よい(立派な)試合とはどんなのか。
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剣道の試合ではただに勝つだけではなく、相手の技にも態度にも心にも勝つことを目指さなければならない。
「剣道は礼に始まり礼に終わる」といわれているように、剣道から礼をとれば野蛮な打ち合いの競技に終わってしまう。よい試合とは、勝敗にこだわらず、基本の姿勢や技が保たれていて、無理がなく、剣道の目的が失われていないものである。
よい試合をするためには、礼儀を重んじ、互いがすべての気力と技術を発揮し、真剣に正々堂々と戦うことを心がけなければならない。