チビ日記過去ログ（２００３年１２月）

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【 世田谷一家殺害の記事を見て思った事 】　　一覧へ戻る
○今日は普段とは違ってちょっと真面目に考えた日記である。
　Yahoo!のニュースで「３０日で世田谷一家殺害から丸３年が経つ」という記事
　が載っていた。（実際の記事）

　この記事を読むと、警視庁では未だに犯人像を特定できておらず、捜査は難航
　しているようである。しかし現場には被害者の血がついた指紋（血紋と呼ぶ
　らしい）が見つかっている、と記述されている。
　犯人の指紋は確認できているのに誰のものなのか分からない。これっておかし
　くないだろうか？
　指紋が確認できているという事は、当然過去の犯罪者達のデータベースには
　一致する者がいないという事である。と言う事は、過去に犯罪歴がない人間の
　中に犯人はいるという事になる。
　言い換えると、犯罪歴のない人達のデータベースが存在しないから犯人が特定
　出来ないんじゃないかと。
　そう考えると、国が国民に対して指紋のついたものを提出するよう義務付ける
　ようにして、全国民の指紋データベースを作成する事が出来れば、指紋さえ
　あれば一瞬で誰が犯人かを特定する事が可能になるはずである。
　確かに全国民の指紋データを集めるとなると膨大な情報量を蓄える為のデータ
　ベースが必要になるとは思うが、そのデータベースを作成する作業を行なう
　価値は十分にあると俺は思うのである。まぁ当然その中にも素直に指紋を提出
　しない人もいるとは思うけど、そういう人には例えば何かペナルティを与える
　ようにするとかして、必ず指紋を提出するようにさせる。また、新しく産まれ
　てきた赤ちゃんは出生届を提出する際に一緒に指紋も提出する。
　このようにしていけば犯罪者の検挙率も確実に上がるのではないか？と。
　ただこの全国民指紋データベースが完成したからといって、犯罪発生率が減少
　するか？と言うと、必ずしもそうとは言い切れないけどね。
　実際に犯罪を犯している人が、出所後に再び犯罪を犯して刑務所帰りするとい
　うケースも少なくないみたいだし。

　人間が生きている限り、犯罪はなくならない。悲しい現実ではあるけれど、情
　報化社会の中で生きる我々にとって、もっと迅速に犯罪に対応できる社会を
　作って欲しいものである。

　なんて事を大晦日前に真剣に考えてしまった管理人でした。