甲斐駒ヶ岳

一昨年のリベンジ

 南アルプスの北部に位置する甲斐駒ヶ岳(標高2,967m)。かつて登った向かいの仙丈ヶ岳からは、まるで雪を身にまとったような白く鋭い鋭鋒がとても印象的だった。今まで何とか登頂を試みていた。日帰り登山が可能な山であるが、私にとっては自宅からも登山口からも結構遠い。
 夏のアルプス登山第1弾として登ることになった。
 登山日:2007年8月11日(土) 晴れ



 コース:北沢峠 6:10 〜 6:20 北沢駒仙小屋 6:20 〜 6:55 仙水小屋 7:06 〜 7:43 仙水峠 7:50 〜 9:52 駒津峰 10:04 〜 10:45 直登コース分岐 10:45 〜 11:27 摩利支天への分岐 11:27 〜 12:07 甲斐駒ヶ岳頂上(昼食) 12:32 〜 13:07 直登コース分岐 13:07 〜 13:46 駒津峰 13:57 〜 14:37 双児山 14:45 〜 15:50 北沢峠



 バス 行き:仙流荘 5:05(臨時便) 〜 5:55 北沢峠
     帰り:北沢峠 16:00 〜 16:45 仙流荘

 実は8月10日(金)に1日夏期休暇を取って、北アルプスの笠ヶ岳(標高2,897m)へ1泊登山を予定していた。実際に、新穂高温泉の無料駐車場まで行った。。。のであったが、前夜自宅を出発のが遅かったのと、仕事・運転疲れで朝が起きられなかったのだ(^^;。笠ヶ岳頂上までは片道8時間ぐらい。出発が遅いと山小屋到着も遅くなるので、笠ヶ岳は中止。平湯の温泉に浸かりながら、他の山を考えた。

 南アルプス、甲斐駒ケ岳。

 向かいの仙丈ヶ岳へ(標高3,033m)は一昨年の夏に登っている。その時、翌日に甲斐駒へ登る予定だったのだが、雨に遭い、ヘトヘトに疲れてしまって登頂を断念。その後翌年の晩秋に登る予定が、これも中止。


伊那市郊外


鋸岳
 。。。そして今回。意気込みを新たに平湯を後にし、松本市を抜けて、登山口の伊那市へと車を走らせた。

 信州は暑かった。日中は強い陽射しが照りつけて、軽く気温30℃を越す。でも何か違うのは、湿度が低いこと。蒸し暑い近畿地方と違ってカラッとした暑さで、慣れれば過ごし易いと思う。

 伊那市のスーパーで買物を済ませ、仙流荘前の無料駐車場へ向かった。順調に育っている稲田の緑。その上には紺碧の空と綿菓子のようにふんわりと浮かぶ白い雲。

 明日もこんな晴天であることを願った。

 この日は無料駐車場で車中泊。駐車場にはたくさんの車が停まっていた。

そして翌朝。
 南アルプス林道は一般車通行不可であるので、甲斐駒や仙丈ヶ岳へ登るには、戸台口や広河原方面からバスに乗って北沢峠へ向かう。
 ネットで調べると、仙流荘からの北沢峠行き始発バスは6:05であったが、昨日バス会社に問い合わせると、この時期登山者が多いので6時前からバスを運行しているとのこと。

 4時半に起きた。もう登山者が次々とバス停に向かっている。私も切符を買って順番に並ぶとすぐにバスがやって来た。まだ5時。席が全て埋まると、バスは出発した。5:08。

