音楽データの編集、処理方法 ♪

 

このページでは、管理人が行っている音楽データの編集、加工処理の方法についてご紹介します。その主な内容は次のようなことです。

 

 (1) 外部デバイス(CD,ラジカセなど)からの音声を録音(WAV形式)して、かつWEBサイトでも扱える軽

     いファイル(WMA形式)に変換する。WAVファイルの編集(音量の標準化、部分的な削除、貼り付け、

      フィードイン、フィードアウトなどの処理)についても説明します。

 (2) PCで再生されている音声を録音(WAV形式)して、軽いファイル(WMA形式)に変換する。これは(1)

     項を除き、PC上で再生されているあらゆる音声を録音する。

 (3) PCに取り込んだCDの音楽ファイル(WAV又はWMA形式)を軽いファイル(WMA)に変換する。 

 (4) MIDIファイルをWAVファイルに変換する。

 (5) 音楽ファイルをHPに貼り付ける。

 

1. 準備

 

1.1 必要な機材

 ここで必要な機材は、以下の3点です。特に用意するのは500円くらいのオーデオケーブルくらいではないでしょうか。CD・ラジカセプレーヤーなど は、たいていはお持ちでしょうから。 

 

 (1) CD・ラジカセプレーヤーなど 

 (2) 接続ケーブル(オーデオケーブル)  

 (3) 各種ソフト (無料版)

 

1.2 各種ソフト(無料版)の入手

必要により以下のソフトをダウンロードし、インストールしておきます。そしてこれらの実行プログラムのアイコンは、デスクトップの画面に配置しておきます。

 

(1) A-RECORDER     

     パソコンで再生している音楽、音声を録音するもの。音源がアナログ(テープなど)であれ、デジタル(C   

     Dなど)であれ 音源の種類に関係なくできます。 有料ソフトでEasy CD Creater でも同じような機能はあ

    りますが、性能は遜色ありません。

   ・提供するサイト http://www.vector.co.jp/soft/dl/win95/art/se084853.html

   ・DLはここから直接できます   FTPでダウンロード

 

(2) WMAこんぶ       

   ファイル形式をWAVからWMAに変換します。 変換するファイルサイズも設定できます。

   ・提供するサイト 「ようこそソフトのへやへ」 http://www.ne.jp/asahi/mochiyama/my/

   ・DLはここから 直接できます  WMAこんぶ Ver.3.02.3

 

(3) Sound Engine Free 

    音声波形を編集するソフト 。不用な部分の削除、音量のノーマライズ、フィードイン・フィードアウトの設定

   などに使用します。

  ・提供するサイト  http://www.forest.impress.co.jp/lib/pic/music/soundedit/soundengine.html

 

(4) Rip!AudiCO FREE 4.02

    WAV,WMA,MP3を相互変換したりビットレートを変換したり、音量一定化ができます。

     ・提供サイト http://www.vector.co.jp/soft/dl/win95/art/se202196.html

     DLはここから 直接できます。     FTPでダウンロード

 

(5)Timidi95

  MIDIファイルをWAVファイルに変換するソフトです。

  ・提供サイト http://homepage2.nifty.com/music-life/tm/mid-m-w.html

 

 

2. 外部機器からの音声を録音し、軽量ファイル化する

 

カセットテープなどに記録された音声・音楽などを、非常に軽い音声データとして、パソコンに取り込む方法を説明します。この方法で作成された音声データ(ファイル)は軽量なため、ホームページやメールで 使用しやすくなります。なお、CDの音声データについてもCDプレーヤーを使用して、同様に行えますが、4項の方法を使用したほうが、音質は良いようです。


2.1 カセットデッキとパソコンをつなぐ

カセットデッキ(ラジカセを含む)の出力端子(LINE OUT、なければヘッドホン端子でも可)とパソコンの入力端子(音声入力端子またはLINE IN)をオーデオケーブルで接続します。

 

2.2 録音

(1) カセットデッキにテープを入れて再生できる状態にしておきます。

(2) 録音は「A−RECORDER」を使って行いますが、事前の設定内容を説明します。まずアイコンをダブルクリックしてソフトを起動すると、下記の操作パネル(画面1)が出てきます。

