非常に遅く感じる。見通しが良くて走りやすい道で40Kmをキープして走るのは結構苦痛だったのだ。そーゆーのが危ないんだなーきっと。
 また途中で2番手の人と交代したが、彼女は休憩のため立ち寄った公園の駐車場での駐車にもチャレンジさせられていた。あー、コレやらされなくてよかった~と安堵する1号(笑)。さらに、その後を担当した3番手の人は自主経路設定をやらされていた(教習項目としては自主経路設定2時間になっているが、1号も2番手の人も教官氏の指示で運転したのみ)。考えてみると、トップバッターではあったが、1号が最もラクをしていたかもしれない f(^^;。
 こうしてとにかく無事教習所に帰着し、高速教習もクリア。でも次に高速道路を運転する日はいつ? 今日が最初で最後の記念すべき高速体験という可能性も小さくない。いやマジで。

2007.11.2 (金)  最後の教習…になるか?
 オーバーによって足りなくなっていた教習料も払い込み、今日の2時間連続で技能教習は終了(の予定)。まず1時間目は、今までにもやってきている

12. 自主経路設定

 この期に及んで初同乗の教官氏の指示を受けて、2ルートくらい自主経路を設定して走らされる。しかし、今日は天気がどんよりしているせいもあるのか、遠くの方がよく見えず、右左折の合図が遅くなったり、横断歩道のところにいる自転車を見過ごしそうになったりとかなりバタバタになってしまった。
 教官氏には、まだ視野が狭いとか、判断したらもっとテキパキ動作に移れとか言われる。わかっちゃいるけどうまくいかない、それが人生なのさ…。orz

 それでもOKはもらえたので、次の時間はいよいよ

16. 教習効果の確認(みきわめ)

となった。
 実際の卒業検定では、課題走行(教官の指示に従って走る)と自主経路設定(自分でルートを決めて走る)と方向変換 or 縦列駐車をやるのだが、時間がないのでみきわめでは自主経路設定と方向変換と縦列駐車の3つを行う。
 自主経路設定では、今まで走ったことがない方面に行ったのでいつも以上に土地鑑がなく、曲がる交差点ばかりを気にしていて目視ができていなかったらしい。右折時に自転車を見過ごしそうになったし。
 それから教習所内に戻って、方向変換と縦列駐車を2回ずつ。この課題自体はなかなか上手くいったのだが、方向変換エリアから縦列駐車エリアに移動するため場内コースを走っているとき、左折で縁石に乗り上げそうになった。うーむ、油断大敵。
 みきわめ担当は久々の「おしゃべり教官」氏だったのだが、教習所内のコースを走っているときになぜか「ALWAYS 三丁目の夕日」の話になっていた(笑)。
 そんななごやかムードの中、無事「みきわめ:良好」をゲット! 結果的に第二段階では1時間もオーバーせずに済んだが、それは1号の運転技能が上達したからというよりも、ココの教習所が「第二段階ではよほどのミスをしでかさない限りOKとする」という方針なのではないかと思われる。

 かくして1号は、2日後の日曜日に卒業検定を受けることとなりました。日曜は平日より路駐車がいなくて走りやすいらしいことに期待。
 修了検定(仮免)は平日に受けたので2人だけだったが、申し込み時に見たら、さすがに日曜だけあって既に10名以上が申し込んでいた。
 免許取得への険しい道のりもゴールに近づいているのか? それとも卒検に落ちて補習に逆戻りか? 答えは神のみぞ知る…。

2007.11.4 (日)  ♪日曜日は卒検に出掛け~
 ついに卒業検定。修了検定と同様、朝8時集合なので眠くてなかなか気合いも入らない(?)。
 教室に入ってみると、本日の受験者は15名。男女比はほぼ半々で、オートマとマニュアルの比率もほぼ半々(女性は全員がオートマで、男性に1人だけオートマの人がいた)。
 説明が始まり、本日の自主経路設定のコースが発表される。ここの教習所では卒検コースは6種類あるそうなのだが、今回は受験番号が奇数の人がAコース、偶数の人がBコース。受験番号6番の1号はBコースとなったが、ハッキリ言ってAコースの方がルートが簡単で走りやすい。Bコースは途中に見通しの悪い交差点や横断歩道が多くて油断できないのだ。ただ、教習所内での課題は奇数番号が方向変換、偶数番号が縦列駐車だったので、どちらかと言えば縦列駐車の方が成功確率の高い1号はそれにはホッとした。

