超不定期クロスゲート日記2001年度分

 
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A.D.2001年12月31日
「1年終わって……。」

  なーんて改めて振り返るほど今年はでかい事をしたわけじゃないけど。
2001年も2000年も大して変わらなかったし。
そう劇的な変化ってのはないねぇ。
  紅白歌合戦を観ながらこれを書いてたりして。
なんとなく観ちゃうんだよねー、これ。でも、最初から最後までぶっ通しで見る人って
あんまりいないんじゃないか、と思ってるんで、2001年は全部ぶっ通しで観てみようかと思ってる。
たまには観てあげないと。
  ああ、演歌もたまにはいいねえ。いや、ホントに。こういう機会がないと
演歌なんて聞かないし。

  2002年もやはり今まで通りの変わらない生活が待っている……、と思いたいね。
やっぱり人に必要なのは平穏な暮らしでしょ。まあ、波瀾万丈な人生を歩みたいと言う人は
それはそれでいいと思うけど。
  はっきり言ってこれ以上でかい事件に巻き込まれたくはないから。
世界人類が平和でなくてもいいから私だけは平和でありますように……。

  2001年最後の日もやっぱり「クロスゲート」はやる。
2001年最後の日だからってやる事に変わりはない。
「STEVEN」では薬を作り続け、セカンドはひたすら己を鍛え上げる。

  2001年は「クロスゲート」との出会いがあった、という意味で凄く意味のある
1年だったかもしれない。2002年も精進するぞぉ!!

  しかし、1年終わっての感想がまるでない、というのも少し寂しいような気もする。
まあ、2001年も全力で駆け抜けてきた(つもりだ)し、
2002年も全力疾走していきたいな、と。

  あと、2002年でこの「秘密の部屋」も3周年って事で、
ちょっとだけ気分を変えるためHPの名前を変えてみる事にした。
「秘密の部屋」→「Stevenの秘密回廊」へ。
名前が変わっただけで内容の変更は全くないけれど。
1月1日からHP名称変更のお知らせを出しまくらなければ。

A.D.2001年12月27日〜12月30日
「信じますか?奇跡」

  ふと気付いたら何かもう2001年も本当に終わりそう。
「クロスゲート」の世界でも全てのプレイヤーのスタート地点にして
殆ど全てのプレイヤーが冒険の拠点としている街「ファンブルグ」
にある城「リセリア城」の正門に門松が立ってるし。

  友人等と一緒に飲み会をしてきて危うく終電に間に合わなくなりそうに
なった話もあるんだけど、それは多分こっちでも語られてると思うんで、
ここでは多くは語らない。

  今日(12月30日)、なんべんやっても何がなんでもどうしても
クリアできなかった「ミスタードリラーG」のエジプトステージ(上級)を
「ホリ・タイゾウ」で初めてクリしたぜええええええええええええええええええええええええええええええええええええっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁああああああああああああああああああ(勝利の雄叫び)!!!!!!!
  正直言って自分の目が信じられなかった……。
「人間、努力すればなんとかなる」ってのは本当だったんですね。
と、すんなり信じ込んでしまうほど私は人間が素直にできていないが、
ちょっとだけ「奇跡」という言葉を信じてしまった。
  ……なせばなるんだなぁ……。
片腕一本で2000メートル潜っちゃったよ……。
  まあ、このゲームにはゲーセンでも、ん万円……いや、全部合計すりゃあ
ん十万ぐらいいってしまうのか……ぐらいお金かけたからなぁ。

  「クロスゲート」では、名前は明かさないがセカンドでデュエル最強
を目指して特訓中。だが、こっちの前途はまだまだ多難そうだ。
薬剤師「STEVEN」も、熟練薬剤師になるにはまだまだ時間がかかりそうだし。
でも、こっちだって、きっとなせばなる、と思う。
人は、そうやって生きているんだから。

A.D.2001年12月24日〜27日
「人生のポンポコポンは……。」

  ふと我に返るともう27日!?
おいおいおい、もう今年も終わりそうじゃないか!?
何かずーっとゲーム三昧な日々だけを送ってたような気がしてならない。
こんな堕落しきった事をしてていいのか!?私!?

