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1.「クロスゲート」ってどんなゲームなの?
(文:森羅 カッコ内:Steven)

  ネットゲー。以上。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

  で終わるのはあまりにもひどすぎるので、ちゃんと紹介しとこう。

「クロスゲート」は、インターネットで遊ぶRPG(いまさら『RPG』の

定義の説明は要らないでしょう)だ。

俗に言う「オンラインRPG(ネットRPG)」だな。

  目を引く特徴といえば、オンラインRPGとしては非常に珍しい

ターン制の戦闘を導入している事と、非常に分業化が進んでいる

「職業」システムだろう。

  通常のRPGと同じようなターン制の戦闘のため、戦闘中に色々喋る事もできるし、

指先の器用さに自信がない人でも鍛えれば強くなれる所が売り。

(なお、戦闘中30カウント……秒より少し短い感覚……以内にコマンドを決定しなかった場合、

自動的にそのターンは一切行動しなくなります)

  あと、全キャラクターに設定されている「職業」がキャラごとの個性を引き出すのに成功している。

「職業」は、大別すると「戦闘系」と「生産系」の2種に分けられるが、最初はそんなことを

知らなくてもいい。大抵の人は最初は自然と「戦闘系」を選択するはずだから。

  「戦闘系」には、主に剣を武器として扱う「剣士」や、斧を武器とする戦士「戦斧闘士」、

攻撃魔術の達人「魔術師」、使い魔(ペット)を己の手足の如く扱い戦う職業「調教術師」

等など、とにかくかなりの種類が用意されている。

書いているときりがないのでこのぐらいにしておくが。

俺「森羅」は「調教術師」だから、「調教術師」については少しだけ後で詳しく触れておく。

  「生産系」は文字通りアイテムを作ったり、アイテムの材料を集めたり、

戦闘系の人々の冒険をサポートする事を主な仕事にしている。

まあ、普通のRPGでは裏方にまわるような仕事を主にやる人々だな。

  例えば、剣を作る「剣職人」や、回復薬を作り出す「薬剤師」

武器の材料の一部となる鉱石を得る「抗夫」、回復アイテムの原料となるハーブや

同じく武器の材料の一部となる木材を得る事ができる「木こり」

未鑑定アイテム(このゲーム、未鑑定アイテムは基本的に使用できません)

を鑑定する「鑑定士」(NPC……ノン・プレイヤー・キャラクター……の鑑定士もいますが、

大抵の場合PCに頼む場合よりも遥かに高い料金を取られます)、

武器の修理が得意な「武器修理工」等など、こっちも列挙してると手が疲れてくるぐらい

大量にいる。

(このゲーム、全ての装備できるアイテム……武器防具の類いなど……はいずれ必ず壊れます。

それだけは注意してください)
 

  殆どの場合、これらの職業は非常に専門性が強く、その他の事をやろうとしても

うまくいかないケースが殆どだ。

  例えば、「剣士」は槍を上手く使えなかったり、「剣職人」は弓を作る事ができなかったりする。

まあ、ごく希に非常に相性のいい職業同士の場合どちらもできる、という事ができる事もあるが。

少なくとも、何でもできる万能キャラは不可能、という事になる。

万能キャラを目指すより専門に特化した方がより扱いやすいキャラクターになる事は言うまでもないし。
 

  また、他のオンラインRPGでは非常によく見られるいわゆる「PK」はこのゲームには存在しない。

少なくとも、無防備な相手を直接的に殺す事はできない。

(相手を騙して相手の絶対勝てない雑魚敵の出現する場所に連れて行く、等の陰湿な方法もあった

らしいですが、そういう人物はすぐに村八分にされてしまいます。このゲームで、他者との関わり合いが

できなくなったらもうそのキャラクターはゲーム内で生きていけません)

  代わりに「デュエル」という決闘方式の対戦ができるが、これに負けても「デュエルポイント(DP)」

が減るだけで、戦闘能力、財産、その他には一切影響はない。

(ただし、デュエルで使用した武器防具は、通常の戦闘と同様に耐久力を消耗します。

勝ち負け関係なしです)

しかも、こちらが「デュエル不許可」にしていれば、いかなる人物もこちらに

デュエルを仕掛ける事はできない。つまり、じっとしていれば誰も自分には危害を加えられない、

ということだ。

  その代わり、人が地面に置いたアイテムを盗んでいく窃盗事件はしょっちゅう発生している。

これは、その人が地面に置いたものがその人の大事なものなのか、それともただのゴミなのか

がはっきりしないためよく起こる事件だ。

  まあ、自分の大事なアイテムはできるだけ地面に置かずに、「トレード」機能を使って人に渡すなり、

何なりするといい。
 

  まあ、後は普通のRPGと特に変わらないだろう。

ただ、一つ注意しておきたいのは、このゲームをプレイするためには必ずインターネット接続

をオンにしておかないといけない、という事だ。

  ADSLやらISDNやらを使っている人は関係ないが、そうでない人はテレホーダイ時間までは

できるだけこのゲームをやらない事だ。そうしないと、電話代請求が恐ろしい事になる。