シングル・LPを区別せず、チューインガム、バル・バルーン、ラッキーリップス時代を含めてのオリジナルを発売順に集めました。
 オムニバス盤はこちら

 チューインガム
1972年6月21日(SOLA-30)
風と落葉と旅びと 作詩/松田りか 補作詩/たかさきくにすけ 作曲/松田りか 編曲/青木望
ぼくらのもくばはせかいをまわる 作詩作曲/やまむらかずみ 編曲/青木望

 チューインガムとしては最も知名度が高く、今でもフォークのオムニバスCDなどに加えられる有名な曲です。これを中学1年生が作ったなんて、凄いとしか言いようがないです。
 詩、曲、歌唱力どれをとっても、非の打ちどころがないという感じですね。
 当時私の、3歳年上で音楽大学を目指しているいとこがこの曲を聞いて、この二人は天才ではないかと絶賛していました。また、曲もさることながら、妹のマミちゃんが歌うハーモニー(低音部分)はなんと難しい音を歌っていると絶賛しました。そう考えて聞いていたら、どの曲もマミちゃんの低音部分はいつも、普通のハーモニーではなく、簡単に歌えそうにないです。それを小学5年生が歌うのだから、凄い、天才としか言いようがないと思うわけです。
 「風と落葉と旅びと」は、私には思い入れが強い一曲です。 オリコン16位。

1972年10月21日(SOLA-55)
岡田さんの手紙 作詩/松田マミ 作曲/松田りか 編曲/青木望
木彫りの子熊 作詩/松田りか 補作詩/藤吉正孝 作曲/松田りか 編曲/青木望

 どの曲もそうなのですが、詩の字余り・字足らずがほとんどないですね。
これも天才と言われる理由のひとつなのでしょう。
 初期の頃は、学校・動物関係の詩が多く、マミちゃんが日記のような感じで作詩しているような気がしますが、内容はしっかりしています。

1972年10月21日ファーストアルバム
風と落葉と旅びと/岡田さんの手紙 (SOLJ-40)

 SIDE:A
1.風と落葉と旅びと  作詩/松田りか 補作詩/たかさきくにすけ 作曲/松田りか 編曲/青木望
2.小鳥よとびなさい  作詩作曲/松田りか・松田マミ 編曲/青木望
3.旅に出たい  作詩/藤倉あづみ 作曲/松田りか 編曲/福井崚
4.海のみえる放送局  作詩/藤吉正孝 作曲/松田りか 補作曲/松田篝 編曲/馬飼野俊一
5.北に消えゆく二人  作詩/阿久悠 作曲/チャーリー石黒 編曲/福井崚
6.結婚しようよ  作詩作曲/吉田拓郎 編曲/馬飼野俊一

 SIDE:B
1.岡田さんの手紙
  作詩/松田マミ 作曲/松田りか 編曲/青木望
2.木彫りの子熊  作詩/松田りか 補作詩/藤吉正孝 作曲/松田りか 編曲/青木望
3.ぼくらのもくばはせかいをまわる  作詩作曲/やまむらかずみ 編曲/青木望
4.ともだちの歌  作詩/松田マミ 作曲/松田りか・松田マミ 編曲/青木望
5.あの素晴らしい愛をもう一度  作詩/北山修 作曲/加藤和彦 編曲/福井崚
6.ひとりじゃないの  作詩/小谷夏 作曲/森田公一 編曲/馬飼野俊一

 最年少シンガーソングライターの肩書きが決して、恥ずかしくない出来だと思います。ファーストアルバムのため、オリジナルが少ないから他の人の曲を歌うのは仕方ないでしょう。 それでも、編曲はしっかりしています。おそらく、担当スタッフに恵まれていたこともあるでしょう。ま、スタッフに恵まれると言うのも、一種の実力ではないかと思います。
 A面1、2、3、4、B面1、2、4を作詩作曲、または作詩か作曲しています。「北に消えゆく二人」は、大好きな仲雅美の、レパートリーの中でも一番好きな曲だそうです。
 このアルバムは1991年6月15日にCD(SRCL-1886)で再発売されました。

チューインガム・フォーク・アルバム(SKLC-31)
 ‥というタイトルですが、これはファーストアルバムのミュージックカセットテープ版です。ところが収録曲はレコードと同じですが、タイトルが「岡田さんの手紙/風と落葉と旅びと」と逆になっており、曲順もレコードとはA・B面逆になっています。なぜ?