 嬉しいことにことにこれで小一時間程歩行時間に余裕がもてる。


南アルプス林道バス


バス車内
 1名が戸台大橋で下車した。戸台川沿いの道を歩いて鋸岳へ登るのだろうか。

 バスはゆっくりと快調に林道を走る。途中、運転手のガイド付きで、崩壊した民家(実際昭和40年頃までは住んでいたとか)や、鋸岳等を眺める。

 天気も良い。


北沢峠にて


気温12℃
 バスは6時少し前に北沢峠へ到着した。懐かしい。2年振りである。

 ヒンヤリしている。公衆便所の温度計を見ると、12℃だった。下界の日中の気温の半分以下である。

 トイレを済ませてから、北沢峠から林道を広河原方面へと下る。北沢峠からは尾根伝いに甲斐駒へ向かうコースがあるが、一旦林道を下り、北沢沿いに仙水峠を経由した方が楽だと聞いていたので後者を選択した。
 林道を下ってすぐに左手に小道が分岐する。北沢駒仙小屋への近道らしい。


林道を広河原方面へ 左は北沢駒仙小屋への近道


テン場


北沢駒仙小屋


北沢を渡る
 樹林の中を緩やかに下ると、色とりどりのテントが見えた。テン場だった。テン場の側には北沢駒仙小屋。もう登山者達は甲斐駒や仙丈ヶ岳へ向かったのであろう。閑散としている。

 小屋の前を流れる川を渡る。栗沢山やアサヨ峰への登山道が斜面へ分岐している。仙水峠へは川沿いを行く。


川沿いの登山道


北沢
 全体的に薄暗い沢沿いの道だ。でも歩きやすい。空気がヒンヤリしていて気持ちいい。BGMはせせらぎと野鳥の囀り。

 こんなに緩やかだと、後で急登が待ち受けているのだろう。

 丸太橋を渡って右岸を行く。


丸太橋を渡る


再び左岸へ


清流


水力発電機
 ちょっとした高捲きもあったが、危険な箇所はない。甲斐駒頂上までずっとこんな調子の道であったらなあと思う私だった(^^;。

 再び左岸へ渡り返すと、何やら黒いボックスのようなものが現れた。水力発電機だった。この近くの仙水小屋のものだろう。
 そのとおり、道は沢から離れて斜面を登って行き、小屋が見えてきた。


仙水小屋


水場
 仙水小屋の宿泊は事前予約が必要らしい。ここも登山者達はみな出発した後で、小屋は閑散としていた。

 小屋の前の流し台に水が流れていた。一口味わわせてもらったが、歯に沁みるほどの冷たさだった。
 小屋の裏はテントサイトとなっている。そこで少し休憩した。シャリバテ防止に握り飯を1個食べる。

 ここまでほぼ地図のコースタイムどおり。順調に行けば余裕で北沢峠から帰りのバスに乗れる。でも、地図のコースタイムはあくまで目安であって、人によっては違う。特に鈍足の私には1割増し程余裕をみておかないと。

 休んでいる間に1人の登山者が通過して行った。


樹林帯の中を


トウヒやオオシラビソ
 小屋からは完全に沢から離れ、トウヒやオオシラビソの暗い樹林帯の中を歩く。朝日が木々の向こうに輝いているが、林の中まで届かない。

 本当に急なところがない。あまりにも平坦なので面食らう。


ゴーロ状の斜面


振り返れば仙丈ヶ岳
 樹林帯から抜け出し、目の前に無数の岩塊が敷き詰められた斜面に出る。ここを登るのかと驚いたが、登山道はこのゴーロ状斜面と樹林帯の間へと続いている。

 視界が開けて、仰げば紺碧の空。振り向けば仙丈ヶ岳が聳えている。素晴らしい。

 途中、後ろから来た6、7人のパーティーに道を譲る。行きのバス車中では見かけなかったので、昨日は小屋に泊まったのだろう。


仙水峠へ


仙水峠


甲斐駒ヶ岳(右は摩利支天) 仙水峠から


急登の始まり
 ほぼ地図のコースタイムどおり順調に仙水峠へ到着。ちょうど栗沢山と駒津峰のコルにある。ここで標高2,264mらしい。甲斐駒頂上が2,967mだから、あと標高差700mを登らないといけない(−−;。

 峠からは甲斐駒ケ岳の頂上付近と摩利支天を見上げる。ここで初めて甲斐駒の荒々しい姿に対面。かなり高い。ここからが本番らしい。

 少し休んで、若者の遭難碑の側を通って、樹林帯の中へ突入する。急登が始まった。
 地図を広げると、上の駒津峰(標高2,740m)までは容赦ない急登が続いている。実際そうだった。パーティーも夫婦連れも単独行者もみんな黙々と登っている。
 私も立ち休止を交えながらゆっくり登って行った。

 途中、上空に青空が広がる明るい場所で、今日初めての下山者とすれ違った。早朝の甲斐駒頂上は素晴らしい展望だったそうだ。満足そうな表情でそう話す若者を羨ましく思った。

 。。。では私も!


