2002 ロードスターNR-Aパーティレース Rd4
1時間耐久レース

田島 実の参戦するパーティレース第4戦です。
今回は高野選手と組んでの1時間耐久レースです。
事前練習もそこそこやっていたし、車の整備も万全。
だって私を借り出してまでガレージで整備していたくらいですから。
車の調子もOK、とあれば後は当日頑張って欲しいものですね。

合同練習会 2002年10月18日(金)

今回も申し込みをしませんでした。

RCOJ練習会 2002年11月2日(土)

いつものごとくパーティレース前日。
久しぶりの練習ではベストラップ1'14'4くらいだったそうです。
車のフィーリングもOK。
高野選手もそこそこ頑張っているので期待できるかも???

とても楽しみにしていた最終戦。しかしまたまた息子が10月末頃から気管支炎をこじらせ熱が上がったり下がったり。熱があっても元気そのものですが、咳と鼻水がひどく保育園もずっと休み。
熱がなければ観戦しても・・・と思っていましたが、前夜から38度の発熱。
こればかりはどうしようもない・・・また諦めなければ。。。

予選 2002年11月3日(日)

手前が01号車(中央:55号車、奥:56号車)

早朝、まだ熱が下がっていないことを確認して私が「今日は行けないよ、頑張ってね」と言うと・・・
サーキットに向かう時にタジマ選手は寝ている息子に向かって一言。「お父さん、裕くんに来て欲しいな。」

予選アタッカーはもちろんタジマ選手。
車のセッティングはバッチリ。なかなか良い走りをしていたようです。
他のチームも最速ドライバーがタイムアタック。
今回は耐久レースとあって、プロ並みの早いドライバーを集めて臨んでいるチームもあったようです。
その人たちを押さえてのタジマ選手は、なんと堂々「ポールポジション」をゲット。
うわぉ!すごいじゃない。

もちろん、その場にいなかった私は結果が気になって気になって・・・
携帯メールで「どうだった?」の連絡を入れたところ、「ポールポジション」とのこと。
すぐさま、「何かやったの?」と半信半疑で聞いてみると、「何もやってない」との返事。
それならOK!
「裕崇の熱はどうなの?」と聞いてくるタジマ選手に、「37.2度で今のところは微熱・・・」
「ポールポジション取ったからそのくらいの熱なら連れてきてよ」との話。「うわ、まじ?」
いろいろ考えた挙句、タジマ選手の強烈なプッシュに負けてしまい、とうとう連れて行くことになりました。
あ〜連休明けに熱が出たら誰が会社を休んで裕崇の面倒みるのかな・・・

☆予選リザルト(ロードスターエンブレムクラス)
順位 車番 ドライバー 車 名 タイム
01 タジマ ミノル 高野 夏峰 Dimensionロードスター 1'13"610
18 新井 勉 塚原 久 渡辺 慎太郎 CGロードスター 1'13"764
56 久保 健史 高橋 直士 仲沢 卓志 M3 NR-A ロードスター 1'13"884
50 吉富 章 北山 浩 森山 健寛 MTOこむぎチャンロードスター 1'13"936
23 本山 賢一郎 柴田 将勝 田中 康二 BIHO.com☆ロードスター 1'14"108
08 西場 大祐 武田 浩一 入江 一介 O型のロードスター 1'14"244
11 加藤 英明 竹岡 圭 石田 徹 HART新橋商会ロードスター 1'14"256
82 大島 節夫 岩崎 哲治 兼原 洋治 ウイナーズ☆ロードスター 1'14"347
86 佐野 哲夫 熊倉 俊夫 森下 直也 スピリッツ ROADSTER 1'14"929
10 81 Adam WILCOX 吉田 久雄 宮川 やすお ゲンロクロードスターGT3 1'15"072
11 55 水落 正典 田中 淳一 川本 拡則 ロードスタークラブオブジャパン 1'15"439
12 40 大場 彰夫 川本 裕之 後藤 大輔 Team40'sROADSTER 1'15"794
13 45 増永 晋 平野 圭介 大井 正伸 MOH車アイランドロードスター 1'15"928
14 100 角田 五十四 後藤 比東至 ASモンキーロードスター 1'16"147
15 10 村上 政 河口 まなぶ 大井 貴之 エンジン ロードスターNR-A 1'17"350
16 02 若林 守男 飯塚 幸雄 SEVロードスター 1'18"022
17 06 鈴木 裕磨 壷林 貴也 斉藤 慎輔 TiPo砂沼湖畔クリニックロードスター ※1'13"820
18 31 額賀 正信 川俣 博 古谷 直広 ITAKOカワマタロードスター ※1'14"387
以上 予選通過
 出走台数:18台  予選アタッカー:第一ドライバー   ※違反により最後尾スタート

決勝 2002年11月3日(日)

決勝40分前、息子とともにサーキットに到着。
息子は久しぶりの外出とあって、非常にはしゃいでいた。

予選タイムでポールポジションを獲得したタジマ選手は、いたって落ち着いていた。
念入りにチーム内でドライバーチェンジのタイミング等、確認していた。

決勝はコースサイドに斜めに車を停め、コース反対側から走ってくるセカンドドライバーとハイタッチ。
直後にエンジンをかけ、スタートしていくという方式だった。
スタートでなんとしてもトップをキープしたいところである。

