メディア対抗
ロードスター4時間耐久レース

1999年9月25日(土) 筑波サーキット

さあ、いよいよ決勝です。
予選で見事第5位になり、「おいおい、1コーナーがこんなに近いぞ・・・」という声まで出るありさま。
頑張れチームRCOJ!


PM 2:15 開会式
スターティンググリッド順に車をストレートに並べ、開会式のスタート。
今年の選手宣誓は「境正章さん」。
ちょっとした「ボケ」から始まる選手宣誓に盛り上がる・・・


昨年は時間が無くて予選11位以降はチーム紹介が省略されてしまったが、今年は何と言っても第5位。
ベストショットを逃すべく、真っ正面を陣取って待機。
そしてやってきました。
「第5位のロードスタークラブオブジャパン」
ドライバー5人が台上に立ち、代表の水落さんが質問に答える・・・
「予選は彼(田島選手)が走ったんですけどね・・・」と話しが続く・・・・・・・・(嬉しそうである)

今年はきちんとすべてのチームの紹介を終えて開会式は終了。
決勝スタートまでもう少しである。
さぁ、一体この先どうなるのか!!


PM 3:00 決勝スタート
スタートは例年どおり「旧ルマン式スタート」。
コース上に車を停めて、反対側から第1ドライバーが走って乗り込みスタートする。
3:00丁度にグリーンランプが点灯!
いよいよ4時間のドラマが繰り広げられる。
RCOJ第1ドライバーの水落選手は、田島選手の乗り込みサポートを受け、第13位でスタート。
早くも昨年の覇者「Tipo」チームが第2位を走行している。
ただし・・・
昨年の上位3チームにはハンディキャップが与えられた。
優勝チームは第1回目のピットストップ3分。2位は2分。そして3位は1分である。
このハンディキャップの影響は大きいのではないだろうか・・・
そう言っているうちにドライバーチェンジがやって来た。
田島選手の出番である!
現在の順位は21番手。どこまで追い上げなるか?

今年のドライバーチェンジは練習の甲斐があってとってもスムーズだった。
タイムロスはほぼないと言っていいだろう。
さぁ、田島選手は勢い良くコースイン。
上位を猛追する。

10分ほど走ったところで順位は15番手。
と・・・・・
最終コーナーでどこかのチームが壁に激突した。
ピット2階から見る限り、すんなりコースに復帰できそうであるが・・・・・

イエローフラッグである。
ペースカーがタイミング良く田島選手の後ろに入る。良し!
ピットに戻すかそのまま走行するか判断が難しいところである。。。
田島選手の走行時間はまだ20分。ドライバーチェンジを行うのか?

車両回収の様子を伺うが、意外と時間がかかっている。
田島選手をピットに戻すサインは出ない。
監督の判断はそのまま走行させるということらしい。

え???
ペースカーを追い抜く3台の車が・・・
グリーンフラッグが出たのか???
いやいや、そんなはずはない。
あ〜あ、きっと勘違い。ペースカーの追い抜きでペナルティだ・・・

何周ペースカーで周ったか?
やっとグリーンフラッグとなった。
隊列が整っている状態からレース再開である。

これだけ混戦になっている状態での田島選手の走りはさすがであった。
レース経験者とあって追い抜くポイントを心得ていた。
裏のコーナーで前方を走る車を捕らえ、最終コーナー立ち上がり後にスリップストリームを利用しストレートで追い抜く。
またある時は1コーナー突入で相手を威圧し、躊躇したところで前に出る。
毎週周回を重ねる毎に順位を上げていく様子にピットも2階も大興奮。

インタビュー担当の吉田さんがマイクを片手にピット2階にやって来た。
「皆さん、お知らせがあります!現在走行中の田島選手。何と現在第4位です。
前方の7号車を捕らえると第3位に浮上します!」と興奮した状態で話している。
応援にも熱が入る。
前方の7号車とは1周毎にその距離が詰まってきている!!!
そして、うまく裏で車間を詰めて最終コーナーを立ち上がりそのままスリップに付く。
1コーナーへの突入でインを・・・と危険と見たか田島選手が引く。
そしてその次の周回もアタック。
7号車のスリップを利用し一気にストレートで抜き去る。
やった。
第3位浮上である。
ピット2階の盛り上がりは最高潮に達している。

が規程の1時間枠のため、この周回で田島選手の役目は終了である。
しかし、田島選手の活躍は見事。
いい調子で次の久保選手にバトンタッチである。




戻って来た田島選手。
お疲れ様・・・と一息つく間もなく2階の応援団のところに呼ばれていった。
吉田さんからのインタビューを受ける。
「凄かったですねぇ・・・モニターには順位が4位までしか表示されていませんが、最終LAPで3位に浮上したことをみんな見ていましたよ・・・」
応援団から拍手喝采である。
田島選手・・・「ピースサインしちゃおっかなぁ・・・」なんて言いながら嬉しそうである。
今回の18台ゴボウ抜きのポイントはやはりペースカーがいい位置に入ったことだろう。あのおかげで最後尾を走行することが出来、隊列が整って団子状態になり、全然見えなかった前方の車が見えるようになったこと。
これでグリーンに変わった瞬間からゴボウ抜きに拍車がかかったのである。
田島選手も「ペースカーがいい位置に入ってくれましたね」と言っていた。
「楽しんでもらえて良かったです。皆さん練習して来年はメディアを走ってください」とちょっと偉そうなことまで言っていた。
それにしても良く頑張ったと思う。良くぞここまで順位を上げたと褒めてあげたい。
当分「鼻が高くなりそう」である。それも許される期待通りの走りを見せてくれた。

