側音化構音などの機能性構音障害の見分け方

側音化構音とは機能性構音障害のメカニズムの一つです。

●機能性構音障害のうち、側音化構音で現れる歪み音

○イ段の音(イ、キ、ギ、シ、ジ、チ、ニ、ヒ、リ、など)が正しく言えない。(サンプル音声)
○キが正しく言えない。(サンプル音声1) (サンプル音声2)
○ギが正しく言えない。
○ケ、キ、ゲ、ギが正しく言えない。
○サ行がシャ行やヒャ行のようになる。
○シが正しく言えない。
(サンプル音声)
○ジ、ヂが正しく言えない。(サンプル音声)
○チが正しく言えない。
(サンプル音声)
○ツがチュ、キュのようになる。
○ニが変だ。ギのようになる。
○ヒが正しく言えない。
○ヤ行が正しく言えない。
○リが正しく言えない。
(サンプル音声1) ギのようになる。(サンプル音声2)
○拗音(キャ、シャ、チャ、・・・ など)が正しく言えない。(サンプル音声)
○ある発音の時だけ唇がゆがんだり、下アゴが横にずれる。
○ある発音の時だけ息が横に漏れる気がする。

機能性構音障害(側音化構音を含む)の見分け方

声が出なかったり詰まったりすることが問題ですか?
   YES → 機能性構音障害ではなく、他の障害と思われます。

   NO, それが問題ではない。
  ↓
全体的に発音が正しくない・あいまいですか?

   YES → 
他種の構音障害と思われます。
   
NO, 決まった音だけが正しくなく、他は正常である。
  ↓
日によって、場面によって、あるいは薬物の影響などによって言えるときと言えないときがありますか?

   YES → 他の障害の可能性があります。

   NO, 大体いつも言えない。
  ↓
緊張や早口が原因で発音が悪くなっていると思いますか?

   YES → 構音障害(狭義)ではありません。他の障害または正常の範囲内の可能性があります。

   NO, そうは思わない。
  ↓
問題音は一つずつ丁寧に発音すれば正しく言えますか?

   YES → 他の障害または正常の範囲内の可能性があります。

   NO, 一つずつ丁寧に発音しても完全には正しくならない。
  ↓
問題の発音は何かのきっかけで、あるいはある時期から始まりましたか?

   YES → 他の構音障害の可能性があります。

   NO, 思い当たるきっかけがなく、ほぼ最初からすでに悪い発音であった。
  ↓
口腔内の病気や異状、舌の麻痺、その他の麻痺、難聴、言語発達遅滞が原因だと診断されたことがありますか?

   YES → 
他の構音障害の可能性があります。
   
NO, そのようなことはない。
  ↓
 (舌の長さ、舌小体(帯)、歯並び、噛み合せに異状があっても次に進んで下さい。)
  ↓
目を閉じて耳だけで他人の「カ、サ、シャ、タ、チャ、ハ、パ」が完全に聴き分けられますか?

   NO,
できない。 → 他の構音障害と思われます。
   
YES. 聴き分けられる。
  ↓
口を軽く開け(上下の前歯に指1本挟む程度)、舌先を上の歯茎に当てることができますか?

   NO,
できない。 → 他の構音障害と思われます。
   
YES. できる。
  ↓
「ア、エ、オ、ハ、ヘ、ホ、マ、メ、モ、ワ、バ、ベ、ボ」を正しく言うことができますか?

   NO,
できない。 → 他の構音障害と思われます。
   
YES. 正しく言うことができる。
  ↓
   機能性構音障害の可能性が大です。
  ↓
問題音は「ラ、ル、レ、ロ」ですか?

   YES → 
機能性もありますが、他の構音障害または正常の範囲内の可能性もあります。
   
NO, 「ラ、ル、レ、ロ」ではない。
  ↓
   確実に治る種類のものと考えられます。

機能性構音障害は「障害」と名付けられてはいますが正しい指導によって治る種類のものです。
また、大人になっても容易に治癒するものであることも明らかとなっています。

当科での指導は成人の場合平均4時間程度で習熟練習終了まで達するものです。
ぜひ受講をご検討下さい。

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資料:側音化構音の実体

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