手の内について述べよ。
 手の内(てのうち) 竹刀の握りと教える場合がありますが、手の内とは竹刀を操作する掌中の作用であり、両手首・両手の指を最も効率的に使う動きのことをいいます。手の裡(てのうち)とも書きます。

 具体的には、
  1. 柄を持つ左右の手の持ち方。
  2. 左右の手の力の入れ方。
  3. 打突の際の両手の力の緊張状態とその釣り合い。
  4. 打突後の力のゆるめ方。
これらを総合的に手の内とも言います。