引っ越しをした途端に四桁に到達してしまいましたね。
これからもどうぞよろしくお願いします。
●キリ番申告の掟●
●キリ番コメント目次へ●
- ケムリ
はがね色の雲が塞いでいる窓の景色
突っ立っている煙突から流れていく
サヨナラのハンカチみたいに白い煙
年老いた煙突に別れの言葉を呟いた
(作ったときの心境とか)
今日(12月20日)基板工場に向かう際の風景を思い出しながら作りました。
ちなみにこの煙突は、ゴミ焼却場のものです。
●キリ番申告の掟●
●キリ番コメント目次へ●
- 埋め草ポエム「羽毛の中に身をまかせ」
(セリフ・ハッ目覚ましが鳴ってる!……ZZZzz……うう、あと5分だけ寝かせて〜)
この星は眠りの国 そして防人はボク一人 眠るのが仕事なんだ
オーナーは夜更かし ボクも付き合わされる コレも仕事だから
だけど朝になれば この星はボクのもの 世界の布団もボクの物
|いいのかな、いいんだよ 睡眠宙では誰もが睡眠グルメ
*|朝寝に二度寝に昼寝に食休み そして夜には早寝でキめたい
|そんな日もあるのさ オーナーには言い出せないけど
(セリフ・ちょっとBDちゃん、ここはそんなこと書く場所じゃないんじゃないの?)
連日のオーバーワーク 出かけた公園で ついうっかり居眠り
気づいた時には 空から降ってきた 白い羽毛に包まれてたよ
だけど何故か幸せ 眠気のおかげ 不思議と冷たくはないんだ
(*印くりかえし)
(セリフ・ああ、パトラッシュ……ボクは何だか眠くなってきたよ……)
(作ったときの心境とか)
KIYO-Tさんのコメントを待つ間、ちょっと脱力するブツを作りました。
BDさんに約束していた「-宙」の防人のデビューシングルです。
歌えなくても責任は持ちませんが、私から防人へのボーナストラックです。
遅くなりましたが、コレで勘弁してください(平伏)
●キリ番申告の掟●
●キリ番コメント目次へ●
- 私見・ポケモンが売れたホントの理由
アメリカで放映されている「ポケモン」がご当地の教育者達に『誰も死なない』と絶賛されているようですが、私が思うに、売れてる理由はやっぱり子供の残虐性に訴えかける物があるからこそ売れていると思います。
ゲームのポケモン図鑑なんかにも各モンスターのデータが載っているけど、アレは大人を騙すための嘘だと思えてしかたないんですよ、私。
最初ポケモンの情報「各地で見つかる不思議な生き物を捕まえ、トレーニングして対戦させる子供達の話」を聞いたとき、当然のように、そのモンスターの大きさは小学生の時に流行った消しゴム人形と同じくらいだと思っていたのです。
後に友人に「イワークみたいなデカイのは本当はプラモデル位の大きさだよ。ピカチュウは体長3センチくらいだと思う」と言うと「そんなの戦わせるなんて残酷だよ」とたしなめられました。でも、大人も惹かれるのはデザインの可愛らしさに加えて、無意識のうちに感じているタブー性を刺激されているからじゃないんでしょうか?
別にポケモンという作品全体に対して、私は何の感情も持っていません。
しいて言うなら、ポケモン図鑑のデータ通りに描かれるポケット・モンスター達が嫌いなだけです。
ポケット・モンスターにはこの大きさにちゃんと収まる大きさであって欲しいな、とモンスター・ボールそっくりに作られたガチャガチャのカプセルを眺めつつ、思ったことを書いてみました。
●キリ番申告の掟●
●キリ番コメント目次へ●
- 冬天
夜空を覆った灰色の羽毛
垂れ込める空はまだわずかに遠い
白い綿毛が舞い降りる頃
冬の空はゆっくりと僕を押し潰す
全て灰色に染めていく空
お願いだからあの雲を切り裂いて
僕を狂わせる奴を消して
冬の空をもう少し高くして欲しい
(作ったときの心境とか)
山陰の冬は、雲が低く垂れ込めて陰鬱な気分になれます。
雪かきもされていない歩道を歩いていると、遭難気分も味わえますね。
●キリ番申告の掟●
●キリ番コメント目次へ●
- Winter Road
──冬の朝 吐く息も白い駐車場──
キミを迎えに行くよ 朝日にきらめく道をたどって
融けだした路面が 生まれたての星みたいに輝いて
いつもとは違う表情(かお)で ボクに微笑んでる
あなた早く来てね 窓から差し込む真っ白な朝陽が
何故かしら 今日は柔らかく暖かく私を包んでるの
いつもとは違う表情(かお)で 鏡の中で微笑んで
ああ待ち遠しかったこの日 新車に乗って
少し早い 冬のおとずれだけど 二人なら
車中はこんなにも暖かい まさに愛の世界
冬の道 描こうよ 二人の轍をどこまでも
(作ったときの心境とか)
コレは私が星オーナーを勤める違法駐車宙の防人・ぶーぶの為に与えた
