ある特定の形式のウィルスがあります。それは「ワードのデータの振りをしたウィルス」、「エクセルのデータの振りをしたウィルス」です。正確に言えば、それらは正式なワードのデータ、エクセルのデータです。破壊活動を行う正式なデータなのです。

それらはマクロという機能を使用しています。マクロという機能を無効にすれば、そのような破壊活動を防ぐことができます。

エクセル2000の場合、「ツール」−「マクロ」−「セキュリティ」で「レベル」を「高」にすれば、すべてのマクロが無効になります。「中」に設定すれば警告が表示されるようになります。

ワード2000の場合、「ツール」−「マクロ」−「セキュリティ」で「レベル」を「高」にし、すべてのマクロを無効にしておけばよいでしょう。