  つい先日「クロスゲート」内で知りあいと話をしていたら、
とんでもない事実を知ってしまった。
「クロスゲート」の続編、というか姉妹作というか、なネットRPG
「ディプス ファンタジア」が発売されているというではないか!!
ちょっと待てー!!全然聞いてないよー!!
まだ「クロスゲート」遊び足りなすぎなんだけど!!
  道理で最近「クロスゲート」内の人が若干少なくなったわけだ!!
(でも、まだ結構人が一杯いたりする……暇してる人も一杯いるみたいだけど)

  とりあえず、今は「ディプス ファンタジアは購入する予定は全くなし。
将来的には購入する事になりそうだけど。
どっちにしろ、まだ「クロスゲート」の方に夢中だから。
  はぁ……かつて私が支援をした初心者さん達はみんな私をとっくに追い抜いていってしまった……。
自ら選んだ道とはいえ、さすがに一抹の寂しさを感じずにはいられない。

  自分のHPの掲示板を見ていたらちょっとどころか物凄く驚き!!
現在は殆ど放置中と言っていい「攻略記事へのリンクゲート」に対する反応が来た!!
マジで!?いまだに信じられないっていうか、世の中そんなもんなのか。
これを受け、攻略熱が再燃。私の家に生き残っていた「ガデュリン」の攻略を再開。
しかし、これはやる人少なそうだよなぁ……。
私だって「ファナ」ラヴからプレイを開始したんだもんねぇ。
「ファナ」がいなかったら絶対にこのゲームやってなかった。
  この「妖精さんが出てくるゲームは無条件でゲット」癖、早く治さないと……。
家にゲームが溢れてくる……。

  あと、日が昇っている間は「ウィズX」でひたすら地下に潜り続けている。
横から父親に「そんなに穴蔵にばっかり潜ってるとそのうち頭おかしくなるぞ。」
と言われたりもしたが、「ウィズ」で発狂できるなら本望!!
というか、「指輪物語」を観たら発狂するかもしれない。
  で、「ウィズ5」の息抜きに「ミスタードリラーG」。
どっちも地下という共通点がある以外は全く逆のベクトルのゲームのような気がするけど、
こっちも大好き。特にちていじんが(あえて「地底人」とは書きません)。
  もう、ちていじんの王様を私の家に攫ってきたいぐらい。
大臣でもいいけど。あ、もちろん普通のちていじんも大好き。

A.D.2001年12月23,24日
「イブより修羅道」
  日が昇っている間はずーっとぶっ通しで「ウィザードリィX」をプレイし続けている。
こう毎日地下に潜っているとむしろ地下の方が心地よくなってきちゃったりして。
いいねー。地下。地下って心和むね。

  かなり苦労しつつも何とか地下2階までたどり着いた私。
地下2階の敵はさすがに地下1階の敵よりも強い。
  何故か地下迷宮のはずなのに酒場とかがあったりもする奇妙な場所。
おまけに変なアヒルとかも出没したりするし。
  今日は、とりあえず入手したアイテムの鑑定のため、
そしてレベル上げのためにひたすら敵を殺し続ける。
多分、1日中敵を殺してたんじゃないか??
ああ、殺戮楽しい。この殺伐とした雰囲気が最高だね。いや、本当に。

  23日の夜は眠くなってしまって「クロスゲート」は全くやってなかったりする。
たまにはいいよなぁ。寝ちゃっても。
「クロスゲート」にも数多くの地下迷宮が出てくるんだけど、
「STEVEN」は弱すぎてそんなところの敵とは戦えないんで、
セカンドで「城の地下迷宮」の潜る事はよくある。
この日は潜ってないけれど。

A.D.2001年12月22日
「聖夜って、いつだっけ?」
  祝!!所持金10000Gオーバー!!
なんというか、かなり遅すぎるような気もするが、ようやくそれなりに資産が貯まってきた。
……とはいっても、世の中には、くじにん十万ぐらい人注ぎ込んじゃう人もいるらしいからねー。
ああ、私はなんて次元の低い所で喜んでいるんだ……。
しかも、ちょっと武器防具の修理とか体の治療やらをやるとすぐにお金減っちゃうし。

  「伐採」スキル(薬の原料となる「ハーブ」や、その他の木材等を手に入れる事ができるスキル)
が、ようやくレベル3になったんで、これからはLP150薬ではなくLP200薬を
中心に提供していく予定。もちろん、格安で。
本当は材料とかは他人から買えばいいんだろうけど、それやっちゃうとどうしても薬の値段が
上がっちゃうからできるだけやらないようにしてる。
  ……きこり(「伐採」を最も得意とする職業)になればよかったかもなぁ……。

