闘病日記過去ログ(2004.04)
2002年10月5日、大腸検査の結果「潰瘍性大腸炎」と診断されました。
この日記は日ごろのネタを題材にしたチビ日記とは一線を引き、
発病後の俺の闘病の経過や闘病に関する俺に起きた出来事を
書いていこうと思ってます。
上のもの程新しい話になっています
注:18禁と書かれている物はエロネタです。好まない方はご遠慮下さい(テキスト文章だけどね)。
闘病日記一覧
【 難病患者の為の仕事 】 一覧へ戻る
○チビ日記でお伝えしている通り、今俺は会社を辞めようか検討中なのだが、俺と同じ病を
患っている人たちは一体どんな仕事をしているんだろう?とふと思い、インターネットで
検索をしてみた。
難病患者の就労に関する声
(-ω-;)ウーン それにしても色んな病気があるもんだなぁ。。。
それはいいとして、俺の病気である潰瘍性大腸炎の欄について読んでみると、やはりみんな
仕事面で苦労しているようだ。
中には「社会全体が病人に対して冷たいと思います。」とか、「障害者には障害年金等生活
の保証があるのに対して、難病患者には生活の保証が何もない」というコメントは身につま
される思いだった。
確かに病気を持っている人間は制限がかかるから扱い辛い、というのは分からなくもない
けれど、俺だって決して好きで難病にかかった訳じゃないし、そういう人間に対して柔軟に
対応できる環境が社会にはあまり存在しないというのが非常に悲しい。
例えば難病患者が必ず働けるような機関を設ける、とか、そういうのって出来ないのかな?
利益を追求しない公的な機関で、決して無理な労働はさせないような。そういうのって
政府に言ってもやっぱ無理なんだろうか。。。
俺達だって人間なんです。決してモルモットじゃない。
人間は動物と違って、お金で生活します。お金は仕事をする事でもらえます。
その仕事がなかったら生活は出来ないんです。生活が出来ないという事は、
「お前らは邪魔だから死ね」って言ってるのと同じなんですよ。
イラク支援もいいけれど、日本人の中でこういう支援を待っている人たちがいるんだって
事をもっと沢山の人に知ってもらいたいと願う今日この頃の難病患者でした。
【 漢方始めました 】 一覧へ戻る
○先日俺の持病である「潰瘍性大腸炎」の病気について調べていたところ、漢方薬についての
記事のページに目が止まった。西洋医学の”炎症を抑える”という治療に対し、漢方では
腸の働きを強くして、炎症からの抵抗力を強めるのだと言う。
出血は治まっているんだけど、最近医者からもらっているペンタサという薬を飲んでいても、
便をする時もの凄い腹痛に襲われている。そう、まさに
ウミガメの産卵状態
。・゚゚・(´▽`)・゚゚・。アハハハ
便が出終わった時のあの安堵感と言ったら・・・。天井を眺め、男がトイレで一人涙を流す
光景は誰にも見せられない。(見せるもんじゃないけどな(笑))
医者からもらっている薬を服用していても腹痛が治らないのであれば、これは試してみる
価値はあるかも?、と思い、早速インターネットで漢方薬を売っているお店を調べてみる。
新井薬師の漢方薬 永仁堂
おぉ!ここはテレビの取材とかも結構受けてるみたいだな。(まぁそれで決めたわけでも
ないんだけど)
場所も新宿だし、近いからここに相談しに行ってみよう!
という訳で、いざ新宿まで。店のおじさんに病名と症状を話す。すると早速調剤を始めた。
待つ事約15分。20日分の漢方薬を調剤してくれた。
もらった薬の成分は以下の通り。
煎じ薬:
【四物湯(血) + 四君子湯(気) + 桂皮 + 黄耆 = 十全大補湯】
★配合生薬成分
血の薬: 当帰、川窮、芍薬、熟地黄 → 四物湯
気の薬: 人参、白朮、茯苓、生姜、大棗、甘草 → 四君子湯
桂皮、黄耆
(-ω-;)ウーン 色んな成分が入っているのね。要するに胃腸の働きを強くすると。
値段は20日分で14000円。ぶっちゃけ、
た、高っつ!
まぁでもこれで試してみて症状が改善されれば、高くてもやってみたかいはあるだろう。
出来る事はなんでもやってみないとね。早速昨日から飲み始めています。
(正直まずいです。女性が飲む”実母散(じつぼさん、俺はじつぼうさんって覚えていた)
”って知ってる?すっげーくさいやつ。まさにあれと同じにおいです)