原爆の火燃える一番札所

ダイナミックな渦潮足元に

徳島県鳴門市


芳村住職と霊山寺の境内。「献灯」とあるのが原爆の火

 

原爆に火が燃えるお寺と真上から鳴門の渦潮を眺めに徳島県鳴門市を訪れました。

いま四国を歩くと、炎天下、汗をかきながら、さまざまな願いや思いを胸に秘めて札所めぐりをしている巡礼姿のお遍路さんに出会います。

その出発地が八十八カ所巡りの一番札所の霊山(りょうぜん)寺。広島からの原爆の火が燃えている灯ろうと「核兵器廃絶の日までこの火をここに燃やしつづけます」と刻まれた碑が建てられています。

原爆に火が燃え始めて今年で十年。六日には灯ろうの前で慰霊の記念集会も開かれます。「風の強い台風の時には火が消えることもあるので大きな線香に火をともすなどして火が絶えないようにしています」という住職の芳村超全さん。当日は芳村住職の法話も予定されています。

 

以上しんぶん赤旗(2000/8/3)より抜粋