  私にはセカンド(二つ目のキャラクターの事、ね。念のため)がいるという話は
ちょっとしたはずだけど、そいつはもろに戦闘系の職業だったりする。
  「STEVEN」では簡単に薬を作れるから、薬のありがたみってよく分からないんだけど、
戦闘系のキャラクターにとっては薬は命だね。薬なきゃやっていけない。
まあ、クレリックが回復魔法使えるんだけど。
(また、クレリックから他の職業に転職したキャラクターもやはり回復魔法が使えます。
  消費するFP……MPみたいなもんです……が多くなるらしいですが)
これからもどしどし薬を提供していこうと思った。
薬を必要としている人は「クロスゲート」世界には無数にいるんだから。

  ってなわけで、珍しく本当に「クロスゲート」の話だけで終わり。

A.D.2001年12月19日〜12月21日
「旅に……」

  出たいなあ、なんて思ったりする今日この頃だったりして。
まあ、いつもの事だけど。「旅に出たい病」は。
  長い長い大学生活がようやく終わり、冬休みに突入。
最近は、思いっきり羽を伸ばし続ける日々を送っている。
羽が伸びきってしまって元に戻らなくなるのではないか、と、
一瞬不安が頭を過ぎったりもするが。
あまり気にしない事にする。

  で、大学が終わって、今日から遊びまくってやるぜー!!と思っていたところ、
突如デスクトップパソが動作不能に陥った。
  うわー!!「クロスゲート」ができなくなったじゃないかー!!

  で、次の日、「もうこりゃ駄目だろ。」と思いつつも、
試しにメモリの接続の所を掃除してみると……。

  あっさり復活!!!!!

  パソコンが見た事もない異常な動作をしたら、
試しにCPUまたはメモリを調べてみるのがいい、という教訓を得た。

  よかったよかった。
早速次の日から「クロスゲート」開始。
薬剤師の「STEVEN」ではなく、全然別の名前のキャラクターでプレイ。
こいつは戦闘系の職業にしてみた。
いやー、「STEVEN」よりもレベルが遥かに低いのに強いねー。
「STEVEN」が弱すぎるだけだけどさ。
  しょうがないでしょ。生産系なんだから(と言い訳をしておきます)。
でも、今日からは「STEVEN」で元気に薬作りに励もうっと。
「STEVEN」と「……(名前はあえて明かしません)」とを交互に使っていこうか、
と計画していたり。

  さあ、これからは毎日が休みだ!!
がんがんゲームを攻略していくぞぉ!!
なにせ、平日は家では全然ゲームできないから。
  ってなわけで、昼間は「ウィザードリィX」をぶっ通しで攻略してたり。
どうしても解けなかった謎を、おやぢと協力して解いた。
ヒジョーにナイスだ!!おやぢ!!!!一瞬だけおやぢが神に見えた日だった。
次の日からはもうただの糞おやぢだが。

  せっかく暇ができたんだから小説の方もやらなきゃな、
とは思うんだけど、なかなかうまく進まなかったりする。
小説書くよりどうしてもゲームやっちゃうしね……。
  でも、あんまり長い間小説を書かずにいると書けなくなりそうなんで、
できる限り定期的に書いていこうと思っている。
ただでさえ最近小説の所は更新してないし。
まあ、小説の所を更新停止にしてるのはわざとだけど。
全部できてから一気にアップしたいな、と思ってるんで。

  あと、まだ構想以前の妄想の段階だけど、「ウィザードリィX」小説の方も少し考えてる。
全く、休みが暇だっていう人間の気が知れない。
まあ、私の場合はただ単に趣味に時間を使い過ぎているだけなのかもしれないけど。

A.D.2001年12月14日〜12月18日
「汚れ亡き者」

  「汚れなき者」って入力しようとしたらこんな変換になっちゃったんだけど、
少しだけ面白かったからそのまま使っちゃう事にした。

  ところで、「汚れなき者」って一体誰だろう?
何となく「汚れなき者」なんて単語が頭の中にふと浮かんだから書き綴ってみたまでなんだけど。
やっぱり、「汚れなき者」って言うと普通は「子供」とか言っちゃうんだろうな。
別に、私もそれに反対はしないけれども。

  それはそれとして、今日(12月18日)、私、とうとう、
 
 

