目付について説明せよ。
 相手に対する着眼点のこと。
 目は心の窓とか、目がものをいうとかいわれて、人の意志の発動はまず目の表れるものです。
 剣道においても、相手の目を通してその意志を観察することがで必要で、相手の喜怒哀楽の表情の変化によって相手の心を観察することが大切です。
 よくいわれる「遠山の目付」とは、相手をはるか遠い山をみるように、構え全体を見て、調和がとれているか、どこに隙があるかを見破ることをいうのです。
 これは剣道の練習や試合においてきわめて大切なことです。