時代劇で大活躍の「役馬」シルフ。
トップバッターはシルフです。性別の「セン」とは去勢馬を意味します。
左の写真は2005年のNHK大河ドラマ『義経』の撮影にて。(乗っているのは吹替スタッフ)
滝沢秀明さん演じる主人公・源義経が乗る馬として、第1回放送の一の谷の合戦シーンから活躍しました。その後、滝沢さん直々の指名を受けて、TBS 『里見八犬伝』でも滝沢さんの役馬も務め、そのほか映画『戦国自衛隊』、現在放送中のNHK大河ドラマ『風林火山』でも主役級の役者さんを乗せる役馬の一頭として、ロケ現場への出張に忙しい子です。
馬には、乗馬クラブで初心者の方を乗せるのに向いている子と、撮影現場に向いている子がいるのですが、シルフは本当に撮影向きの賢い子です。古くは『葵徳川三代』の頃からもう何年も、沢山の名シーンをこなしています。そのベテラン・シルフの勇姿をいくつかご紹介いたします。
『葵徳川三代』
タイトルバック撮影で障害を飛び越えるシルフ。
『葵徳川三代』
関ヶ原の合戦シーン。
夏八木勲さんの役馬として。(写真中央)
『戦国自衛隊』
スタッフとシルフ。
『義経』
一の谷の合戦シーン。
崖を先頭で駆け下りるシルフとスタッフ。
『葵徳川三代』
『葵徳川三代』