 

画面1 「A−RECORDER」の操作パネル

拡大

 

その操作パネルの設定として、「CONFIG」ボタンをクリックし、「Configration」ウィンドウ(画面2の上)で、「録音終了後のアプリケーション」を「なにもしない」、また「ボリュームの設定」は「設定」ボタンをクリックして「Recording control」ウィンドウ(画面3)で「Line」を選択し、音量は最大の三分の二位にして、「OK」ボタンをクリックします。

 

「Configration」ウィンドウに戻って「音質設定」の「CD音質の設定」をクリックし、「Select Sound Quarity」の属性を、22,050KHz、16ビット、 ステレオ(または音源がモノラルならモノラルとする)に設定します(画面2の下)。以上の設定が終ったら、「Configration」ウィンドウのOKボタンをクリックし、「A−RECORDER」の「Sound Quarity」を「CD」にしてお きます。

 

画面2 「A-RECORDER」での音質設定例

拡大

 

画面3 ボリュームコントロールを設定する。「LINE/ライン入力」のボリュームを最大の2/3位の位置に しておきます。

拡大
 

(3) カセットを再生し、パソコン上での音量をカセットデッキ側またはパソコンのスピーカーの音量調整機能により調整します。あまり大きくない程度にレベルを設定しますが、これは 実際にテスト録音して、音の歪が最小となるように設定することをお勧めします。

 

(4)音量調整が終わったら、「A−RECORDER」の「RECORD」ボタンをクリックして録音をスタート し、あわせて録音元のカセットデッキの再生をスタートし、録音を開始します。

 

(5) 録音は一曲毎とし一曲が終ったら、「STOP」ボタンをクリックして録音を停止し、カセットデッキの再生も停止します。録音を停止すると図4の画面がでるので、 適当な保存場所を決めて、「ファイル名」の欄に名前をつけて保存します。ファイルは、WAVという形式で保存されます。

 

画面4 録音データを保存しよう。WAVファイルで録音されている

拡大
 

(6) 録音は(4)項の方法で一曲ずつ行います。

 

2.3 波形編集

 録音した音声データの音量の標準化、部分的な削除、貼り付け、フィードイン、フードアウトなどの処理を行います。波形編集ソフトSound Engineで 行う場合について説明します。Sound Engineのソフトを起動し、メニューの「ファイル」→「開く」から、処理する音声データを開きます。下のような画面が出ます。

 

画面5

 

まず編集するにあたり、時間軸の拡大または縮小アイコン(「+」「−」マーク)により時間軸を適宜、拡大 ・縮小して利用します。この編集ソフトでは色々な処理が出来ますが、主なものは次の通りです。

 

@ 曲の始めと終わりの余分な部分をカットする場合は、カットする領域を選択し、右クリックして、「削除」をクリックする。その時間部分がカットされます。

 

A 曲の始めと終わりにフィードイン、フードアウトの効果をつけるときは、その領域を選択し、右クリックして、「フィードイン」または「フードアウト」をクリックします。

 

B 曲の音量を標準レベルに設定するには、「音量」→「ノーマライズ」を選択すると、音量が標準レベルにできる。 あるいは音量を任意に変更する場合は、「音量」→「音量」を選択し、変更量を指定する。数字が「+」ならば拡大し、「ー」ならば減少します。また音量の変更は、選択した範囲に対しても出来ます。

 

C 音楽などを部分的にコピーして、他の音楽を開き、貼り付けることも出来ます。これは範囲を選択し、コピーし、貼り付ける、ごく普通の方法で行え、貼り付け位置に挿入されます。 最後に、これらの処置が完了したら、「ファイル」→「上書き保存」を行います。

 

2.4 ファイル形式の変換、ファイルサイズの変更

編集された音声データ(WAV形式)のファイル形式、ファイルサイズを変更します。WMAこんぶという変換ソフトを用いた場合について説明します。 Rip!AudiCO FREE 4.02というソフトでも可能です。

