正しい中段の構えの「両足」、「竹刀の持ち方」、「目の付け方」の点を箇条書きで簡単に説明せよ。
(1)両足について
 右足を半歩前に出し、両足のつま先は前方に向けて、左右の開きはおおよそ握り拳の幅くらいにします。
 前後の開きは右足のかかとの線に沿って左足のつま先を置くようにします。また、左足のかかとをわずかに浮かせて体重を両足に等しくかけ、両膝はまげず伸ばさずの状態に自然に保つようにします。
(2)竹刀の持ち方
 左こぶしの位置はへその高さで、拳一握り分体から離します。
 左手の小指を柄頭いっぱいにかけて上から握り、小指、薬指、中指を締め、人指し指と親指を軽く添える。右手も同様に上から軽く握り、右こぶしは鍔に触れるか触れないか位の位置を持ちます。
 両肘は張り過ぎず、すぼめ過ぎず、伸ばし過ぎずの状態で、肩の力を抜き、自然に体側につけ、ゆとりを持って構えます。
(3)目の付け方
 相手の目を中心に、全体を見るようにします