猫の病気
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ヘモバルトネラ症(ネコ伝染性貧血)
【原因】
ヘモバルトネラ・フェリスというリケッチアが赤血球に寄生することによって、血管の内側や外側で溶血(赤血球が破壊される事)を起します。
普通ではヘモバルトネラ感染のみでは貧血を起こす事はないのですが、ネコ白血病ウイルスに感染したり、ケンカ傷・ストレスなどによって引き起こされることがあります。
【症状】
突然元気がなくなったり、歯茎や結膜などの粘膜が白くなったり発熱したり、時に赤い尿が出たり粘膜が黄色っぽくなる黄疸が見られることがあります。
【治療法】
動物病院での治療が必要になります。通常治療により回復しますが、ヘモバルトネラを完全に除去することはできないため、回復しても再発する可能性があります。
ストレスを与えないようにしたり、ケンカなどによる外傷を避け、貧血の症状がみられたらすぐに病院へ連れて行きましょう。
【予防】
ヘモバルトネラ感染の有効な予防法はありません。
Akemiya 1999