WMAこんぶ(変換ソフト)のアイコンをダブルクリックしてソフトを起動します。 次の操作画面があらわれます。

 

画面6 WMAこんぶの操作画面

 

この作業を行うにあたり、画面左の「変換オプション」で、各種の設定を行います。標準的には、出力フォーマット(WMAとする)、ビットレート(12kbps)、サンプリングレート (8000Hz)、チャンネル(ステレオ)、出力フォルダ(変換元ファイルと同じ場所)と設定します。

 

変換するWAV形式の音楽ファイル(デスクトップ画面においておく)を画面6の右上の「WMAこんぶ変換ファイル」の枠内にドラッグ&ドロップし、画面左上の「WMAこんぶ」の「WMAに変換」をクリック します。これだけの作業で変換が行えます。処理の時間は数秒です。

 

以上の操作により、かなり軽量(ファイルサイズの小さい)のの音声データのファイル(WMA形式)に仕上がります。

 

3. パソコン内で再生されている音声を録音する

 

これは、例えばパソコンで音楽などのサウンドが鳴っている状態(HPのBGM、音楽ファイルの再生時、パソコンのCDドライブでの再生時など)のときに、それを録音するものです。

 

録音方法は、前2.2項 からほぼ同じ内容・手順となりますが、その相違点のみ説明します。前項のようなケーブルを使用する必要はなく、下記の設定処理のみで可能です。

 

3.1 録音

(1) A-Recorderの条件設定を行う

「A−RECORDER」の「CONFIG」ボタンをクリックし、「Configration」ウィンドウ(画面2の上)で、「ボリュームの設定」は「設定」ボタンをクリックして「Recording control」ウィンドウ(画面3)で「Stereo Out」を選択し、音量はほぼ最小位置にして「OK」ボタンをクリック します。

 

(2) 録音開始

パソコンで音声を鳴らし (例えば、あるサイトのページを開いて音楽などを鳴らしてみる)、「RECORD」ボタンをクリックして録音をスタート します。 録音終了は、「STOP」ボタンをクリックします。WAV形式の音声ファイルが作成され、所定の場所に保存されます。

 

3.2 波形編集

必要があれば録音された音楽(WAV形式で録音される)を波形編集ソフトで編集 します。

 

3.3 ファイル変換

さらに必要により変換ソフトを用いてWMA形式に変換 し、ファイルサイズも変更します。

 

4. PCに取り込んだ音楽ファイルを軽量化する

 

PCに取り込んだCDの音楽ファイル(WAV又はWMA形式)を、利用しやすくするために、軽いファイル(WMA)に変換します。Rip!AudiCO FREE 4.02というソフトを使用して行う方法について説明します。

 

4.1 WAV形式からWMA形式に変換し、ファイルサイズも軽量化する場合

 その他のファイル形式の変換にも同様に適用できます。

 

(1) Rip!AudiCO のアイコンをダブルクリックして開きます。若葉ウィザードが出たら、閉じて進めます。

 

(2) 中段にあるメニュータブの「WMA変換」をクリックし、さらに変換音質を設定するために、上段の「音質」アイコンを開きます。

 

(3)形式変換オプションのウインドウで、「WMA変換」タブルクリックし、音質設定を行います。HPに使用する 用途であれば、ビットレート、サンプリングレートとも小さめにし、それ以外の場合は変換元と同じ程度とし、ステレオかモノラルかは、変換元の形式と同じにします。設定が完了したら「OK」ボタンをクリックして閉じます。

 

(4)変換するファイルは、上段の[ファイル」のアイコンをクリックして、「MUSICファイルの追加」ウィンドウを開き、変換するファイルを選択して、「開く」をクリックします。

 

(5)選択された変換ファイルが、メィーン画面の下段の枠内に表示されますので、続いて上段の「編集」メニューから「出力先を選択」をクリックして、出力先を決定します。

(6)最後に上段の「実行」ボタンをクリックするとファイルは変換されて、指定の出力先に保存されます。

 

