技癖について説明せよ。
昔から人には無くて七癖と言われているように、各人それぞれ癖のあるものです。
剣道でも各人に技術上、大小の悪癖があります。これを技癖といいます。
師から正しい技術を示されても、個性の悪いあらわれとして、技癖が生まれてくるのですが、これはその技術を正しく理解し体得していないためです。
技癖は上達を妨げる大きな原因となるので、技癖を指摘され、正しい技術を示されたときは、最も大切なこととして、技癖を直すよう努力しなければなりません。