赤ランプ点灯、青ランプに変わる・・・スタート。
高野選手もうまくハイタッチをし、タジマ選手はすかさずエンジンスタート、GO!
OK!トップをキープして第一コーナーへ・・・
どこかのチームはエンジンがかからず最後尾になってしまったとか・・・とりあえず、タジマ選手はトップをキープしたまま周回を重ねていく。
タジマ選手の持ち時間をきっちり走りきり、トップキープのままセカンドドライバーの高野選手へ。

高野選手がコースに戻ったときには2位〜3位を走行中。
「もしかしたら表彰台もありうるかも・・・」などと淡い期待を抱いている中、第一コーナーでクラッシュ発生。
バンパーがコース上に落ちているとのことから、最初はイエローフラッグだったのが、結局のところセーフティーカーが入ることになった。

その間に高野選手の規定時間が終了し、ピットイン。
ドライバーチェンジを終えて、規定の1分間のピットストップ後、スタート・・・ところが。。。
コースに復帰しようとしたらピットロードの信号が赤に・・・ありゃりゃ〜
仕方なく青に変わるのを待っていると、セーフティーカーがいなくなりコース上でレース再開。
コース上の車が全部ピットロードエンドを通過した後に、信号が青に変わりコースに復帰。
ということは・・・
そうなんです。セーフティーカーがいなくなるタイミングがうちのチームにとっては非常に悪く、なんとコースに復帰したときは最下位になってしまったんです。

こうなりゃ後は前の車を一台でも多く抜き去るのみ。
ここからタジマ選手の追い上げが始まった。
タイヤがたれてきて走りにくくなるはずなのに、どんどん前の車を追い越していって順位はひとつずつ着実に上に。


決勝を走り終え満足げなタジマ選手と裕崇

しかし無情にもスタート1時間を過ぎたところでチェッカーフラッグ。
18位から怒涛の勢いで追い上げたにもかかわらず、ゴールしたときには8位でした。
う〜ん、何とも残念無念。
セーフティーカーの介入でそれまで上位を走っていたチームと後半を走っていたチームが総入れ替えになるという、何とも変なレースでしたが、こういうレースもあるんですよね。
これってやっぱり「運」でしょうか・・・

まぁ、タジマ選手の怒涛の追い上げが凄かったというのはリザルトを見て改めて分かったことですが、タイヤがたれてきているにもかかわらず最終周回で1'13"614というベストタイムをたたき出していました。
変な奴〜と仲間内では笑われていましたが、当の本人はいたって満足げだったのは言うまでもありません。

素直におめでとう・・・と言ってあげましょうか。。。

NR−Aのレースが始まった今シーズン4戦、全て無事に終了することが出来ました。
私も含め、子供もとても楽しんでいたようです。
皆さん、応援&お手伝い、どうもありがとうございました。

☆決勝リザルト
順位 車番 ドライバー 車 名 トップ差
82 大島 節夫 岩崎 哲治 兼原 洋治 ウイナーズ☆ロードスター
06 鈴木 裕磨 壷林 貴也 斉藤 慎輔 TiPo砂沼湖畔クリニックロードスター 0'57"915
10 村上 政 河口 まなぶ 大井 貴之 エンジン ロードスターNR-A 0'58"164
23 本山 賢一郎 柴田 将勝 田中 康二 BIHO.com☆ロードスター 1'04"567
81 Adam WILCOX 吉田 久雄 宮川 やすお ゲンロクロードスターGT3 1'06"984
18 新井 勉 塚原 久 CGロードスター 1'07"700
31 額賀 正信 川俣 博 古谷 直広 ITAKOカワマタロードスター 1'07"948
01 タジマ ミノル 高野 夏峰 Dimensionロードスター 1'08"706
86 佐野 哲夫 熊倉 俊夫 森下 直也 スピリッツ ROADSTER 1'11"388
10 100 角田 五十四 後藤 比東至 ASモンキーロードスター 1Lap
11 50 吉富 章 北山 浩 森山 健寛 MTOこむぎチャンロードスター 1Lap
12 45 増永 晋 平野 圭介 大井 正伸 MOH車アイランドロードスター 1Lap
13 56 久保 健史 高橋 直士 仲沢 卓志 M3 NR-A ロードスター 1Lap
14 40 大場 彰夫 川本 裕之 後藤 大輔 Team40'sROADSTER 1Lap
15 11 加藤 英明 竹岡 圭 石田 徹 HART新橋商会ロードスター
16 02 若林 守男 飯塚 幸雄 SEVロードスター 2Lap
17 55 水落 正典 川本 拡則 田中 淳一 ロードスタークラブオブジャパン 5Lap
18 08 西場 大祐 武田 浩一 入江 一介 O型のロードスター 16Lap
 出走台数:18台  ベストタイム:01 タジマミノル 1'13"614(45/45)
 ※違反により1周減算のペナルティ