必殺!ドリル奏法



 



メールで、「電気ドリルって、何?」といったご質問がありました。
ここでは、そのリクエストにお答えして、、
「電気ドリル」についてボヤいてみたいと思います。


ギターを弾く際、ピック弾き、フィンガー弾きといったスタンダードなモノに加えて
特殊な道具を使った奏法があったりします。
電気ドリル、TVのリモコン等々・・・


そもそも、電気ドリルを最初に使って弾いたのは管理人には分かりませんが
有名なのはポール・ギルバート、エディー・ヴァンヘイレン、
B'zの松本氏といった方々でしょうか。
ポール・ギルバートに関しては過去に電動工具メーカーの『マキタ』の
イメージキャラまでなってしまった強者です。
また、MR.BIGでは『電気ドリルの歌』、といった曲まで存在しています。
※MR.BIG 「LEAN INTO IT」 の1曲目
DADDY, BROTHER, LOVER, LITTLE BOY (The Electric Drill Song)
、、で聴けます〜、、曲名長い・・・子供はダメよん×


電気ドリル奏法には2通りあって、それぞれ違った効果が得られます。

一つはドリルの部分にピックを付けて、高速な回転を利用して弾く方法。
ドリル先端の扇風機状のピックを回転させ、弦に当てて弾きます。
人間のピッキングでは不可能な高速ピッキングが可能となるわけです。


もう一つは電気ドリルをギターのピックアップに近づけるだけ・・・
電気ドリルのモーター(コイル)から出るノイズをギターのピックアップが
拾うことによって得られる効果です。
ドリルの回転数に応じて音が変化するのが特徴です。
ドリルの回転数が遅い時は「ゴォーー」といった低音、
速い時は「キュイーン」といったハイな音が出ます。
尚、電気ドリルが回転数を無段階に変えられるモノですと
音階もフリーになるので、より一層楽しめます。


機会があったら、その効果を当サイトで公開してみようとは思いますけど、、
いつの日になる事やら・・・




では、作ってみようっ!!
、、って作る人はいないかと思いますが・・・



−はじめに−
ドリル奏法は、めちゃ危険な行為です!
怪我や大切なギターを傷つける場合もありますので
自己責任でお願い致します。
管理人は一切の責任は負いませんのでヨロシクです。




☆用意するもの☆
 
@電気ドリル
LIVEで使用するならコードレスのバッテリータイプが良いかと思います。
あと、締め付け力が変えられるモノを選ぶと良いでしょう。
ギターの弦に、いきなり高速に回転する扇風機部を当てると
強烈に弾かれてしまいます。
最初は弱めので試してみて、慣れてきたら好みの締め付け力に
変えればいいのです。

Aピック1〜4枚
管理人はポールモデル4枚を使用
正三角形のタイプなら1枚でもOKかと思います

Bシャフト
素材は丈夫であれば何でもOKですが、電気ドリルに
装着出来る経のものを用意して下さい。
ちなみに管理人は0.7センチの木の棒を10センチにカットしたモノを使用。

Cネジ(木であれば木ネジ)

Dワッシャー

Eボンド(瞬間強力タイプ)


全てホームセンターで揃えられます。



ピックを重ね合わせて『扇風機』のような形状にし、ボンドで固定します。
この際、ボンドはピックの重さなる部分のみ付けます。
その扇風機の中心に穴をあけます。
棒の先端にもネジを通す仮の穴をあけておきます。
、、こういう時、電気ドリルがあると便利ですよね〜
棒の先端の穴にボンドを流し込んで、扇風機を
ネジとワッシャーで止めます。
ボンドが乾いたらOK。
あとは、それをドリルに取り付けるだけです。
簡単でしょ??



− お し ま い −









※最初は楽しく遊んでいましたが、すぐに飽きてしまいました・・・




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