6枚目のシングルとして考えた曲名です。一応、売れるように冬季限定
デュオ・Snow&Stadressというグループで出したことにしています。
しかし、宙の方でぶーぶの相方を募集しているというのに、誰もノッて
くれません。淋しいことです。
●キリ番申告の掟●
●キリ番コメント目次へ●
- 「最近の敗北日記」
料理のレパートリーが無いため、毎日同じような食事を繰り返して、いい加減飽きが来ていた時、テレビから「マーボ春雨」のCMが流れてくる。
・・・うまそうだ、いっちょ作ってみるか。
しかし、家には材料が無い。
「マーボの素はマーボ豆腐の素で代用するか。春雨なんてないよなあ。・・・そうだ、そうめんがある。あっさりしているから代わりになるだろう。」
こんな感じで作り始める。
茹でたそうめんをマーボ豆腐の素に加える。
「・・・そうめんが多すぎたなあ。えーい、マーボ豆腐の素を追加だ。」
そして煮込む。
「マーボ豆腐の素に付いてる片栗粉っていれるのかなあ?入れた方がそうめんとマーボの素がからんでいいだろう。」と全部を加えた。
こうして大量のマーボそうめんの出来上がり。
いざ食べてみると、最初の一口は「なかなかいけるじゃないか。」
そうして食べていくと・・・ヴ、ま、まずい。
ある程度たべて、「今日の所はこのへんで勘弁してやる。」と残りを冷蔵庫へ。
翌日、残ったマーボそうめんを冷蔵庫から出してみると、そこには見事な「中華風そうめんの寒天かため」が出来上がっていた。
・・・とりあえずレンジで暖めて食べてみる。
「う、こ、これは。」
そう、昨日よりもはるかに不味さを増している。
そうしてマーボ豆腐の素6人前を費やして作られたマーボそうめんは食べきれなかった。
教訓:まずは少量で試してみるべし。(泣)
(貰ったときの心境とか)
待ってましたよ、BDさん。 遂にアナタもヤキが回りましたね?
色々頂きましたが、収まりきらなかったので1話だけの掲載にさせていただきました。
次回踏むことがあったら、またその時の敗北日記を待ってます。
普段から料理をしない私ですが、麻婆そうめんは何故か作った事があります。
食材の買い置きもなかったので、寒天固めにならないだけ悲惨さは回避してますが。
ひょっとしてこの料理、一人暮らしの人間が通る道なの?
●キリ番申告の掟●
●キリ番コメント目次へ●
- レッド・サン
数年前の正月元旦。私はカレシを乗っけて島根県の出雲大社に初詣に行ったわけです。
免許を取って初めての冬、初めてのお正月だったので「車で初詣」というのはなかなか心躍るシチュエーションです。テレビで除夜の鐘が鳴り始める頃に家を出て、一路出雲へと向かいました。大嫌いな雪もそんなに積もっていないので順調に目的地へと進めるかに思いました。
しかし、当時の私は超初心者。出雲大社への道はほとんど1車線だし、初詣のドライバーは当然私だけではありません。苛つくドライバー達にケツにピッタリくっつかれたプレッシャーで、私の運転はガタガタでした。仕事始めの日に「アナタの車を追い抜いたわ」と言う先輩の話では(飛ばせば)往復2時間ほどで行ける道のりらしいですが、私達が到着したときには既に午前3時を過ぎていたように思います。
3が日だけ無料開放されている宝物殿を見学し、初詣を済ませ「帰りはゆっくりのんびり帰ろう」という意見のもと復路につきました。
宍道湖のあたりに差し掛かったとき、猛烈な眠気に襲われてパーキングで仮眠を取ることにしました。とは言っても車中で眠るのには慣れていないため、浅い眠りだったのですが。
ふと目を覚ますと白いもやがかかった空に赤い太陽がぽっかり浮かんでいます。
海みたいに広い湖面の上の真っ赤な太陽。日本画に描かれているそのままの風景を見て、正月早々いいものが見られたなあなどと思いました。
(書いたときの心境とか)
宝物殿には出雲大社の起こりや年中の神事などを説明する資料などの他、
明治時代の万博に出品されたというムクの木から掘り出されたスサノオノ
ミコトとクシナダヒメの像がインパクトでかいです。
日本画の美術館といえば横山大観の絵にもそういうのがあった気が。
その時は「センセイ、子供じゃないんだから嘘みたいな配色やめてよ〜」
なんて思ったのですが、見た色だからあの絵が描けたんだとようやく解り
ました。
●キリ番申告の掟●
●キリ番コメント目次へ●
- 訪問者の恐怖
これは、ワタシが一人暮ししていた頃の話です。
引っ越してまだそれほどたってもおらず、友達もそんなにいませんでした。午後10時半にドアブザーが鳴った時には、全く心当たりがなかったのです。もちろん、何か非常事態があった可能性はあります。しかし、ドアの向こうにいる人間は一時を争うような感じではありませんでした。
