猫の病気の基礎知識・番外編

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貧血



貧血とは血中の赤血球が少なくなる状態の事です。
赤血球は骨髄の中で作られ、寿命が来ると脾臓で壊されます。
骨髄で作られる赤血球の量が少なかったり、脾臓で壊される赤血球の量が多かったり、また出血したり赤血球
が溶けて(溶血)しまったりすると起こります。
症状は貧血になると充分な酸素を送る事ができにくくなる為、血液は重要な臓器(肝臓や腎臓など)に集まり
眼球結膜や歯茎などの粘膜が白っぽくなってきます。
貧血が進むと食欲が落ちたり、元気がなくなってきます。
ひどくなると呼吸困難が出現したり、虚脱状態(ぼーっとしたり、フラフラと倒れたりすること)に陥ったりします。

普段から猫の体の状態を見ていて、早期発見に努めましょう。





Akemiya 1999