強い日差し


再び樹林帯の中へ
 再び、樹林帯の中へ突入する。相変わらず急登は容赦ないが、高度をグングン稼いで行くのが、途中の展望箇所でわかる。最初、仙丈ヶ岳頂上と思って見ていたのが、実は手前の小仙丈ヶ岳(標高2,864m)らしく、仙丈ヶ岳頂上はその後ろだったことが高度を上げて行ってわかった。

 途中こんな展望の良い休憩スポット数箇所あるので、コンディションと相談しながら登るのが良いと思う。


仙丈ヶ岳  右は双児山
 好展望地で、しばらく急登の苦しみから解放される。目の前に鎮座する仙丈ヶ岳を眺めていると、登りの辛さを忘れてしまうようだ。遥か下には南アルプス林道が蛇行している。
 後から登って来た単独登山者は関西訛りで、今朝広河原からバスで北沢峠へ着いたと言う。彼も甲斐駒は初めてだそうだ。

 右手に双児山(標高2,649m)が現れ、それに続く稜線に登山者達が蟻のように歩いているのが見える。帰りはあのコースを歩いて下山する。
    

左から アキノキリンソウ、ソバナ、トウヤクリンドウ
 いつまでも休んでいるわけには行かず、先へ進む。

 花の少ない山だと思っていたら、砂礫地のような場所にちょっとした花畑があった。アキノキリンソウ、ソバナ、そしてトウヤクリンドウ。一目でわかるこの白いリンドウは一昨年の仙丈ヶ岳でも出会った。

 やっとのことで樹林帯を抜けると、目の前に岩とハイマツが広がった。駒津峰頂上はもうすぐだ。


ハイマツ帯へ


駒津峰頂上


駒津峰頂上の標識


駒津峰より 仙丈ヶ岳 手前下は双児山
 やっとのことで駒津峰頂上へ到達。もうバテ気味である。甲斐駒登頂という目標がなければここで引き返していたかもしれない(苦笑)。

 地図のコースタイムより30分ほど余計に時間がかかっている。多少の余裕をみてはいるが、これから先が少々不安である(実のところ、これから後は歩みが大幅に遅くなってしまった)。

 ここは北沢峠から双児山を経由する急登コースが合流しているので、たくさんの登山者で賑わっていた。展望も360℃だ。だが、晴れ空を雲が多い始め出した。これから向かう甲斐駒はすっかり雲に隠れてしまっている。鳳凰三山も北岳もだ。
 仙丈ヶ岳だけは相変わらず全容を見せている。南アルプスの女王と呼ばれるだけの貫禄がある。
 十分休憩してから腰を上げた。

 ここからは痩せ尾根や多少のアップダウンのある稜線歩きとなる。前方に聳えているはずの甲斐駒がガスに覆われて見えないのが寂しい。


稜線を辿る


稜線から 駒津峰(左)、仙丈ヶ岳(後方)、戸台川(右)
 展望を楽しみながらの稜線歩き。。。のはずだった(^^;。甲斐駒や北岳は見えないが、振り返ればさっき踏んだ駒津峰頂上、仙丈ヶ岳、そして戸台川と山腹を蛇行する南アルプス林道が見渡せた。

