2002/02/26(Tue)
『2.26事件における石原莞爾』
 週刊アクション誌で江川達也が『2.26事件における石原莞爾』を掲載した。
 石原莞爾についてはまるで詳しくないのだが、以前安彦良和が『虹色のトロツキー』で少々触れていた事があるので興味はあったのだ。最近ではかわぐちがいじの『ジパング』でも石原莞爾がでてたっけ。
 司馬遼太郎が『この国のかたち』でもその頃の事をかいていた。
 知ってるようで知らない、日本がこんがらがっちゃった、すでにそうなっていた頃の話である。
 来週後編を掲載するようだが非常に楽しみだ。
2002/02/24(Sun)
『侍』
 終日ヒッキーのつもりだったが、『侍』ベストエンディングが観れたので取り合えずそこでヒッキー中断。
 ゲームの攻略はネットで攻略方法を読んだからできたようなものである。土曜日に買った攻略本は肝心の難しいエンディング3種が載ってなかったので何のヤクにもたたんかった。
 取り合えず後は『無限の○人』の”○次”が出れば満足だ。
 このゲーム、グラフィックはイマイチなんだけど面白い。

 夕方、行きつけのカメラ店でデジカメと飛行機写真談義で盛り上がる。
 デジカメはフィルムの量を使う人間にとっては経済的だという。
2002/02/23(Sat)
眼鏡、或いは『ロード・オブ・ザ・リング』
 ユニオンメガネさんに注文していた眼鏡が出来上がった。スペアのつもりで買ったのにメインにしたいぐらいだ。丸眼鏡で鼻あてのないタイプなうえにテンプルがまっすぐなんだけど、これが眼がさめるようなフィット感で、ほとんどブレない。鼻あての位置を従来より2ミリほど下げたらしいのだが、その辺の研究熱心さに頭が下がる思いである。今までかけていた眼鏡も鼻あて下げる改造をお願いして預かってもらった。いやあ、良い買い物した。

んで、『ロード・オブ・ザ・リング』である。
先行上映で観てきた。
取り合えず感想は、
長かった。
ケツが痛かった。
3部作になるらしいが観ないだろう。

・・・以上である。
2002/02/17(Sun)
オナP
 オレと同じ趣味、女性の写真を撮る事が好きなの友人がいる。そいつはオレより一回り若くて、ヌード写真専門だ。
 HPを持っていないので人に観せるためというより完全に自分の楽しみの為に撮っている。
 が、その写真はすばらしく、低俗な部分がなく、所謂SM調の写真なのだが常に一定に品を保った作品を作り上げてる。女性にも人気があるようで結構モデルには困らないという。
 そいつも、顔はモデルのようでなおかつ真面目すぎる程に真面目で撮影中に女性においたをすることなどない男であった。

オレ『相変わらず良い写真だね。下らない事聞くけど、撮影中に勃起しないの?』

彼『しない』

オレ『マジ?』

彼『撮影前に必ずオナニーするから』

オレ『?』

彼『2、3回出しとけば撮影終わる迄は劣情を感じる事なく撮影ができるからね』

オレ『じゃあ撮影中にセックスしたくてどうしようもなくなった事ってないんだ』

彼『あるよ』

オレ『?』

彼『今の彼女。撮影始めようとしたらそのまま押し倒しちゃった』

オレ『オナニー、3回でもダメなんだ』

彼『いや、そん時は撮影前に5回した』

オレ『・・・』

彼『だからコイツの写真、撮ってないんだ』

 となりにいる彼女がニコニコ笑ってる。
 他の女性とはセックスしないのに、オナニーしても自分とはセックスができる。
 彼女への愛の深さを知る為のオナニーは求道的だと思う。

・・・彼女にとってそれが嬉しい事なのかどうか、今度聞いてみよう。
2002/02/11(Mon)
『ヒッキー』『侍』或は『流星群』
 連休の最終日。
 普段、モデルさんの撮影か映画にでも行く気にならない限り家に、というか部屋に籠城する引き蘢りなヒッキーなオレである。
 で、プレステ2のゲーム『侍』をやった。ゲーム事体は一回2時間程で終わり、そのたんびに持っている刀を鍛えてパワーアップし新しい技を会得するのである。
 結構面白い。
 んが、しかし。その最強に育てようとしていた刀を持った状態でマシンが、というかソフトがフリーズ。場面は見えるのに主人公のお侍れぇさが見えない。しかも動かない。
 泣く泣くリセットしたら、その最強の刀は無くなっていた。
 こうなると、しばらくはゲームをやりたくなくなる。

