| 御名前 | 御体種類 | 御職業 | 御解説致しますと… |
| キサラ | Ｃａｓｔ | Ｒａｎｇｅｒ | 特殊合金のボディを人工皮膚で包んだ少女型戦闘マシン。父と呼ぶ元ハンターのフィルナと暮らしていたが、その父の命によりラグオルへ降りることとなる。 |
| 廻奈 | 人間 | Ｆｏｒｃｅ | 傭兵隊「Ｆｏｘ Ｓｈｒｉｎｅ（ふぉっくす・しゅらいん）」の総兵長。自らを「傳死妖白狐」と称し、護衛「妖孤守護」とともに、ラグオルを蹂躙するかのように闊歩している。 |
| シェルティ | Ｎｅｗｍａｎ | Ｈｕｎｔｅｒ | 古い中国でいわれのある「八百八屍将」の勲章を地球での最後の戦争「ラグナロク」で受けた「Ｆｏｘ Ｓｈｒｉｎｅ」２番隊長。愛らしい笑顔に見惚れた敵の顔は、次には地面とキスするという逸話あり。 |
| ノート | 人間 | Ｈｕｎｔｅｒ | 廻奈の護衛「妖孤守護」の一人。特殊テクニックによる遠隔攻撃とフォトンクロー（巨大爪）での直接攻撃をおりまぜた変幻自在な戦術が身上。 |
| るるりん | 人間 | Ｈｕｎｔｅｒ | フィルナの友人である元ハンター。現在は宮仕え。「酔えば酔うほど強くなる」というのは本人の弁。「酔ってなくても十分強い」というのも本人の弁。しかして強いのではあるが… |
| フィルナ | 人間 | Ｈｕｎｔｅｒ | キサラの養父。特殊テクニックの研究をするため、ハンター業から引退。武器商で生計をたてている。廻奈やシェルティとは旧知の仲であるようだ。 |
| 咲夜 | 人間 | Ｆｏｒｃｅ | キサラの友人。特殊な事情により「妖孤守護」の見習として、廻奈に仕える事となる。 |
| 綾乃 | 人間 | Ｈｕｎｔｅｒ | 「妖孤守護」の一人。自らの内にある冷静な判断力と攻撃的な激情をうまくコントロール、確実な戦果をあげている。日本刀を使った剣技「居合」の使い手であり、廻奈より四刀「大蛇顎」を授かる。 |
| 六花 | Ｃａｓｔ | Ｒａｎｇｅｒ？ | 「六花米穀店・武闘派」という米屋のオーナー。神出鬼没。突然現われて営業を始める。ラグオルの生物を材料としてすりこんだ商品もあり、評判はまちまち。 |
| リム | 人間 | Ｒａｎｇｅｒ | るるりんの腹心かつ友人のレンジャーで、るるりんが出陣の際には必ず共をする。超美少年であるが、女性に付きまとわれるのを好まぬ彼は、不気味な仮面をつけて戦場に赴く。 |
| ユゥキ | Ｎｅｗｍａｎ | Ｆｏｒｃｅ | 「六花米穀店」の護衛。フォースには珍しい筋肉質で大柄の体躯をもって悪質な客を威圧する。 |
| 葉常 | 人間 | Ｈｕｎｔｅｒ | 「妖孤守護」の一人で、謀略担当。戦地で戦うのとは違い、裏での活動や特殊工作を主たる任務とする。長い黒髪がチャームポイント。 |
| カメリア | 人間 | Ｒａｎｇｅｒ | おかっぱ頭とそばかすが可愛らしい「妖孤守護」の経理担当。しかし、戦闘能力も目を見張るものがある。 |
| ライラ | ？ | Ｈｕｎｔｅｒ | フィルナ宅に雇われた家政婦。無口であるが、キサラに冷たい印象は与えていない。 |
| グリフィン | 人間 | Ｈｕｎｔｅｒ | 最終戦争ラグナロクを完全独立組織「ル・リエー」を率い戦い抜いた「生きる伝説」とよばれたハンター。しかしラグオルにて造反にあい戦死。 |
| 虎龍 | Ｎｅｗｍａｎ | Ｆｏｒｃｅ | グリフィンの片腕として「ル・リエー」を支えたニューマンの女性。ラグオルにての造反により戦死。グリフィンとの異種間結婚を望んでいたが… |
御体種類について
サイバーダイン社によるアンドロイド製造と同社の軍需企業化による普及。そして、アンドロイドによる兵種支配に歯止めをかけるべく製造されたニューマン。それに人間を加えた現在の世界には大まかに３つの人種と呼べるようなものが存在します。
・人間
おなじみ人間です。
アンドロイドやニューマンに市民権・人権を授けた人間ですが、やはり政府機関などの要職はほぼ人間が占めていて、その地位は高いと言えるでしょう。「デミ・ラグナロク」「ラグナロク」の二つの戦争で勝利したという事が、いまだ人間の治世を許している要因とも言えます。
・キャスト（Ｃａｓｔ）
「Ｃａｓｔ ｏｆ ｔｈｅ ｈｕｍａｎ（人間の鋳物）」と呼ばれるアンドロイドは自立意識保持人型機械としてサイバーダイン社により開発されました。Ｔシリーズなどは有名な型ですが、その１００番台より始まった人工皮膚装着は人間の間での疑心暗鬼を極端な形で引き起こし、第１次市民権戦争「デミ・ラグナロク」の引金ともなりました。
製造番号２０００番台半ばより人工皮膚装着が法によって取り締まられる事になりました。
・ニューマン（Ｎｅｗｍａｎ）
サイバーダイン社の軍装受注独占に対抗して、ニューロ・テクニカル社が生み出したのが人造人間ニューマンです。当時としては珍しいフォトン圧縮技術による培養槽の中で脳神経細胞を増殖させることによって知覚能力を鋭敏化させることに成功しました。実戦テストという名目のアンドロイド大量破壊が企業間の紛争だけに留まらず、世界を巻き込んだ最終戦争「ラグナロク」へと発展していきます。
御職業について
「ハンター」と一まとめに呼ばれているラグオル調査員ですが、自らが得意とする攻撃方法によって、職種を３つに大別しています。
・ハンター（Ｈｕｎｔｅｒ）
フォトンを単純に破壊のためのエネルギーとして剣のような形をとらせた武器を巧みに操る事を得意とするのがハンターです。常に前方に立ち、仲間の盾となり、力で敵をねじ伏せる戦術をとります。
・レンジャー（Ｒａｎｇｅｒ）
銃器による後方支援を受け持つのがレンジャーです。超長射程の射撃を可能とする長銃。密集した敵に効果絶大な散弾銃。それらの銃器を有効的に使い、自陣に来るより早く、敵を撃滅することが最上の戦術です。
・フォース（Ｆｏｒｃｅ）
分子レベルで空間に干渉する特殊テクニックを使用する事を得意とするのがフォースです。高熱、低温などの空間のコンディションを自在に操作し、敵に直接打撃を与えると共に、傷ついた仲間を癒す重要な役割も持っています。