警察のお世話になりました。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

っつっても、ただ単に落とし物を届けただけだけど。
(よく分からない手帳を拾っただけですよ)
  落とし物を届けるだけであんな面倒な手続きをさせられるとはねぇ……。
お役所っていうのはどこもそういうものなのか……。
2度と落とし物は届けるまいと固く心に誓った私だった。

  そして、ただでさえ未プレイゲームが溜まっているというのにさらに買っちゃった。
「ウィザードリィ ニューエイジオブリルガミン」(PS)に、
「アンシャントロマン」(PS)。
  「ウィザードリィ」!!いい!!良すぎる!!!
私の行き付けの店にてかなり安い値段で販売していたので発作的にゲット。
次の日には早速プレイ。
  いいーーーーーーーーーーーーー!!!!!!
それこそプレイしながらイってしまいそうになるぐらいいい!!
やはり我が魂の故郷「ウィザードリィ」(とか言ってますけど、
実際にクリアできたのは「外伝2」のみです)!!素晴らしすぎる!!
思わず「ウィザードリィX」のノベライズを計画しちゃうぐらい
(キャラクターの設定とか考えちゃいましたよ。「我が旅日記」の進行度と、
私が「ウィザードリィX」をクリアできるかどうか次第ですが、
ノベライズ計画、実現してしまうかもしれません。)

  また、今まで一度も見た事がなかった「ウィザードリィW」もかなり斬新で面白かった。
プレイヤーが「ウィザードリィT」で倒された最後の敵「ワードナ」となって、
自分が封印された迷宮から脱出する物語。
当然仲間になるのは皆モンスターばかり。敵は人間の冒険者。
今となってはそれほど目新しくもない感じだが、
やはり(ある意味で)悲劇の男「ワードナ」を操って自分を封印した人間達に復讐する、
というこのストーリー、幾分悪趣味な感じもするが、やはりいいものはいい。
いわゆる他の「ウィザードリィ」とはちょっと違ったプレイ感覚を味わえるのもまた面白い。

  「アンシャントロマン」。全然聞いた事がないのだが、
安さと箱の裏の画面写真に写っている妖精らしきキャラに萌えたため、早速ゲット。
これは、まだ未プレイ。プレイしたら紹介するかも。

  で、「クロスゲート」の方なんだが。ひたすら薬を作って売る日々を送っている。
とにかく、薬作りのレベルを上げない事にはどうしようもないし、
やっぱりお金が欲しいから。
  もう少しで10000G突破しそうなんで、今はかなり熱を入れて薬作りに励んでたりする。

  「クロスゲート」の世界にも何故かクリスマスツリーが立っているが、
私にクリスマスなど関係ない。ひたすらゲームをやり続けるだけだ。

A.D.2001年12月9日〜12月14日
「ただより安い物はない」

  この間に色々あったんだけど、この日記はあくまでも「クロスゲート」日記なんで、
そういう事柄はなるべく書かないようにする。
  書き始めると長くなりそうだし……散々ただ食いした挙げ句
後片付けもせず逃亡した話とか色々とね……。

  もちろん、これだけ時間が経過していると「クロスゲート」内でも色々な事があるに決まっている。

  祝!!初パン売り!!
(パン:料理の一種で、食べるとFP……普通のゲームで言う所のMP……が回復します)
売れるほどの量のパンを作るのにどれだけ苦労した事か……。
その割にはもうけが凄いわけでもないし……。
調理師の皆さんは大変なんだろうなあ……。
(「調理師」:食材から料理を作り上げる専門職。料理を作るのを最も得意とする職業です)
  まあ、私の場合は料理は別に無理して作らなくてもいいから、
楽なんだろうけど。

  あとは……デュエルの楽しさに目覚めちゃったかな。
何せ、負けても何も失うものがない。
(「DP」という数値が減少しますが、減ってもキャラクターの能力には一切関係しません)
  思う存分殴り合えるわけですね。
しかも、DIABLOみたいに問答無用で襲いかかられるわけでもないし。
(DIABLOUでは問答無用で襲い掛かられる事はないらしいですが)

  ちなみに、私のキャラは非常に貴重な魔法系薬剤師。
何故貴重か、それは、薬剤師の中で魔法を修得する者が殆どいないから……
ぶっちゃけた話、滅茶苦茶弱いってことです。
  薬剤師はそもそも戦闘系ではないので、決して戦闘能力が高いとは言えない
のだが、それにも増して弱い魔法を選んでしまった自分の業の深さに……。
(専門職が魔法を使えば絶大な破壊力を発揮します)
  そんな私がまともにデュエルで戦えたのは一緒に戦ってくれた人々のおかげだね。
やはり、持つべきモノはどれ……じゃなくて、闘友だね。うんうん。