 雄大な風景に感動してしまう。

 スカッと晴れ渡っていれば仙丈ヶ岳の後方に中央アルプスが連なっているのが見えるらしい。


荒々しい山容 右は摩利支天


岩場を通過
 鎖場はほとんどないが、急な岩場を垂直に下りたりするし、痩せ尾根もある。そこをカメラだけ持って空身で走って頂上へ向かう登山者がいた。帰りのバスの時間が気になるからだろうが、他の登山者を追い立てるようで、見ていて危なっかしかった。自分だけなら自業自得だが、他の登山者を危ない目に巻き込むようなことは止めて欲しかった。

 ここは走るようなところではない。

 六方石(ろっぽうせき)といわれる巨岩群の側を通り過ぎると分岐に差し掛かった。頂上への直登コースが前方に続いている。右に捲き道が分岐していた。下りてきた登山者の話では直登もトラバースもほぼ同じコースタイムらしい。

 直登は険しそうだったので、安全な捲き道を選んだ。


稜線を振り返る


直登コース
 ダケカンバの生える斜面をトラバースする。沿道には可愛らしいウサギギクが咲いていた。

 その名のとおりキク科の花だ。黄色いのに何でウサギギクというのだろうと不思議に思っていたが、対生する葉をウサギの耳にみたてているかららしい。
 花言葉も名前に相応しく『愛嬌』。


ウサギギク


花崗岩の砂礫地


砂地の登山道
 ガスに覆われた白っぽい風景に突入する。斜面上は甲斐駒頂上のようだが、私はバテバテである。草木が後退して、花崗岩が配置された砂礫地を歩く。ケルンや石塔があればまるで賽の河原みたいなところである。

 右側の摩利支天の頂には人の姿が見られるが、あそこまで行く気力がない。何とか甲斐駒の頂上だけでも立ちたい。

 ここであるパーティーにハプニングが起きた。前方を歩いていた6、7人のパーティーの中の一人が足を痛めたらしく、一人で引き返す模様。頂上を目前にして残念そうな表情をしていた。


仙丈ヶ岳


頂上が射程範囲内に
 摩利支天への分岐を過ぎる。ツアーの団体とすれ違い、急登で追い越して行った人達が入れ違いに下って来る。

 もう歩いて立ち止まっては小休止の繰り返し。砂礫の斜面をジグザグに登り、いよいよ眼前に頂上を捉えた。

 後は頑張って一気に頂上へ到達した。

 今まで画像でしか見たことがない頂上に、実際この目で見て足で踏み立った時の感動は言いようがない。


甲斐駒ヶ岳頂上


一等三角点にタッチ


頂上で 仙丈ヶ岳をバックに


仙丈ヶ岳、双児山と駒津峰(奥から)
 三度目で念願の甲斐駒へやっと登頂!


 感動の余韻が冷める間もなく、威力不動尊の祠の後ろにある一等三角点にタッチする。この瞬間に登山口と頂上が繋がった。

 雲がなければ大展望が楽しめるはずだった。だが、雲の間からは仙丈ヶ岳、そして駒津峰や双児山までの稜線が下に見下ろせて感激だった。

 ヒーヒー言いながら辿って来た稜線は遥か下。多くの登山者が蟻の行列に見える。


頂上より 戸台川と鋸岳へと続く稜線
 握り飯をペットボトルの茶で流し込む。涼しい頂上でゆっくりしている間はない。時間が押している。下りは3時間かかるので、頂上を遅くとも1時に出発しなければ16時発の最終バスに間に合わないのだ。
 地図のコースタイムは健脚用みたいなので、私は3時間どころではないだろう。

 12時半に頂上を後にした。


下山する


摩利支天
 砂礫地を下る途中で数人の登山者とすれ違った。摩利支天への分岐を通過し、ダケカンバの捲き道を歩く。一向にガスはすっきり晴れる気配なし。
  

左:タカネツメクサ、右:ミヤマダイコンソウ


直登コースを見上げる
 稜線へ差し掛かると、強い陽射しが照りつけるようになった。暑さでヘトヘトになる。アップダウンがきつく感じられる。

 駒津峰が近くに見えているのに、随分と遠く感じる。 


駒津峰へと続く稜線


甲斐駒ヶ岳


駒津峰頂上で


双児山へ
 やっとのことで駒津峰へ辿り着いた。振り返ると、甲斐駒ケ岳の全容が見えている。あまりにも立派な山容に登頂した時の感激とは別のそれを抱いた。「雪をまとったように白い姿」、本当にそうだ。一瞬雪が降ったのかと思わせるような岩峰。そして険しい。

