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イリノイ 「完璧」と評されるラングラーの功労馬ペップ。
「最後はペップがいるから」と、どんな撮影の現場でも最終的な切り札になる、オールマイティな馬がペップ。乗馬で人を乗せるのにも、初心者は完璧にリードし、中級・上級者にはテクニックを教えることができ、炎も怖がらない落ち着いた性格ゆえに撮影の難しいシーンも先頭を走ってこなしてくれる、とても頼りになる馬です。
7才でアメリカからラングラーに来て、2000年の大河ドラマ『葵徳川三代』で役馬デビュー。以来多くの映像作品に出演し活躍しました。毎年山梨で行なわれる『信玄公祭り』では、今年も「川中島の合戦シーン」の単独で駆ける役を演じたばかりのペップなのですが、とても哀しいお知らせをしなければなりません。ペップはこの5月9日に肘を骨折し、翌10日に他界しました。多くの方に可愛がっていただいた馬なので、この子の死はきちんとお知らせしなければと思い記事にさせていただきました。馬の命についてはコチラの記事も合わせてお読みくださればと思います。ペップは今、ラングラーの敷地の中で眠っています。

『葵徳川三代』
関ヶ原の合戦シーン。
『義経』
佐藤継信役の宮内敦士さん専属の役馬として活躍。
今年の信玄公祭り
3年連続イベントの花形に。

今年の信玄公祭り
コージくんとペップ。