Kannaduki kaidan

部屋で立っていた男

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              去年の事、私は背の高いパイプベッドで寝ています。
              ある日のこと、夜中にふっと目が覚めて横を見ると男の人が立っていました。
              私には弟がいるので、その時何となく
              (あぁ、弟が来たのか・・・)
              と考えてまた寝ようとした時、私は一人暮しで弟には部屋の鍵を渡していなかった事に気付きました。
              (じゃあ誰だ?!)
              もう一度見なおすと誰も居ませんでした。
              未だに誰だったのかは分かりません。



              




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Akemiya 1999