A.D.2001年12月5日〜12月9日
「幸せのカタチ」
  なんだか、だんだん「『クロスゲート』日記」から外れてきたような気がする今日この頃。
相変わらず「パラレルトリッパーズ」は進行中なのだが、今日はその話は横においておいて、
ちゃんと「クロスゲート」の話を書こうと思う。

  って、誰だ!?普段からちゃんと書けって言った奴は!!
しょうがないじゃないか!!普段は忙しくて満足に「クロスゲート」ができないんだから!
週末ぐらいしかやるチャンスがないんでね……。

  「クロスゲート」は決められた目的が存在しないRPGだ。
だから、「絶対に行かなければならない場所」や「絶対に倒さなければいけない敵」
などは一切存在しない。
  だからって、ボスキャラが全然いないかっていうと、そんなことはなく、
結構世界各地に「ボスキャラ」と呼ばれるモンスターは存在していたりする。
(繰り返しになるが、絶対に倒さなければいけないわけではない)

  そんなボスキャラの一人に「熊殺しのオズナク」と呼ばれる敵がいる。
彼は、とある場所に居座って通行の邪魔をしているキャラクターで、通るには
彼を倒すかお金を払って見逃してもらうか、どちらかしかないらしい。
(あるいは、他の人が倒した所をすり抜ける、という他力本願な方法も)
  彼はいわゆる「化け物」ではなく、立派な人間だ。
ただ、彼が連れている大量の「熊」モンスターがかなり手強く、
私一人では絶対に勝てない(「オズナク」本人も、もちろんそれなりに強いが)。
実際、昔一人で挑んで1ターン持たずに殺された記憶がある。

  私は、その「熊殺しのオズナク」が、何故そんな所で人の通行の邪魔をしているのか、
なんてことは一度も考えた事はなかった。

  だが、つい先日「オズナク」の過去についての話を知り合いから聞かされた時……。

  これ、本当にエニックスのゲームですか??

  これだけは自分の耳と目で確かめて欲しい、と思うので、
彼の過去については多くは語らない。
ただ、「熊殺しの」という称号を持つにもかかわらず、
「熊」モンスターと共に出現する理由と深い関わりがある、とだけは言っておこう。

  この話をしてくれた知りあいは、「オズナク」の過去を知ってしまってから
「オズナク」を倒す事が嫌になってしまったらしい。
確かに、あの話を聞いた後に、今まで通りの「ただの『ボスキャラ』」という目で
「オズナク」と相対する事はできないだろう。

  なーんていいつつ、その話を聞いた次の日、もう私達は「オズナク」を倒しに行ったんですがね。
(正確には知り合いに倒してもらった……私は、彼とは戦えません……)
どんな事情があるにせよ、人の通行を邪魔したり人を叩きのめしたりしていいわけがない。
結局、私達が「オズナク」にしてあげられる事など何もない。
  彼の傷ついた心を癒せる者など……。
  私には、他人を幸せにする力などない。もしもできるとすれば、
それはただ他人が幸せになる手助けができるだけだ。

  「オズナク」は、今日も修羅の道を歩み続けるのだろうか……。
彼が幸せになれる日がくるのだろうか……?

  ただ、私にできる事は自分自身を幸せにする事だけだ。
まあ、しがない薬剤師である私にできる事といえば、
薬を売って困ってる人を助けてあげる事ぐらいだろうな。

  熊さんLOVE!!

ヨルムンド・エル・ガヴァリウス・タオ・ホーの言葉
「そうじゃ。人間には幸せになる権利があるんじゃ。
  それは、神々にも犯せぬ、神聖な権利なんじゃ。」

A.D.2001年11月30日〜12月5日
「世界の終わり」
  家にいる時間が短いので、どうしても
「グランディア パラレルトリッパーズ(以下『パラレルトリッパーズ』)」
の方を中心にプレイせざるを得ない状況。

  主人公と共に主人公の世界からから「グランディア」世界に飛ばされてきた
主人公の友人AとBが、突然トチ狂って「グルガン」とかいうとんでもない
化け物の封印を解いてしまった、とかいう無茶な展開(いや、嘘。かなりばればれだったけど。
だって、あからさまにおかしいんだもん。この二人。いや、正確に言うなら女の方だけ)
に驚きつつも、次々と懐かしすぎる仲間を増やしていく私。