 全員揃って教習所のマイクロバスに乗り込み、卒検コースの発着点にゴー。卒検は2人ずつクルマに乗り込み、まず1人がここから課題走行(指示に従って走る)+自主経路(決められたスタート地点とゴール地点の間を自分でルートを決めて走る)を行い、途中でもう1人にチェンジしてまた課題走行+自主経路で戻ってくる(行きの逆のルートというわけではない)というやり方。
 1号の順番は結構早いので、今のうちに自主経路をアタマにたたき込もうと1人ずつ渡された地図を見直そうとしたとき、いきなり「はい、じゃあ5番と6番の人から」と呼び出しがかかった! えええ、1番からじゃないんですか~?!(そのワケは、受験番号1~4番、5~10番、11~15番でそれぞれ別の検定員が担当することになっていて、まだ1~4番担当の検定員氏が来ていなかったためらしい)
 それでもまだ5番じゃなかったのが不幸中の幸い、動揺を抑えつつ後部座席へ。5番の人はそんなアクシデントにもめげず、渡ろうとしている子供が対向車線側にいる横断歩道でちゃんと停まったりしてなかなか順調。途中、課題走行から自主経路に移行した後でまだ検定員氏が「次を右」とかウッカリ指示を出してしまい、「あ、自主経路だったね(をい)」などということもあったが、とうとう道端に「発着点」と書かれたポールが立っているところまでやって来た。ここで停車して1号と交代するのだ。
 どんどん近づいてくるポール、ドキドキする1号。そしていよいよ路端に停車…というところで左に寄せすぎたクルマが歩道の植え込みに接触!検定員氏が急ブレーキ!後部座席で「ひー」と声を上げる1号!…コレってウワサの「検定中止」ってヤツですかい? うわー、あともう少しだったのに。
 こんなハプニングの後では、せっかく治まってきていた動揺もまた激しくなるというもの。しかし容赦なく「じゃあスタートしてください」と言われる。とにかく絶対にクルマを左に寄せすぎないぞとココロに誓って出発。左折のウィンカーを出し遅れたり、右折のウィンカーを早く出し過ぎたり(曲がりたい角より手前の角で出してしまった)、ビミョーなタイミングで信号が黄色に変わったけどそのまま通過したり、後から思えばヤバそうなポイントはいくつかあったが、とにかく道を間違えたり途中でブレーキを踏まれたりすることなく走りきった。もちろん、最後はあまり左に寄せずに停車。クルマを降りる前、検定員氏に「2人とも車両感覚がない」と言われました。 (^^;

 こうして1号はトップバッターで終わってしまったので、その後、2時間近くマイクロバスの中で待機。全員の路上での検定が終了したのはもう昼過ぎだったが、そのまま教習所に戻って休む間もなく方向変換 or 縦列駐車の試験へ。
 今度こそ1番から…と思いきや、またもや5番・6番からだった。まあ、今度はそんなこともあるかとちょっとは覚悟していたので動揺はしなかったけど。
 まず5番の人が運転して方向変換をやり、発着点で交代して1号が縦列駐車を実施。これはほぼ問題なくできたと思う。
 終了後、検定員氏に講評?をもらうのだが、「ハンドルの持ち方が直ってない!」と怒られる。見れば、検定員は以前1号にハンドルの持ち方をウルサく言った教官氏だった。さらに「左折のとき大回りすぎて対向車線に出ちゃうよ!」とも。あー、それは前回のみきわめのとき左折で縁石に乗り上げそうになったので過敏になってるんです~とココロの中で口答えする1号。
 致命的な失敗はしてないつもりだったのに、検定員氏にいろいろと厳しいことを言われたため、かーなーり不安なキモチになって卒検終了。
卒業証明書
 それから1時間ほどして結果発表。結果は…1号を含め13名が合格!落ちたのは、やはり1号と組んで試験を受けた5番さんと、方向変換で何度も切り返しをやってしまった人(切り返しは3回までらしい)でした。
 その後、卒業証明書(左写真)ができるまでさらに2時間近く待機。待っている間、さっきの検定員氏と顔を合わせたら、ニコニコして「良かったね!」と言われました。実はイイ人だ。それなら最初から厳しいこと言って不安にさせないでおくれよ~。
 その後は「卒業式」で、本免学科試験に使う書類一式や、記念品(クルマに貼る若葉マーク)をもらい、本免試験の説明や免許を取ったら安全運転でね的なお話を聞いて、午後5時にはこの教習所でやるべきすべてのことが完了。一抹の寂しさもないわけではないが、これでもう教習所通いをしなくて済むと思うとやはり気分爽快。残すはいよいよ本免学科試験のみ!

