【 静かなる湖 】

そこは、星の光だけが届く

深く静かな湖

命尽きた星達が此処に身を沈めてゆく

清らかな静かなる湖

乙女達が命の水を汲む

ひとすくい、又、ひとすくいと

次なる命を繋いでゆく



その大きさ測りしれず



その価値何物にも代え難しかな

清らかな命・清らかな心で育まれてゆく

母の思い、届かずや

母の愛、其処に降り注がんかな

新しき命に幸あらん事を願う。

慈しみの母の愛

悠久の時を越えて永遠なれ。

【 作者:関東の凪さん 】