4.2 WMA形式のままで、ファイルサイズのみ軽量化する場合

(1)Rip!AudiCO画面の中段にあるメニュータブの「音質変換」をクリックし、さらに変換音質を設定するために、上段の「音質」アイコンを開きます。

 

(2)形式変換オプションのウインドウで、「WMA変換」タブルクリックし、音質設定を行います。ビットレート、サンプリングレート、ステレオかモノラルの設定を行い、完了したら「OK」ボタンをクリックして閉じます。

 

(3)変換するファイルは、上段の[ファイル」のアイコンをクリックして、「MUSICファイルの追加」ウィンドウを開き、変換するファイルを選択して、「開く」をクリックします。

 

(4)選択された変換ファイルが、メィーン画面の下段の枠内に表示されますので、続いて上段の「編集」メニューから「出力先を選択」をクリックして、出力先を決定します。

 

(5)最後に上段の「実行」ボタンをクリックすると、ファイルは変換されて、指定の出力先に保存されます。

 

 

5. MIDIファイルをWAVファイルに変換

 

使い勝手の問題で、MIDIファイルでは都合の悪い場合に、これをWAVファイルに変更する場合の方法です。Timidi95という変換ソフトを使用して行います。(この変換は、3項でも行うことができます)

 

(1) Timidi95をダブルクリックして、メイーン画面を開きます。

 

(2)  上部の「設定」をクリックし、プルダウンメニューの「設定」をクリックし、設定画面を開きます。

 

(3) 出力タブをクリックし、出力内容を設定します。一番上の枠から「RIFF WAVファイル」を選択、出力ファイルの名前を「○○○.wav」と名前をつけ、さらに再生レート、再生ビット数、モノラル・ステレオの種別を設定し、「OK」ボタンをクリックします。

 

(4) メイーン画面の「開く」アイコンをクリックして、変換するMIDIファイルを取り込みます。(MIDIファイルをメイーン画面上にドラッグ&ドロップしても取り込めます)

 

(5)再生ボタンをクリックすれば、1〜2秒で変換されます。変換ファイルは変換元ファイルと同じ場所に作成されて保存されます。

 

6. 音楽ファイルをHPに載せる

 

音楽ファイルをWebページにBGMを挿入する方法を説明します。簡単なHTMLで書き込みます。HP作成ツールでは、簡単に設定できる方法が組み込まれていますが、ここでは一般的な方法を説明します。

 

6.1 Internet Explorerで対応できる方法

 

(1)ページを開いた時、akatonbo.mid という音楽(音声)を1回再生させるには、<head>と</head>の間に<bgsound_src="akatonbo.mid">を書き込みます。

 

<head>

<bgsound_src="akatonbo.mid">

</head>

 

(2) 3回再生する時は、次のようにします。

 

<head>

<bgsound_src="akatonbo.mid"_loop="3">

</head>

 

なお、無限に繰り返す場合は、loop="-1"とします。

 

6.2 他のブラウザでも対応できる方法

 

(1) 音声ファイルを挿入したい場所に<embed>タグを挿入します。ページを開いた時、自動的に音楽が再生されます。

 

<body>

<div align="center">

新曲です

<embed src="akatonbo.mid">

</div>

</body>

 

 

(2) 自動再生をしない場合は、次のようにします。

 

<body>

<div align="center">

新曲です

<embed src="akatonbo.mid" autostart="false">

</div>

</body>

 

また false の代わりに、true にすると自動再生となります。

 

 

7. マイクからの音声取り込み

 

マイクからの音声の取り込みは、マイクをマイク端子に繋いで、2項の方法により可能ですが、私が確認したところでは、音声レベルが低くてノイズの多い聞き苦しいものになりました。 一度、テープなどで録音してその音声信号を2項の方法で処理することをお勧めします。

 

 

8. 用語の解説

 

 ・ WAVE(ウェーブ)またはWAV

     Windows標準の音声ファイルの形式。 拡張子はWAV。音声信号をデジタルデータに変換したものを記  

  録するための保存形式。

 

 ・ WMA(ダブリューエムエー

     Windows Media Audioの略。Microsoft社が開発した音声圧縮方式。