File 21 東京港サンセットクルーズ


催行会社 体験日 アクセス
日本橋クルーズ 2022年10月23日 日本橋船着場
 三越前駅B6出口より徒歩3分
 日本橋駅B12出口より徒歩5分

コース図  以前から日本橋や水道橋周辺でたびたび見かけていたクルーズ船。調べたところ、どちらも同じ会社が催行していて、さまざまなコースがある模様。その中からサンセットクルーズをチョイスして乗ってみることにしました。
 サンセットクルーズにもいくつかコースがあるのですが、この日は「東京港A」。日本橋のたもとの船着場発着で、築地や豊洲と橋でつながっているエリアを70分でぐるっと一周するルート。 左写真は当日もらったコース図ですが、見にくいのでこちらのページを参照してもらった方がいいかも(番号は以降の写真の撮影ポイントです)。

 実は女王様1号が数日前に予約しようとしたところ、なんとこの回は既に満席!しかし、大人数でなければ当日支払でOKなので、意外と直前までキャンセルがも出る可能性アリ。 ということで、こまめにサイトをチェックして、前日に出たキャンセルを無事ゲットできました (^^)。
 女王様1号がこのクルーズで気に入ったのは、シンプルにクルーズのみで食事は付いていないところ。屋形船とかディナークルーズだとその分高くなるし、お値段ほどの食事内容じゃないし、結局食事と夜景観賞とどっちつかずになることが多いと思うし。 そんなわけで、土日祝日でも3,800円とリーズナブルプライス(平日は3,500円)。

クルーズ船と日本橋船着場  当日は出航時間(この回は16:30、サンセットに合わせるので毎日少しずつ変わる)の20分前までに日本橋のたもとの滝の広場で受付。支払をしてチケットと整理番号をもらい、時間が来たらその番号順に乗り込みます。
 右写真はサンセットクルーズの出港時に戻ってきたもう一艘の同型の船。定員44名。ご覧のとおり、屋根がないので雨天の際は中止になります。屋根はないけど一応トイレはあるのでいざという時も安心(?)。

 それでは女王様1号が撮った写真メインでコースをご案内。

日本橋 関東大震災で焼けた跡 日本橋の下を通過
①日本橋
全員が乗り込んだら、こんな感じ(左写真)で橋の上の通行人の注目を集めつつ?出発。中央の船長さんが70分間ほぼずーっと解説してくれる。
方向転換の必要があるため日本橋の下は2回くぐりますが、橋の裏側には関東大震災のときに石が焼けただれた跡が(中央写真)。ググった情報によると、燃えている船が突っ込んだらしい。こんなになっていても橋の耐久性には問題ないそう。
干潮時と満潮時で結構差もあるでしょうが、今回橋の下をくぐるときは割と頭上に近かった(右写真)。
永代橋とスカイツリー ららぽーと豊洲
②永代橋とスカイツリー
いくつかの橋をくぐって日本橋川を10分ほど下ると、隅田川に合流。でもそのまま隅田川本流を進まずに、永代橋を通り過ぎたところで分流(隅田川派川というらしい)に入る。
その時に左手を見ると、スカイツリーはこれくらいの距離感。
③ららぽーと豊洲
東京海洋大学や貯木場跡を左岸に見ながら進み、ららぽーと豊洲の沖合へ。ららぽーと豊洲内から海側を見たことはあったけど、水上から眺めるのはもちろん初めて。
サンセット 富士山の稜線
④晴海大橋付近
船は晴海運河へ。この日の日没は16時59分だったので、晴海大橋に差し掛かったあたりでちょうど日が暮れて、こんな夕暮れ空に(左写真)。
さらに橋に近づくと、ビルとビルの間から富士山の稜線が!(右写真の○の中)…でも肉眼でギリギリ見える状態だったので、この写真ではほぼわからないですね。 どうか心の目でご覧ください(^^;。
左端に写っている三角屋根のジャングルジムみたいなものは、2022年2月に営業終了した晴海客船ターミナル。現在解体工事中なので、この姿が見られるのもあと少しとのこと。
晴海大橋の次の豊洲大橋を越えると、右手には東京オリンピックの選手村として使われたマンション群(晴海フラッグ)が見えてきます。
レインボーブリッジ 浜松町方面
⑤レインボーブリッジ
この辺りで船は右方向に転針。レインボーブリッジの先へは出て行かないので、東京湾クルーズではなく、あくまでも東京「港」クルーズということらしい。 だからこういう簡単な造り?の船でも大丈夫なんでしょうけど。
⑥浜松町方面
ぐるっと回って隅田川本流を遡る復路に入り、浜松町方面を眺める。
左の特徴的な形の建物はNECの本社ビル、右奥に東京タワー。もう少し先に進むと浜離宮恩賜庭園や旧築地市場。
築地大橋と東京タワー 中央大橋とスカイツリー
⑦築地大橋と東京タワー
築地大橋を通過してから振り返って撮った1枚。
橋の本体と紫色にライトアップされたアーチが交差する辺りに東京タワーが写ってるんですが…このサイズだとやっぱりほとんど見えないので、再び心の目を発動させてください(笑)。
⑧中央大橋とスカイツリー
中央大橋のX字型タワーの隙間にうまくスカイツリーを収めて撮るチャレンジ。スピード落としてくれるけど、どうしても船が揺れるので至難の業。
船長さん曰く、コツは「とにかく撮りまくること」だそうです(撮りまくってようやくこのレベルのものが1枚…)。
永代橋 大川端リバーシティ21
⑨永代橋
永代橋まで戻ってきました。明るい時間帯に見たときはただの鉄橋だったけど、ライトアップされるとまた趣が異なって近未来的?
⑩大川端リバーシティ21
再び日本橋川に戻ったところで後方の高層マンション群と中央大橋を撮影。こういうタワマンはオサレだけど、実際に住んだら結構大変そう(余計なお世話)。
江戸橋ジャンクション
⑪江戸橋ジャンクション周辺
高速道路をこの角度から眺めるというのも貴重な体験。
今後、首都高の日本橋川上空部分が撤去される(神田橋ジャンクション~江戸橋ジャンクションを地下化する)というニュースは聞いていたけど、既に江戸橋出入口と呉服橋出入口が廃止され、一部の高架が撤去されつつあるのは知らなかった。そういう現場も通りすがりに見ることができます。
そして首都高速道路日本橋区間地下化事業HPなるものがちゃんと開設されているのね。


 こうして無事日本橋船着場に帰着。写真の背景で夕暮れから夜への時間経過もおわかりいただけたでしょうか。
 この日は10月下旬としてはかなり暖かく、最高気温は24℃まで上がったので、出発時には長袖1枚で快適だったけど、やはり水上を進んでいくと徐々に寒くなってくるので防寒必須ですね。
 でも天候に恵まれたこともあり、想像していた以上に景色を楽しめました。興味ある人はゼヒお天気の良さそうな日を狙ってみてください。女王様1号は(この会社のツアーではないけど)そのうち工場夜景なども見てみたいなーと思い中。

ビルライン

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