猫の病気の基礎知識・その3

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猫に牛乳



 猫というと牛乳をあげたくなりますが、猫に牛乳はあまり好ましくありません。
何故かと言うと、猫は子供のころは牛乳に含まれる乳糖を分解する酵素を持っていますが、生後7〜8週でその酵素を失ってしまう傾向にあるからです。
そのため、大人になった猫の約2%は乳製品を食べると消化できずに下痢をしてしまう事があります。
中には乳糖を分解する酵素を持ったまま、大人になる猫もいますので牛乳を飲んでも下痢をしない猫がいますが、牛乳はあげない方が良いです。
今はペット用のミルク(乳糖の含まれていないミルク)があります。
猫にあげるのであれば、そちらをあげる事をお勧めします。
ちなみにそのミルクはちょっと茶色がかっていて、人間から見るとミルクという感じではありませんが…。






Akemiya 1999