「観見の目付」について述べよ。
 観とは心で見、見は目で見ることをいうものです。観は大きく見ることで、見は部分的に小さくみることです。つまり、大観を旨とし、心眼に重きをおけとの教えです。
 要するに、部分的に見ず、全体を見よ。肉眼で見ず、心眼で見よとの教えです。