日本史の流れをつかむ授業 ー基本のそのまた基本ー

1    簡単年表 まとめ
時代名とその順番 年表

 

(講師)「はい、みなさんお早うございます。今日はなるべく簡潔にということを優先にして、それでも同じことを別の言い方で繰り返し説明したりして、できるだけ分かりやすくなるように頑張りますね。

 さあ、それではまずはこれを見てください。(黒板に紙を貼る)

これは時代の名前をでたらめの順番で4枚並べたものですが、これを正しい順番に並べ替えてほしいのですが、さあできますでしょうか。

はい、それでは一番最初はどの時代になりますか。

(「縄文、縄文」という声が上がる。)

じゃあ、逆にいちばん最後はどれですか。

(一斉に「明治大正昭和平成!」という声。)

では全部並べてみることにしましょう。
はい、そこのあなた、中学生ですね。ここへ来て並べてみて下さい。よく分からない時代のところには白い紙を入れればいいですからね。

左を古い時代にして横一列に6枚全部並べて下さい。

(中学生はさっさと次のように並べる。)


縄文時代

???

平安時代

???

江戸時代

明治・大正・昭和・平成

 はい、大正解です。拍手ーー。さすがです。簡単すぎたかな?

 さて、みなさん、よく考えてみると、学校で習ったことは全部忘れてしまって日本の歴史は全然分からない、という人でも、実は誰でも

「明治の前には武士の時代である江戸時代があり、その前になると色々な時代があったようだが順番がよく分からない。そして大昔には平安時代があって、その前もはっきりしないが、相当古いのが縄文時代である。」

 ぐらいのことが言えるのは常識ですね。でもその常識が
 
非常に大まかなのですが日本史の基本的枠組みをうまくつかんだ言い方なのです。

 日本の歴史をいくつかの時代に分けようとするときには色々なやり方がありますが、いちばん基本的なやり方は政治のかたち、特に政権を握る者はどんな人々であったのかということに注目して分けるやり方です。その観点で日本史を分けてみると基本的に次のようになります。(新しい図を貼る)

無政治

貴族政治

武家政治

国民(政党)政治

 さあ、これは上の図と比べてみるとなんとそっくりではありませんか。

 

 さて、ここまでのことを
「なんだ、そんなことならとっくに分かっていたよ。」
という人はこの後の授業を受ける必要はないかもしれません。

 「言われてみればはっきり分かっていなかったなあ」という人はこの後をじっくり聴いてくださいね。

 

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