 全国には「駒ヶ岳」と名のつく山は数多いらしいが、深田久弥はこの甲斐駒がその筆頭に挙げた。わかるような気がする。

 今夜は小屋泊らしい他の登山者達から抜け出すように、駒津峰を後にした。ここからは北沢峠へ双児山経由コースを下る。
 。。。下るのは良いが、双児山まで登り返しみたいだ(−−;。
 駒津峰からの下りコースタイムは地図上では1時間50分となっている。現在1時57分。もう余裕がなくなってきた。

 駒津峰からは展望の良いハイマツ帯の斜面を下り、さらに滑りやすいガレた斜面を下る。前方のおっちゃんはドテッと尻もちをついていた。

 ガレた斜面を下り切ると樹林帯の中を行き、双児山への登りとなる。辛い登りだったが、最後の辛抱だと自分に言い聞かせて何とか踏ん張った(^^;。


樹林帯の中を


双児山で
 頂上よりやや左下に頂上の標識とちょっとした休憩スペースがあった。

 少し休憩する。傍にいた登山者にここから北沢峠までどれぐらいかかるかと尋ねたら、1時間ぐらいだろうとのことであった。

 双児山から最後のプレゼント。今まで見えなかった北岳が全貌を現した。とてもいい形をしている。もう3年前にあの山へ登った。雪渓歩き、険しい八本歯のコル、キタダケソウとの出会いとか、思い出が詰まった山。今にしてみれば自分でもよく登れたものだと感心してしまう。


北岳(右側後方)、栗沢山(真正面)、鳳凰三山(左奥 雲の中)  双児山より
 休憩を早めに切り上げて、双児山を後にする。樹林帯の中へ突入し、後は延々と下りが続く。


樹林帯の中


ジグザグに下る
 長いジグザグの下りがもどかしく思えた。なかなか峠が見えてこない。焦っていたので、途中滑って尻もちをついてしまった(^^;。登山道は走るべきではないと他の登山者を非難したのであったが(−−;。

 もう最終バスに乗り遅れた時は、小屋に泊まろうと自分に言い聞かせていたところ、長衛荘の建物が林の向こうに見えた。何とか間に合った。


北沢峠で  最終バス
 長衛荘の前で、双児山にいた登山者に再会した。何とかバスに間に合えてよかったですねと言われた(^^;。

 程なくしてバスが到着。やれやれ(^^;。

 ここでも反省。バスを待っていた先客が3人いたのだが、私は小屋へ山バッヂを買いに走るため、一番前の席にザックを置いて席取りしてしまった(−−)。マナーが悪いm(_ _)m。

 山バッヂを購入して、バスに乗り込んだ。乗客5人を乗せた最終バスは北沢峠を後にした。


車窓より   甲斐駒 Adios!


鋸岳
 バスは南アルプス林道をゆっくりと下る。若い運転手はところどころ展望スポットで停車して、ガイドしてくれた。立派な甲斐駒、険しそうな鋸岳、そして遥か下の戸台川。
 この南アルプス林道が出来る前は、遥か下の戸台川を歩いて仙丈ヶ岳や甲斐駒へ登ったそうだ。標高2,030mの北沢峠からでもきついのに、昔はもっときつかっただろう。


展望スポット等で停車してガイドしてくれる


駐車場へ
 駐車場へ戻ってきた。何とか甲斐駒日帰り登山を達成。無事頂上へも立ってきた。振り返ってみれば、時間と体力との戦いだったが、怪我も事故もなく無事に登山を終えたことに感謝したい。

 帰りに高遠温泉でサッパリし、伊那ICから中央自動車道で帰路についた。


 
 甲斐駒ケ岳、眺めても登っても素晴らしい立派な山だった。

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