原爆の残り火灯し継ぐ平和

  豊橋市の市立桜丘高校の校門近くに、広島の火をともし続けている「平和の塔」(高さ五b)がある。一九八九年、生徒会がカンパを募って塔を建て、星野村の火を移した。塔の中を通した配管でガスを送り、火を絶やさないようにしている。

今年十八日、生徒と興し十数人が韓国・釜山へ行く際は、塔の火をかいろに移して持参する予定だ。約一週間滞在。ソウルの高校生と会い、一緒に千羽づるを折りながら火にまつわる話を紹介し、平和の尊さを訴えるという。「日韓の若者が、ともに核のことを考えるきっかけにしたい」と引率の松島洋幸教諭(23)。

 

 

 

市立桜丘高校「平和の塔」。火は塔の先端にともされている。

 

以上朝日新聞(2000/8/6)より抜粋