2月9、10日に熊野古道を歩いた山おろしに箕作山登山をしました。「山おろし」というのは、昔文通をしていた埼玉県の人から、「旅行をしたら、その締めくくりに(小さな)旅をする慣わしがある。それが山おろしだ。」と教えられました。旅好きの人にはいい習慣ですね(^^ゞ。いつもそれを実行しているわけではありませんが、今回は何となく思い立って出かけてみました。滋賀県の八日市市に以前から登ってみたい小さな山があったので、その登山を「山おろし」と決めました。標高380m弱の箕作山(みつくりやま)である。小さいながらも岩戸山(標高300m)、小脇山(標高373.6m)、箕作山(標高374m)、そして太郎坊山(標高350m)と4つの山が連なっています。ずっと稜線伝いに歩くので、比較的楽な登山です。
実は2月17日に登ったのですが、終盤に雨が降って最後はエスケープしてしまいました。その1週間後の2月24日は晴天であったので、リベンジしました(^^ゞ。
登山日:2002年2月17日、2月24日


箕作山登山口で
左が2月17日、右が2月24日に撮影したものです。右側に見える建物は休憩所です。トイレもあります。

登り口
薄暗い竹林の中を歩いていくと、石段が見えました。左隣に「新西国八十八箇所」と彫られた石碑が立っています。

野球少年達
2週続いてそうだったのですが、野球少年達が石段を駆け下りてくる光景に遭遇しました。「ちわ〜す。」「ちゃ〜す。」と元気な挨拶が飛んできます。捕まえて聞いてみると、毎日曜に上の岩戸神社まで往復ランニングをしているとのこと。躓いて転びはしないか心配しましたが、柔軟性に富んだ彼らのこと、大丈夫でしょう。

神社まで続いている石段
石段は上の神社まで続いています。結構急で険しいです。私はさっそく汗を掻いてきました。フリースを着ていると、熱くて仕方がありません。途中で脱ぎました。

石仏
石段脇には数々の石仏が並んでいます。新旧、単体・ペア、不動明王、阿弥陀さん等さまざまでした。前掛けがちゃんとついているので、人々の信仰の厚さを感じます。

岩を祀る
石仏だけでなく、ところどころ大きな岩が祀られていました。こちらの方が本来の信仰ではないでしょうか。左側が「大黒天」、右側が「三界神霊」とあります。右側の岩の中には塩が盛られています。

岩戸神社の石垣
長い長い石段を登っていくと、やがて岩戸神社の石段が見えてきました。先週もそうでしたが、この日も何人かの地元の人達が神社の木の枝打ちや建物の修理に従事していました。

境内
境内は狭いです。ここまでの道は今登ってきた石段しかありません。神社の修理に従事している人達は、全ての道具や材料を下から背負って登って来ているようです。

岩戸山山頂へ
岩戸山神社には「十三仏」という磨崖仏があります。道具を持っていなかった聖徳太子が岩に爪で13体の仏を彫ったと言い伝えられています。実は2回ともこの「十三仏」を見逃しているのです(^^ゞ。神社の後ろに大きな岩山が聳え立っていて、細い道を登って行くと、岩戸山山頂です。私が登って行くと、ちょうど実年男性のハイカー達が展望を楽しんでいるところでした。恐らく太郎坊山からやって来て、これから下山するところなのでしょう。

岩戸山山頂からの展望
標高300mの山頂からの展望です。やはり晴れの方が眺めは抜群ですね。山頂からはほぼ360度展望が利きます。素晴らしい眺めでした。

左:北西方向、右:東方
見えにくいかもしれませんが、どちらも雪山が見えています。北西方向には比叡山や比良山系の山々、東方の右側には伊吹山が見えます。

小脇山山頂(標高376m)
岩戸山からはずっと稜線を歩きます。林の中は木漏れ日が差し込んでいました。岩戸山から心持下って、少し登ると小脇山山頂でした。山頂には三角点があり、狭いスペースでしたが、南方への展望が開けていました。

ところどころ笹が群生しています。2月17日に来た時は残雪が見られましたが、1週間後にはすっかり融けてなくなっていました。

残雪

太郎坊山
茂みの間からこれから向かう太郎坊山(標高350m)が見えています。

稜線伝いの道
箕作山山頂
これは2月17日の時の画像です。猫の額ほどの山頂です。このあたりから雨がポツポツ降り出しました。

分岐点で
前回は雨が降出してここから瓦屋寺へ下りて、太郎坊宮へ向かいました。今回はここから太郎坊山頂へ向かいました。