猫の病気の基礎知識・その5

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猫の食生活



猫は一般的に魚を好む動物と思われています。
しかし、猫は元々は肉食動物である。
それでは、何故肉ではなく魚を好むのか。
それは昔の日本は魚がたん白質の摂取の大元であったため、人間の余りものを貰う猫の主食もおのずと魚が多くなったのです。
魚の嫌いな猫は自然と淘汰され、魚好きな猫が多くなったのです。
犬は牧羊犬や猟犬といった肉食のままではまずい仕事が与えられる場合があった。
その他わざわざ犬用のエサを用意するより、人間の食べ残しを片付けてもらうほうが合理的だった為、おのずと雑食となっていったのです。
猫に与えられた仕事は主に倉庫に巣くうネズミ退治だった。
そのため、猫はわざわざ雑食にならなくても、肉食のままで充分だったのです。
現在では猫のエサは魚を使ったものが主流ですが、それではやはり微妙に栄養が偏ってしまう事があります。
時には肉の配合されたエサや、鶏のササミなどをあげると良いでしょう。





Akemiya 1999