  しかし、まさか「ドーリン」が仲間になるとは……。
彼、「グランディア(初代)」では、ただのNPCに過ぎなかったんだが。
最も、インパクトレベルはトップクラスだったけど。

  ……なにせ、彼、「」だから。
誰がなんと言おうと奴はだろ!?この牛野郎!!
何故相性が「にんげん」なんだ!?
主人公なんてどこからどう見ても人間なのに相性は「しょくぶつ」だぞ!?
(相性を変えるアイテムを身につけてるせいなんだけど)
  お前相性「うし」だろ!?絶対!

  と言うわけで、「パラレルトリッパーズ」の話はこの辺にしといて、
そろそろ「クロスゲート」の事も話しておかないと。

  まあ、「クロスゲート」内では私は相変わらずのんびりと薬作りをする日々を送ってたり。
私は、この「クロスゲート」の世界……世界の名前はないはず……
を魔族(表に出てくる敵達)の手から救う事ができる「開くもの」を召喚する儀式で
誤って召喚されてしまったただの一般人、という設定になっている。
  何だか、物凄く迷惑な話だと思う。というか、「喧嘩売ってんのかこのハゲが!!」
と叫びたくなる。「ごめんねぇ〜。」の一言で済ませてしまう腐れ国王、いつか殺す。
というわけで、私のキャラクターは「クロスゲート」世界で何とか生計を
立てていかなくてはならなくなった。
  で、私が選んだのが「薬剤師」という仕事だったのだが。

  ようやく「クロスゲート」世界での暮らしにも慣れてきた頃、
「開くもの」を名乗るプレイヤーが続々と出現し始めたではないか!!
(各プレイヤーには「称号」というものがあったりして。
  ゲーム内のイベントなどによってプレイヤーの意志とは無関係に変化する「Sp−Title」と、
  自分で好き勝手に名乗れる「Us−Title」の二つがある
  言うまでもなくこの場合は「Sp−Title」の方)
  ちょっと待て、「開くもの」がこんなにうじゃうじゃいていいのか!?
しかも、「開くもの」が世界を救っちゃったら私達はその日から飯の食い上げだぞ!?

  皮肉だね……。「クロスゲート」世界を救う存在である「開くもの」
が、私達一般冒険者の生活を脅かす事になるなんて。
  もしも、「開くもの」がこの世界から本当に魔族を一掃しちゃったら、
このゲームのサービスは終わってしまうのだろうか……?
  次回作「ディプス・ファンタジア」の噂もちらほらと聞かれ始めているし……。
まだまだ「クロスゲート」遊び足りないんだけど……。

A.D.2001年11月27〜30日
  GBカラーを買ったので、以前から狙っていた
「グランディア パラレルトリッパーズ」を購入。
早速電車の中でプレイ。
  おおおおおおおおおおおおおおっ!!!!!!!!!
な、何と懐かしい面々だ!!
電車の中であったにもかかわらずその場で叫び出しそうに
なるぐらい懐かしかった。

  一応ネタばれになるが、このゲームは既に発売から1年近くが
経過している(はず)なので、警告なしに容赦なく
ネタばれな話題を書く事にする。

  主人公ユウヒ(これはデフォルトの名前。私のセーブデータでは
別の名前になっている)は、どうやらごく普通の学生のようだ。
小学生なのか中学生なのか、それとも高校生なのか、それはさっぱり
分からないが(多分小学生じゃないか、とは思うんだけど)。
なにせ、絵から年齢がさっぱり分からないもんだから。
  そのユウヒ君と、その他友人2名が突然「グランディア(初代)」
の世界に引きずり込まれたってところからゲームは始まるんだけれども……。

  まず、一言いわせてくれ。何故いきなりユウヒ君魔法が使える!?
魔法だけじゃなくてなんか「スラッシュ」とか「ストライク」だとか
物騒な攻撃技まで身につけてるぞ!?
こいつ、学校で何をしていたんだ!?
もしかして、学校で木刀振り回してたんじゃないだろうな!?
……まあ、どんなに木刀振り回した所で魔法は無理だが。