ワタシはドア越しに応対しました。
「……どなたですか?」
向こうからは、若い男の声が聴こえます。ドアのレンズからは見えない位 置に立っているらしく、どんな人間だか見えません。真っ暗でした。彼は、精神病院に入院している母の話や、供養についていきなり語り始めました。ワタシは薄気味が悪く、供養に興味がなさそうな言動をすると、彼はいきなりこう叫んだのです。
「あんたは自分がやりたくないからそんなことを言うんだろう!」
この人には言葉が通じていない……そう思ったワタシは、警察に電話しました。ボロアパートです。その声は彼にも聴こえたのでしょう。足音が遠ざ かり、しばらくして警察がきました。結局事情を報告した後、警察は去って行ったのですが、その後思い立って、もう一度覗き穴から覗いて見ました。
明るいのです。彼は覗き穴に顔を寄せ、覗いていたのでした。
それからしばらく、夜が怖かったのは言うまでもありません。
(貰ったときの心境とか)
埋め草にネットアイドル系をかませたら、ストーカーまがいの体験談ですか。
やるな、館山さん。てゆーか、さすがですね。
私だったら「やりたくないんだろう!」って言われたら
まず間違いなく「うん!」って言ってるね。で、彼に呪われるね。きっと。
ちなみにウチのドアは格子にガラス張りです。ヤバイね。
●キリ番申告の掟●
●キリ番コメント目次へ●
- 三十代の迷走(1)
今日はヤボ用のために勤めを早退させてもらった。米子市で用事を済ませると意外にあっけなく終わった。
時計を見るとまだ3時過ぎ。11月だというのに今日は山陰には珍しくほとんど雲が見えない快晴と言っていい天気だし、さっき待合室で読んだ雑誌にも「遠くに行ってみるとラッキー」なんて事が書いてあった。
「大山に登ろうか?」などと思ったけど、この車の足周りはちょっと信頼性に乏しい。それに山に行くと本格的な走り屋さんがイラつく、ヘタレた運転しかできない私はきっと迷惑。死にたくないので海に行くことにする。
いつも映画を見るためにMOVIXに向かう道に横たわる一級河川・日野川沿いの脇道に入って日本海の波打ち際に向かった。
護岸工事で埋め立ての進む境港の海岸線と違って、皆生温泉のある弓ヶ浜から大山へと続く海岸は砂浜が保存されている。『青松白砂』風呂屋の書き割りみたいな風景だけど、それは確かに美しい。
河口をほとんど塞いでいる砂州には投網を担いだおじさんが10名ほどいた。海に入っているのは2人。防波堤に積まれたポッドの上から更に沖に向かって網を投げているのも1人。立て看板で確かめると、このあたりは禁漁区なのだが11月10日以降は解禁になるとのことで、なんとなく安心する。
満潮が近いらしく波は大きな音を立ててひと波ごとに私の足下に迫ってくる。砂浜に刺した竿の横で眠っている人を横目に見ながら歩いていると、鳶らしい足跡を見つけた。意外に大きい足跡だ。この足跡から考えるとカラスの3〜5倍くらいの大きさなんだろうと思う。違ってても今のところは困らないか。
足下ばっかり見てるな、と思い直して思い切り顔を上に向けた。
空の水色が少しピンクがかっている。その色がすごく綺麗な色に見えて、ビックリしたときの犬みたいに周りをぐるっと見回すとあることに気がついた。
空気が澄んでいるから風景が美しい。『草木国土 悉皆成仏』という言葉がピッタリくる一瞬だった。
(書いたときの心境とか)
注1)管理人は山陰在住です。
注2)『草木国土 悉皆成仏』の前には『一仏成道 観見法界』という
言葉があって「自分一人が成道したとたんに、全宇宙が同時に成道
した、全宇宙の一切の存在がすべて仏なる立場において再生した」
という意味になるそうです(禅の言葉らしいです)
●キリ番申告の掟●
●キリ番コメント目次へ●
- アピール
テレビの話なんかできない 友達と一緒にいたくない
あの人の視線に さらされるのがこわい
ただの女の子だと思われたくないけれど
あの人の耳にあの人の目に 少しでも近づけるのなら
今日も おしゃべりな女の子でいようかな?
気づいてね ささやかなアピールだけど
今の笑い声 わざとらしい!
嫌な子だと 思わないで
(書いたときの心境とか)
「少女趣味なポエムを書け」という天のお告げが、
私に下されたのは10月の終わり頃でした。
どーなんでしょーねー? なんかねー「処女趣味=恋すること」しか思いつきませんね。
まーね、いつも友達と溜まってる場所でちょっといいな、と思う
カレシを見つけたけど、話すきっかけがなくて困ってる
……そんな感じですかね
(かなり雑なコメントではある。だって恥ずかしいンだもン☆)
●キリ番申告の掟●
●キリ番コメント目次へ●