4月9日。月。晴れ。岡山。1148/73キロ。
心配していたことが現実になった。パソコンが壊れたのである。
背中に負えば、或いは大丈夫だったのかもしれないが、リュックに入れて、自転車の後ろにぶら下げている。体につけるのはウエストポーチ一つでも疲れるから。しかしこれではやはり無理だった。
振動でハードディスクがやられたのだろう。唐突にシャットダウンする。インターネットが繋がったり繋がらなかったり不安定である。
昔電電公社の600型卓上電話機は、落としても投げても壊れない、夫婦喧嘩のとき茶碗の代わりに使えるという優れものだった。
ノートパソコンや、デジカメ、携帯電話のような物は、やはり堅固であって欲しい。
そんな思いでいたとき、丁度テレビで新発売のノートパソコンの宣伝をしていた。
76センチの落下テストに耐えるというのが、宣伝文句。特殊な緩衝材でハードディスクを保護し、液晶画面の強化、キーボードの防水加工もしている。
岡山の家電販売店で、本日発売というのがあった。
パソコンが無いとメールが読めない。旅行記も書けない。ブログのリアルタイム発信も続けたい。20万円は痛いが、思い切って買うことにした。
「銭財身外物、生不帯来、死不帯去」。生まれて来た時は裸でないか、金はあの世に持っては行けない。
健康がある限り、金ですむことはトラブルと思わないことにしよう。
金は無い 苦労も無いが 欲は有る
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