  初めて登場する「グランディア」のキャラクターは「スー」。
別名「『プーイ』のおまけ」。
  若干8歳にして誰も為し得なかった冒険をあっさり
成功させてしまった将来が恐ろしい女の子だ。
  彼女の本体は頭の上にリボンのようにくっついている謎生物
「プーイ」なので、まあ、彼女が凄かったわけではないんだろうが。
(「スー」ファンの人、これ見てたらごめんなさい。全部ネタですから)
  次に登場したのは「フィーナ」と「リエーテ」。
  「フィーナ」は「グランディア」のヒロイン格のキャラクターで、
背中から羽が生えるという特技を持ってたりする。
羽が生える割には滅多に飛ばないというちょっと不便な奴でもある。
  「リエーテ」って人は、「グランディア」のストーリーの(多分)
最重要人物じゃないかっていう人。
もしもジャスティン達がこの人に出会わなければそもそも話が
始まらなかった。
(最初は本人と実際に会ったわけではないのだが、
その説明は面倒なのでパス)
  真面目な人なのかただの馬鹿なのかいまいちはっきりしない人でもあった。

  って、よく考えてみると最初に出てくるのは全員女性じゃないだろうか?
決してパーティメンバーに女性の割合が多いとは言えない
「グランディア」で、いきなりこんなに女性が出てきたら
後に出てくるのはムサい野郎どもばかりになってしまうと思うのだが。

  ま、いいか。私は「グランディア」の野郎ども、みんな大好きだし。
ラスボスのおっさん以外は。

  いやー、皆懐かしいなー。

  ……っていうか、一番大事な人がここにいないっていうのは
どういうことだろうか?

  一番大事な人?
そりゃ、もちろん「グランディア」の主人公だった「ジャスティン」君
の事以外にありえないでしょ?
  「死にました。」っていう展開を少し期待してしまった悪な私。
確かに、最初は出てこないけど、すぐに出てくるので
ちょっとガッカリ(←やっぱり性悪?)。

  唐突に登場したニセ「プーイ」こと「ピンキー」
(こいつはオリジナルキャラ)を仲間に加え、
「ユウヒ」「スー」「フィーナ」のパーティで冒険に出る事に。
  「ピンキー」って一体何者なんだろう……。
もしかして、全てが謎に包まれていた生物「プーイ」の謎を解く
手がかりになる生物かもしれん!!
「プーイ」あっての「グランディア」とも言われているぐらいだから、
(実際はどうだか知らん)やっぱり皆「プーイ」の正体は知りたいだろう。
私も激しく知りたい。

  ……って、いい加減「クロスゲート」の話もしなきゃ駄目か?
何かもう今から「クロスゲート」の話を始めるのも面倒なんで、
次回の更新に回しちゃっていい?
というか、回す。決定。

A.D.2001年11月21日〜26日
  祝PS版「ミスタードリラーG」発売!!
とは言っても、買ったのは発売日から随分経ってからですが。
(発売日はA.D.2001年11月22日だったらしいです)
  早速家に持ち帰りプレイ。
「シナリオモード」とかいう新モードが追加されているようですな。
うーむ、「ミスタードリラー」のシステムにはこんないじり方もあったとは。
ナムコの開発スタッフは色々考えるなあ、と素直に関心。

  あと、ゲームボーイカラーもついでに購入。
何故ゲームボーイアドバンスではなく、カラーなのか。
それは、アドバンスは片手では遊べないから、という
肉体的な制約のため。
  という風にたまに言っておかないと私が障害者であるということを
忘れ去られそうですからね。
(事実、リアル友人にはかなり忘れられてるっぽい)
  今の所「カラー」対応のゲームは何一つ買っていませんが、
そのうち「カラー」対応ゲームを購入する予定。

  ……そろそろクロスゲートの話もしなきゃ駄目ですな。

  知りあいの人と、知りあいの知りあい(ややっこしいなぁ……)
の人達の助力あって実にあっさりクエスト終了。
  まあ、ボスとの戦いがないクエストだったんで、
ちょっと目的地への護衛をしてもらえればよかったんですが。
……いや、その目的地までたどり着けないんですわ。

  他の場所でも語ってますが、私は熊が大好きなんです。
熊をあまりにも溺愛するあまり、「熊不殺」の誓いを立ててしまったのです。
ようするに、「熊」の姿をした敵は絶対に殺さない、という
面倒なプレイスタイルを作ってしまったんです。
  だから、「熊」系の敵が出てきたら迷わず逃げの一手のみ。
とはいえ、そんなにうまく逃げさせてくれるわけがありません。

