D−邪王星団 1・2・3・4



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"D"が「ブロージュ伯」と戦っている最中、何かが宇宙から落下してきた。
「絶対貴族」
それはいかなる貴族をも超越した、貴族の中でも弱点の無い無敵の貴族。
陽光を弱点とする貴族であるにも関わらず、陽光をものともしない。
あまりの凶悪さ、邪悪さゆえ"神祖"の手で宇宙空間へと放逐されていた「ヴァルキュア」が再び地球に降り立った。
ヴァルキュアの狙うは、宇宙へ追放する際に手を貸した人間の子孫・貴族への復讐だった。
人間の子孫は「ソムイの村」にいた。
そこに住む母子を守るためにやってきたブロージュ伯と"D"。
そこへもう一人の貴族がやってきた。
「ミランダ公爵夫人」
彼女もヴァルキュアを宇宙へ放逐する時に、手を貸した貴族の一人であった。
絶対貴族と"D"。
勝敗はいかに?!

この話を読んで、一つ思った。
アカシア記録、俗に言う「アカシック・レコード」。
万物の過去未来の記録が書かれていると言うものである。
これに手を加えられる"D"って、もう無敵なんじゃあないかい?
ここまできちゃったら、この後の話しはどう続いて行くのか一抹の不安を覚える1話だった(笑)
あと、ここに出てくる「マシュー」と「スー」の兄妹だが、このマシューという奴、えらく腹の立つ奴だ。
弱いくせに虚勢を張って、結局この二人を守る"D"・ブロージュ伯・ミランダ公爵夫人をまずい立場に立たせてしまうのだ。
ミランダ公爵夫人の腹立ちも分かる気がした。
こんな奴消えてしまえばいいのに、なんて大人気無いことも考えたりしたが…。
こんな奴をも守ろうと動く"D"に、プロ根性を超える何かを見たような気がした。
いや、気がしただけだけどね。








Akemiya 2001