位置関係図(ミニ説明と本文参照付き)

この図はものがたりの記述から知られる、子供達の行動範囲のおおよその位置関係図です。あくまで架空の場所であり、実際に種山ケ原周辺にこのまま存在する地形ではありません。

シーンの推移 9.1遠景→運動場→教室 9.2嘉助の家の前→途上→運動場→教室 9.4途上→湧水→上の野原入口→土手の中→野原→栗の木の下→湧水→帰途 9.6教室→上流方向→たばこ畑→葡萄藪→帰途 9.7教室→さいかち淵 9.8運動場→岩穴→教室→さいかち淵 9.12一郎の家の中→外→中→嘉助の家の前→教室

ポインタを合わせるとミニ説明が表示され、クリックすると本文を参照します。画像全体が表示された状態で試して下さい。それでもミニ説明が表示されないときは下記をごらん下さい。

北上川 学校の前の谷川は下流で北上川に注ぐと思われる。4日、みんなは上の野原へ登る途中遠くに北上川を見る。 さいかち淵 川の合流する下流。7日、みんなは泳ぎに行って発破漁に遭い変な人を囃す。8日に毒もみ、鬼っこをする。 ねむの木 さいかち淵の手前の川原に生えている。いつもそこを通って泳ぎに行く。8日には雨宿りをする。 さいかちの木 淵のガケに生えている大きな木。泳ぎながら登ったり周りでさまざまに遊んだりする。 ほんとうの野原 上の野原より広い遠くの野原。北上盆地。上の野原へ登る途中振り返ると見える。大きな川(北上川)も流れている。 草の山 学校の裏山。萱や栗の木が生えている。 岩穴 学校の裏手、運動場の隅にあって冷たい水が湧き出る。8日には毒もみの笊が横に隠される。 学校 谷川のそばの小さな分教場。たった一つの教室に三十数人が学んでいる。先生も一人。 鉄棒 テニスコートぐらいの狭い運動場にある鉄棒。2日、一郎と嘉助がここで三郎の登校を待つ。 葡萄蔓 ヤマブドウ。子供たちの自然のおやつの一つ。みんなは6日にとりに行く。 葡萄藪 耕助が去年新しく見つけたところ。ここで三郎と耕助が風についての論争をする。 たばこ畑 6日、葡萄藪へ行く途中にある。三郎は知らずに畑の葉をむしりみんなに責められる。 嘉助の家 学校の上流にあり、より上流の一郎は朝嘉助をさそう。 一郎の家 土間、くぐり戸、馬屋、井戸、かまど、家の前には栗の木の列。12日の朝の情景。 三郎の家 父と一緒に住む仮り住まい。谷の上流にある。 湧水 上の野原へ行く道の途中、三郎の家への分かれ道にある。白い岩から冷たい水が噴き出す。 大きな栗の木 上の野原の入口にあり、根元が多分落雷でこげた洞になっている。いろんなものが吊るしてあって何かを祀っているような木。 放牧 土手で囲んだ放牧地に馬が放されている。みんなは馬と遊ぶが・・・ 上の野原 村から近い高原。山の上にあるのでそう呼ばれている。馬の放牧、草刈などが行われており、子供たちは手伝いなどで訪れる場所。みんなは日曜の4日に出かける。

 

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山ケ原周辺図


赤の項目の説明です。水色の項目にはリンクがあります。

豊沢川 下流は花巻市内を流れている。 さいかち淵 二つの淵があった。 猿ケ石川 上流の早瀬川は谷川のモデル。 外川目 付近は舞台の候補の一つとされている。 上郷 作者はここの小学校を訪ね取材した。 仙人峠 作者は昭和6年9月この周辺を取材。 釜石鉱山 鉱山のモデル。 大橋 鉱山小学校があった。 岩屋堂 伊佐戸のモデル。 木細工 種山ケ原との方向関係からすると舞台にふさわしい。 種山ケ原 作者は大正6年地質調査で付近を歩いた。 北上川 ほんとうの野原の大きな川。
岩手山高洞山日詰水沢緯度観測所 前身作品「風野又三郎」に登場する。

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