  しかも、「熊」系の敵(ちなみに、名前は「ケイブベア」といいます)は、
決して弱いわけではありません。いや、むしろ今まで私が戦っていた
敵と比べるとかなり強力なんです。
「熊不殺」の誓いを破って戦ったとしても、正直まともに戦えるか
凄く不安なぐらい強いんですよ。

  熊出現地帯を仲魔……じゃなかった、仲間の助力を借りてを抜け、
目的地にたどり着けました。一度たどり着ければ次からは
お金を払えば一度行った街にワープできる「タウンゲート」と
いうものがあるので、きっと二度と熊さんに困らされる事はありません。

  助けてくれた皆さん、サンクス。

  「薬剤師」にランクアップした事で、私の持っている様々なスキル
(具体的な能力の事。例えば、薬を作り出す「調合」や、
草や木材を手に入れる事ができる「伐採」等々)
のレベルの最大値が上がり、さらに強力なスキルを使えるようになりました。
  回りくどく言いましたが、要するに新しい薬が作れるようになったんです。
  とはいえ、上がったのは「スキルレベルの最大値」であって、
実際に「スキルレベル」を上げるには修行が欠かせないんですが。
修行といっても、やる事は生産行為なので別に強くなくてもいいんです。

  結構生産行為は面倒だったりするんですよね。
「伐採」なんかは勝手にコンピュータがやってくれるから
「伐採」を実行したらあとはほったらかしておけばいいんですが、
「調合」なんかは結構面倒だったりしますね。
  最も、一番辛いのはお店を開いても誰も来ない時なんですが。
(いずれは必ず売れるのですが、客が来ない時間はひたすら暇です)

  11月26日で、文化祭連休も終わり。
明日からは再び学校通いが始まってしまいます。
ふー。クロスゲートは当分お預けかぁ……。
ちょっとブルーな気分です。

ゲーム開始〜A.D.2001年11月21日

  私のキャラクターの職業は、「薬剤師」だ。
「薬剤師」と言っても、頭に「見習」がつくが。その分能力も劣るっていう事なんだろう。

  「薬剤師」というのは文字通り、体力を回復させる薬を作る事を専門にしている
職業で、いわゆる一つの「生産系」という部類の職業に入る。
「生産系」と言うだけの事はあって物を作り出す事は大得意だが、
戦闘はからっきし駄目、という欠点がある。

  だから、私のキャラクターは、知りあいの「戦闘系」のキャラクター
の陰に隠れてこっそり支援したりする事が殆どで、
戦闘で主役を張る事は殆どありえない。
(「戦闘系」の職業には剣士、戦斧闘士、クレリック、魔術師等々
戦闘に役立つ職業が沢山ある。普通はみんなこっちから入りたがるのでは
ないだろーか?かくいう私も本当はそうだったり……)

  私のキャラクターは戦闘で主役を張る事こそ殆どないが、
体力を回復させる事ができる薬を作り出す事ができる。
このゲーム、自力で体力を回復させられる職業は
事実上「クレリック」だけなので、
(パーティ複数人の同時回復、となると彼らの専売特許のようだが、
自分一人だけの回復に限るならば別の手段があるらしい)
薬の需要はいついかなる時でもある。

  というわけで、私は日々薬を作ってはそれを売り歩くという
まさに生産者の鑑(かがみ)のような生活を送っていた。

  さっきもちらっと書いたが、私の職業は「『見習』薬剤師」だ。
「見習」の薬剤師に作れる薬の種類はたかが知れている。
今、私は「見習」を外すための冒険に出る準備……要するにLV上げだ……をしている。
ただ単に薬剤師として薬を作りまくればそれで「見習」が
卒業できるわけではないらしい。
  どうやら、本職薬剤師になるにはそれ相応のクエストをこなさなければ
いけないらしい……。
戦闘能力に全く自信のない私のキャラクター一人でクエストに挑む
勇気はない。知りあいの人に助力を頼んで近日中にクエストに挑む予定。
(その人、私の2倍ぐらいのレベルがあったりして……)

  最近は「セラルカ」という村で起こるイベントで「生産系」
の人間だけが入れる(らしい)ダンジョンに潜ってレベル上げをしていた。
ここの敵はやはり「生産系」の人間に合わせた強さなのか、
はっきり言って弱い。「戦闘系」の人間なら瞬殺できる程度の敵しか
出現しない。だが、それにも増して「生産系」は戦闘力に乏しいので、
一人で戦うのならここぐらいがちょうどいいのかもしれない。