さてレースの方は・・・
今年のドライバーチェンジ、給油は順調順調。給油は3分などかからず、ピットでスタートを待つ余裕があった。
久保選手、伊崎選手もドライバーチェンジで10番手付近まで後退しても、きっちりと自分の走りをして3番手をキープ。
最終ドライバーの浜島選手に表彰台の夢をかける。
刻一刻とFINISHが近づく。
ガソリンは2度のペースカー走行により充分足りるはず。
現在の順位は4番手。このまま行けば入賞。前を行く6号車とのタイム差は僅か7秒位であり、あわよくば表彰台である。










PM 7:00 FINISH!
4時間の走りを終えた車がコントロールラインに戻って来た。
FINISHである。
最終ドライバーの浜ちゃんは左のボディを壁に激突させながらも無事に戻って来た。

堂々の第4位でのFINISH!
おめでとう!!
今年の目標であった「10位以内」を大きく上回る結果に応援している者も大満足である。

 暫定表彰式がコース上で行われ、表彰台には届かなかったものの表彰台の横でしっかり紹介された。
 やった〜!
 ドライバー5名とも大満足ではしゃいでいる。
 いい笑顔であり、嬉しそうである。
 
 お疲れ様 !!
 「1999 P4」とサインボードに表示され、また、電光掲示板にもしっかりと「55」と表示されている。
 
 個人個人が自分の役目をしっかり果たした結果の第4位に「乾杯!
順位 車番 チーム名 タイム TOP差 順位 車番 チーム名 タイム TOP差
1 28 ホットバージョンロードスター 4:00'44"313 14 1 ローガンロードスター 4:01'03"682 4Lap
2 9 ホリデーオートロードスター 4:01'12"199 1Lap 15 77 YS&EUメディアロードスター 4:01'36"189 4Lap
3 6 スピードマインドロードスター 4:01'57"194 1Lap 16 2 LV/AJロードスター 4:01'43"685 4Lap
4 55 ロードスタークラブオブジャパン 4:00'45"534 2Lap 17 26 ディトナ・ロードスター 4:02'18"149 4Lap
5 99 MAZDAスピードコネクション 4:01'19"709 2Lap 18 18 カーセンサー・ロードスター 4:01'04"968 6Lap
6 36 R'on with Team Go Roadster 4:01'20"945 2Lap 19 8 くるまにあ+CARチャンネルロードスター 4:01'05"380 6Lap
7 7 もみじまんじゅうロードスター 4:01'21"698 2Lap 20 25 カー・マガジンロードスター 4:01'09"646 6Lap
8 19 YVキャロッセ・クスコRS 4:01'24"393 2Lap 21 5 5ZIGENオートスポーツロードスター 4:01'18"554 8Lap
9 33 KEN WOLF with 週刊宝石 4:01'50"088 2Lap 22 40 カーボーイ・ロードスター 4:01'06"270 13Lap
10 27 ティーポ・ユアーズ・ロードスター 4:01'05"701 3Lap 23 13 ニッカンスポーツロードスター 4:00'51"715 16Lap
11 191 百%純正零部&競争女王RS 4:01'25"993 3Lap 24 100 CTタコ丸ロードスター 4:01'01"461 16Lap
12 24 ベストモータリングロードスター 4:01'32"160 3Lap 25 39 カーグラフィックロードスター リタイヤ 11Lap
13 11 オートメカニックロードスター 4:00'56"979 4Lap 26 4 GENROQ☆ロードスター リタイヤ 24Lap
参加・出走台数 26台
PM 8:00 表彰式
いよいよ表彰式である。
正式結果が発表され、見事第4位でステージの上に上がった。
大健闘である。

大活躍の田島選手は自ら志願してカップを受け取った。
何と言っても、富士のレースでは表彰台にすら上ったことがないために初めての経験。
こんなに嬉しいことはないだろう・・・
ひとりひとりにインタビューが入る。
みんなとっても嬉しそう。
水落さんは予想外の出来に驚いているようだ。
伊崎さん、久保さんは本当に楽しかったと言っている。
浜ちゃんも嬉しそう・・・
そして田島選手。
昨年も走ったけど、今年は結果を残せて嬉しいとのこと。
本当に本当にお疲れ様でした。
あなたの追い上げはとっても立派でしたから・・・
今日からしばらくは「鼻を高くして自慢してくれてもOK」だから。。。

ちなみに、副賞として「オーブンレンジ」と「ブレーキパット」をゲットした。その中で1600のレース用のブレーキパットを田島選手は譲り受け、「良し・・・これでまた走れる・・・」
田島選手の頭からは「レース」が消えることが無いらしい・・・

最後にシャンパンシャワーが行われた。
一度やってみたかった・・・
思う存分楽しんだ1日だった。



また来年、この楽しさと感動を味わいたい。