2007.11.13 (火)  最後にして最大の難関
 卒検合格後、仕事が忙しかったせいもあり、本免試験を受けに行けたのは1週間以上も経ってから。
 埼玉県の場合、試験場は鴻巣にある免許センターのみ。同じ県内に住んでいても「鴻巣ってドコ?」と言ってしまうくらい、クルマの免許関連以外では用のない場所だ。 1号の最寄り駅からは電車で約1時間20分。駅からバスでさらに10分。そして試験は午前中しかやっていないので、9時15分までの受付時間に間に合わせるには7時前に出発。 さすが最終関門、ハードルが高いぜ!(朝起きる時間の (^^;)

 電車に乗る時間は長かったが、通勤ラッシュとは逆方向なので席に座ることができ、教本を見直そうと思いつつもついウトウト。 鴻巣で下りると駅前のバスターミナルに行列ができていて、満員のバスに揺られて免許センターへ。
 1階で申請手数料 2,100円の収入印紙を購入→教習所が作成してくれた書類に貼り付け→窓口でチェックを受ける→視力(&聴力)検査を経て2階の教室へ。 ここで書類を提出。同じ教室で受験したのは全部で百数十人くらいだった。
 9時45分頃から試験開始。「埼玉県の試験問題は難しい」というウワサを聞いていたが、学科ではほとんど触れられなかったオートマ2輪関連の問題が数問出て困った。 あとは、同じ内容を表現を変えて尋ねている(と思われる)問題。コレって正解に自信がなかったら、片方の問題では○、もう片方の問題では×をつけるべき??? そして、どうも1号はイラスト問題が苦手のようだ(爆)。
 そうこうするうちに50分で95問(うち1問2点のイラスト問題5問)の試験が終了。全問回答して見直す時間もあったが合格の自信はない。 合格発表

 1階に戻って約30分後の発表まで待機。普通一種以外の種類の免許から先に発表が進み、いよいよ11時5分。電光掲示板に1号の受験番号「125」は…ありました~(見にくいけど右写真の枠内)。 はーやれやれ。また別の日に鴻巣まで来ずに済んだことがとにかく嬉しい。
 偶然にも高速教習&卒検で一緒になった女性を発見し、一緒に教室に戻ると「運転免許学科試験整理表」という紙切れをもらう。 一応、合格者には試験の点数を教えてくれるのだ。1号の得点は93点でした。んー、ビミョー? でも合格したからいいのさ~。
 受験番号「125」だった1号の合格後の整理番号は「79」になっていて、どうやら約1/3の人が不合格になった計算。 ちなみに1号の前後左右の受験者は全員討ち死にしていた(ただし、試験問題は2種類あって、前後左右でカンニングできないようになっているらしい。 一緒になった女性と問題の話をしていて「何か話がかみ合わない…」と確認しているうちに判明)。 免許ゲットだぜ!

 この後は昼食休憩をはさんで免許用の写真撮影。流れ作業でどんどん進んでいくので、ヘン顔になったり前髪がオープンしないように注意を払うのがやっと。
 さらに、免許交付手数料 2,100円を支払った後、免許ができあがるまでの待ち時間?に「合格者講習」ということで、警察の人の話を拝聴。 ビデオを見せられるという話も聞くが、それはなかった。
 そしていよいよできあがった免許がコチラ(左写真)。初心者を表す若葉色のラインが初々しいぜ! 1号の血と汗と涙と(←かなりウソ)少なからぬ時間&金の結晶が今ここに…。と感慨に浸るまもなく、もう午後3時になっていたので速攻帰宅。
 鴻巣での免許取得は丸1日仕事で疲れたが、これで1号も晴れて免許持ち。 (ギリギリ)三十路の手習いならぬ免許取得という目標を達成できて、この連載小ネタもなんとか最後まで漕ぎつけることができました。めでたしめでたし(?)。



後記(2008年10月6日)

 で、その後。
 「せっかく免許を取ったのだから、上手く運転できるようにならなきゃ意味がない!」と思っていたのは最初のうちだけ。 そして、かなり早い時期に駐車場でぶつけたのを機に、案の定、すっかりペーパードライバーに(爆)。
 やっぱりねー、クルマは

  • 運転すること自体が好き
  • 通勤や毎日の買い物などで乗らざるを得ない
のどちらかでなければ、必要もないのにそうそう運転する機会も意志も持ち続けられないっす。
 約2ヶ月にわたる実録を11ヶ月も経って完結させて、挙げ句にそんな結論かーい。 (^^;


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