見とり稽古とは、どんな事か。
 剣道を見学することを「見とり稽古」といいますが、剣道では、ただ見学でなく剣道修業の一つとして重んじられています。
 ばくぜんと見学するのではなく、厳しい気持ちで、服装、姿勢を正しくし、あらゆる角度から観察して、他の人の稽古や練習態度、技などの研究しながら、自分の日頃と比べ、よい点は取り入れ、反省すべき点は反省し、自分の剣道に役立てるように見学することが大切です。