 で、HPの更新をすることにした。
 それでも外へ気晴らしにいかないところがヒッキーである。
 ほいでもってお昼過ぎから夜中まで鬼束ちひろの『流星群』だけを聴きながらHP作成に没頭する。
 最近CDもあまり買わなくなったな。おそらく今年になって初めて買ったCDだと思う。
 これはドラマ『トリック2』のエンディングテーマだ。歌事体はドラマと合ってないような気がするけど、ドラマの余韻を別の形で残してるような印象がある。

 これらのものに囲まれての引き蘢りも悪くないなと思う。
2002/02/10(Sun)
『WASABI』
 リュック・ベッソン製作だからといって『グランブルー』や『ジャンヌ・ダルク』を期待してはいけない。ジャン・レノと女の子の話だからといって『レオン』を期待してもいけない。

 なぜならコメディーだからだ。

 全編ギャグだと思った方が良いと思う。
 おフランスではおそらく東洋の猿の国の話を笑い飛ばすものであったかもしれないが、日本ではちっとも笑えない。フランス野郎にバカにされているからではなく、ベタすぎるのだ。
 ジャン・レノが皿一杯に盛られたワサビを人さし指ですくって食べるシーンなどこれを日本人はギャグと捉えるべきか、フランス人の味覚不感症をマブで見せつけられてるのか。
 まあ日本であって日本でない、リアリティーのない日本もどきの国の話というべきか。
 全然期待して無かったが、広末涼子は結構好演してたと思う。私はフランス語が分からないのでちゃんと広末がセリフをいえていたのかは分からないが。
 ただ広末も最初はジャン・レノとベッソンなら『レオン』みたいなものだと思っていたのかもしれない。
 蓋を開けたらおふざけ映画だったという悲劇。
 そういう意味では広末が一番力が入っていたのかもしれない。悲しいのは広末以外はみんな肩の力を抜いて気楽に演じていたため、広末の生真面目さがチョッピシ可哀想だったと思う。

 得につまらない映画ではないと思うけどね。まあビデオでも良かったかもしれないけどね。
2002/02/07(Thu)
『ブラック・ジャックによろしく』
 『死』を語ると言うのは、楽天的な作業だと思う。『死』が日常から排除されたものとし、リアルさに乏しいからだと思う。

 それを踏まえて命に値段があるとすれば、人はいったい幾らまでなら金をだせるのだろうか?
 生命と言うものの物理的限界である死は免れないものとして、では延命に対する値段はいくらであろうか?
 最先端の医療技術は本人の意思とは無関係に延命できる。それは金を惜しまなければと言う事と同義であろう。昭和の天皇陛下の晩年はそのようなものだったと思う。
 ではお金もそんなにない、秀でた才能があるわけでもない、数多くの人たちは、延命に注ぎ込めるだけ金を注ぎ込み、老後の貯えを切りくずしてまで生きて病気なり怪我が直ったとして、健康状態で貧しい生活を送らざるを得ない事に疑問を感じないのであろうか?
 医療は高い。医は仁術ではなかったか?
 では、医師の高度なテクニックと自分の命の値段が手の届くような安い値段で納得するのであろうか?

 これらは当然自分への問いかけでもあるが、今日発売の週間モーニング誌の『ブラック・ジャックによろしく』はこの自分の疑問に答えてくれそうな気がする。
 今日が連載の初回であったがすごく面白かった。
 これで毎週木曜日が楽しみになった。
2002/02/06(Wed)
PAGE2002
 『PAGE2002』という、印刷業界のモーターショー(意味不明?)のようなものが開催されており、業務時間中に行ってきた。サンシャインでやっているのだ。
 取りあえず印刷関係が主なので一般受けするものではない。
 私も印刷会社で仕事はしているがあまり興味がないのだが、『Flash』の発売元マクロメディアのセミナーがあったのでそれを聴きにいった。本来は招待客しか入れないらしいが、受付で頼み込んだのだ。
 いやあ面白かった。
 『Flash』を使ってれば一般常識として知っていて当然なことも知らない私にしてみれば、丁寧でテンポよく説明してくれるので興味が尽きないものであった。
 やっぱどんなものにも独学の限界はあるんだなあ。