2003/10/26(Sun)
『グロリア』『キル・ビル』『ティアーズ・オブ・ザ・サン』
『ダークブルー』のパンフレットに宮崎 駿が『グロリア』の事を言っていたので興味があったので22日に発売されたDVDを買って観てみた。
宮崎 駿が言うにはラストはグロリアも子供も死んでるということだったが、いまいちピンとこない。
早い話、グロリアは死んでいたとして、子供はいつ死んでいたのだろうか?ということである。
なんとなく不思議なラストであったが、納得するまであと数回観るつもりである。
驚いたことに話の進みが『レオン』そっくり。というか『レオン』がそっくりなんだろうけど。
不細工な中年女がすごく魅力的に見えた。それだけでも良い映画だと思う。
いや、良い映画だ。

『キル・ビル』
劇場で観てきた。オモシロイ!!私は前作の『ジャッキー・ブラウン』でヘコんでしまったが、『キル・ビル』は良かった。
順番はつけられないが、『レザボア・ドッグス』『パルプフィクリョン』と同じぐらいに面白い。いやそれ以上か。
お金と時間をたっぷりかけてB級テイストの映画を作ってる。安っぽく見える作りもストーリーにマッチしている。
この映画を観てると、つくづく映画は総合芸術だなと思う。全てが噛み合ってる。そうとしか言えない作品であろう。
首が飛んだり、腕が切れたり、足がくだけたりと、所謂残酷シーンが山盛りであるが、これだけ盛られてると現実のリアリティーとして認識するのではなしに、映画ストーリーの中でのリアリティーとして了解できてしまう。映画のリアリティーとして納得しつつ、現実のリアリティーからは離れているので(実際に切られてない、映画なんだということ)腕や首が取れて血が噴水のように吹き出すたんびに笑えてしまった。
おそらく『座頭市』のDVDは買わないだろうが『キル・ビル』のDVDは買うであろう。
それからこれの続編が楽しみである。

『ティアーズ・オブ・ザ・サン』
戦争映画。まあつまらなくはなかった。
ヒトコト
モニカ・ベルッチ、胸の谷間、強調しすぎ(笑)
2003/10/19(Sun)
『マトリックス リローデッド』『モンスターズ・インク』
歯医者で顎関節のズレを促進しないためにマウスピースを作ってもらってきた。4000円也。透明で上の歯にガッチリかたくはまる。付けていて気が付いたがオレは割と何をするんでも歯をくいしばるクセがあるような気がした。取り合えず夜だけという話であるが、別に付けていても不都合がないので可能な限り休みの日は付けよう。

『マトリックス リローデッド』をDVDでレンタルしてきた。もうすぐ『マトリックス レボリューション』が公開されるのでそれを睨んでのセル&レンタルだろう。
公開時の字幕と違い日本語吹き替えで観たが、やはりよく分からない映画であった。台詞が訳が分からないのは自分の教養のなさなのかもしれないが、展開をご都合主義でまとめる為の免罪符のような気がしないでもない。
それと増殖するエージェント・スミスやバレット・タイムで戦うネオはDVDで再見すると、CGキャラにしか見えない(笑)動きが速くて誤魔化される部分もあるけど、顔や身体がのっぺりした感じで調子が少ないという事もあるが、やはりあり得ないようなポーズや動きをしてしまうと人間がやっているのではないのだなと思ってしまう。
この映画が最終的に面白いかつまらないかは『マトリックス レボリューション』を観てからということになるであろう。

友人知人に「オモシロイよ」と言われていた『モンスターズ・インク』をDVDで観た。オモシロかった。
土日の間に『マトリックス リローデッド』を一回、『モンスターズ・インク』をコメンタリーを含めて3回観た。
”ディズニーに当たりナシ。ピクサーに外れナシ”といったところか。
ピクサーの映画を観たのはこれが始めてだが、アメリカのフォーマルになっている”ディズニー”から、思いっきりカーブして独自の見せ方をしてると思われる。極論だがディズニーが横位置の舞台劇のような見せ方をするのに対し、ピクサーはその舞台の奥にまで動いていくような見せ方をしている印象がある。
きわめて実写的というか日本のアニメーションに近いというか、もっとはっきり言えば宮崎駿っぽい画面の作り方であると思う。
人間のCGがどうもマネキンのような質感になっているのは、その当時の限界だったのであろうか?表情があれだけ豊かに出るのに。モンスターの造形が非常に高度であったのでそれと比べると見劣りしてしまうのだが。それとも人間をわざと人形のように造型して、よりモンスターの方に感情移入させようという意図があったのであろうか?観ていると人間のブーより、モンスターのサリーやマイクやランドールや、社長の方が人間らしく思え感情移入ができた。
それとコメンタリーで言っていたのだがラストでブーを出した方が良いと言う評価があったそうだが、出さなくて正解。それをやったらドラえもんやオバQになっちゃうからな。
いつも実際にそばにいなくても、いる感じがするぐらいがいいのではないかと思う。これは人同士の付き合いの考え方にもなると思うが、いつもベタベタする関係というはお節介にもなるからね。

ブーを助けにサリーがソリで滑っていくシーンは『天空の城 ラピュタ』でティディスの要塞にシータを救出に行くパズーのごとく思い詰めた表情であった(笑)
2003/10/13(Mon)
ポンコツを自覚しつつ
尿酸値が高いとここ数年言われていても気にしなかったら、今年の夏、踵がビッコを引く程痛み出し、どうやら痛風の発作の疑いが出て来た。
通常痛風と言うと足の親指の付け根が腫れるらしいが、オレは腫れはしないが踵が痛かった。
尿酸値を抑える薬を渡されたが薬が習慣化するのもイヤだったりするので、去年の秋ぐらいから昼飯を抜き、毎日水を2リットル飲む事にしてきた。
それだけで体重が6Kg減った。しかし、まだデブには変わりないので運動をするべきだが、これはやっていない(笑)

今年の8月、夏休みが終わる頃から左の顎の関節が痛かったりしたので、一昨日の土曜日に掛かり付けの歯科医師に相談した所、顎の関節がズレてると。
頬杖をついたりするとなりやすいとのこと。
夜寝る時だけ、マウスピースを着用するようにといわれて、オーダーメードで作ってもらっている(笑)

もうどこもかしこもポンコツになってきたな、オレ。