File 17 あえて今!東京タワーに昇る!…しかも階段で
場所 体験日 アクセス 東京タワー 2010年4月24日 日比谷線神谷町駅より徒歩7分
東京スカイツリーが東京タワーの高さ333mを抜いたことが盛んに報道されていた2010年4月、女王様1号はあえて東京タワー見物に行って参りました。 まあ別にスカイツリーができたからって東京タワーが取り壊されるワケじゃないけどさ。
ここに来たのは大阪に住んでいたイトコが夏休みに上京してきた約30年前以来(爆)。 久しぶりに見ても東京タワーの外観は変わっていないが、おそらく当時はやってなかったと思われるのが大展望台(150m)への昇り階段の開放(土・日・祝日のみ、夏休み中は毎日)というモノ。 要するに大展望台まで階段で昇れるというだけなんですが…。
普段なら絶対にエレベーター > 階段を選ぶし、料金もエレベーターと同じ820円払わなければならないのに、こんな風にイベント的にやられるとついついノってしまうのが女王様の悲しい性(さが)。というわけで、まずはタワーの真下にある4階建てのビル、フットタウンの中の階段を昇って屋上まで。ここから大展望台行き階段と書かれた外階段を昇ります。 といっても単に赤く塗られた非常階段で、ところどころに東京タワーにまつわるお子様向けクイズが出題されたりしているだけ。下の景色はさすがによく見えるけど。
途中で写真も撮ってみたのだが、なかなか上手い具合に「おお、東京タワーを階段で昇っている!」という臨場感?が出せない。なんだか「建設現場で撮った写真」みたいになる(笑)。 ので、どんな感じになるかご覧になりたい方は東京タワーHPのこちらのページをどうぞ。
20段くらい昇るごとに踊り場があるから、海外で教会の塔の螺旋階段を昇っているときのように「休みたいけど後ろの邪魔になるから止まれない!」ということはないけど、やはり300段を過ぎたあたりからペースが落ちる。
「私は景色をじっくり見てるんですよ~」という顔をしながら休み休み昇り、約600段の階段を20分くらいかかってようやく頂上に到着。 ここまでの消費カロリーは約90Kcalらしい。多いのか少ないのかよくわかりません!
最後に大展望台への出口のところで「昇り階段認定証」なるものをもらう(左上写真)。イラストの変なピンク色のヤツは東京タワーのキャラクター、ノッポンブラザーズ。 青が兄で赤が弟だそうです。階段昇りは大展望台までですが、せっかくの機会なのでこの上の特別展望台(250m)へも行ってみることにする。ここまで行くのは初めて。 チケットを買うと番号が印字されていて、「何番までの人」と表示されたらエレベーターに乗るシステム。600円ナリ。
エレベーターの順番まで時間があったので、はるか彼方に霞んで見えるランドマークタワーを眺めつつ、大展望台内のカフェでビールを飲んで階段昇りの疲れを癒す。 あーせっかく消費した90Kcalが… (^^;。
さらに床の一部分が強化ガラスになっているルックダウンウィンドウから下界を見下ろすとこんな感じ(右中写真)。これも30年前はなかった気がするけど定かではない。 1号はまったく大丈夫だけど、高所恐怖症の人にはキビシイ…かな?
大展望台には他にもグッズ売り場や、なぜかタワー大神宮という「23区内で1番高いところにある神社」もあるのでした。順番が来てエレベーターに乗り、着いた特別展望台は大展望台に比べて非常に狭く、なんとなく圧迫感がある。 売店などは一切ないので、このフロアではただひたすらぐるっと風景を観賞するのみ。
北側の窓からはまさに東京タワーの高さを抜いたばかりのスカイツリーが遠くに(でも肉眼でもはっきり)見えた(左下写真)。 これがこの先ニョキニョキと高くなっていくのかと思うとちょっと不思議な気分。
右下写真は東側の窓から見えるレインボーブリッジやNEC本社ビルなど。 150mの高さの大展望台だとそれより高いビルもちらほら存在するが、さすがに250mまで昇るとどのビルよりも高いので(除 スカイツリー)見晴らしがいい。その後、特別展望台からエレベーターを乗り継いで下り(大展望台から階段で下りるというのはやってない)、足がつったり翌日に筋肉痛になることもなく、階段昇り体験は無事終了。
真夏だと死んじゃうかもしれないし、真冬だと吹きさらしで寒すぎると思われるので、物好きな方には気候の良い時期のトライをお勧めします (^^)。