クローバーシリーズ風と落葉と旅びと(SOLE-20)
A:1.風と落葉と旅びと  作詩/松田りか 補作詩/たかさきくにすけ 作曲/松田りか 編曲/青木望
  2.小鳥よとびなさい  作詩作曲/松田りか・松田マミ 編曲/青木望
B:1.岡田さんの手紙  作詩/松田マミ 作曲/松田りか 編曲/青木望
  2.ひとりじゃないの  作詩/小谷夏 作曲/森田公一 編曲/馬飼野俊一

 発売は、収録曲からみて1972年10月以降ですが、はっきりせず。(ジャケットに発売日が書いてないのです)
 17cm33回転4曲入りのミニアルバムです。上の写真は左からジャケット表、中面、ジャケット裏です。もう一方の中面は歌詞なので掲載していません。

 ボワリの滝のそばの
 あの百合は今も
 静かに咲いているか
 なつかしい姿
 夢に見るアフリカ
 明るい光のパラダイスには
 もう帰れないのか
1973年1月21日(SOLA-71)
ゴリラの歌 作詩作曲/松田篝 編曲/大塚善章
まだらうさぎのムー 作詩作曲/松田マミ 編曲/青木望

 ご存知、世界歌謡祭参加曲。おそらく参加者の中で最年少だったに違いありません。
 今聞いても古さが感じられません、というよりも、流行(はやり)に流されている曲ではないと言うほうがいいのでしょうか。学校の音楽の教科書に載ってもおかしくない気がするのですが。
 B面はマミちゃんの作詩作曲。 LPには、「ファンの人からほめられてマミはごきげん」と書いてありました。

 ところで、ポプコン100選という本を読んでいてレコーディングされなかった歌詞を見つけました。2番にあたる部分なんですが、りかさんに許可をいただきましたので、掲載します。

 

1973年7月1日(SOLB-47)
逃げた小鳥 作詩/松田マミ・松田りか 作曲/松田りか 補作曲/松田篝 編曲/青木望
お寺まいり 作詩作曲/松田りか 編曲/松田篝

 「初めて短調で作曲しました」とLPに書いてあるように、今までと少しパターンが違う気がします。そう、少し大人びてきた感じですね。
 B面の「お寺まいり」なんて、こんなタイトルの曲は今まで聞いたことがありません。いつだったか、夏休みに昼のテレビ番組で歌っていたのを見たような・・。

1973年7月1日セカンドアルバム
逃げた小鳥/赤い風船(SOLJ-73)

 SIDE:A
1.逃げた小鳥 
作詩/松田マミ・松田りか 作曲/松田りか 補作曲/松田篝 編曲/青木望
2.お寺まいり  作詩作曲/松田りか 編曲/松田篝
3.まだらうさぎのムー  作詩作曲/松田マミ 編曲/青木望
4.校庭にて  作詩/松田マミ 作曲/松田りか 編曲/青木望
5.動物達の世界  作詩/松田マミ 作曲/松田りか 編曲/青木望
6.ゴリラの歌  作詩作曲/松田篝 編曲/大塚善章

 SIDE:B
1.赤い風船
  作詩/安井かずみ 作曲/筒美京平 編曲/青木望
2.ふるさとを見せてあげたい  作詩/落合武司 作曲/玉井妙子 編曲/青木望
3.地下鉄にのって  作詩/岡本おさみ 作曲/吉田拓郎 編曲/青木望
4.風   作詩/北山修 作曲/端田宣彦 編曲/青木望
5.日曜日の午後  作詩/青木汎 作曲/青木汎 編曲/青木望
6.ひなげしの花  作詩/山上路夫 作曲/森田公一 編曲/青木望

 A面はオリジナルで、B面はアイドル歌手やフォーク歌手のヒット曲集になっています。
 「動物達の世界」は当時、オリジナルの中で一番気にいっているとコメントが書いてあります。小、中学生らしく、動物を歌ったものが多いです。
一番意外だったのは、「地下鉄にのって」で歌詞の長さが違うので、苦労したとコメントが書いてありますが、ちゃんとデュエットしているのは、やっぱり凄い。
 「日曜日の午後」はあまりヒットしていないですが、ヤマハで彼女達の担当の人(青木汎)が作った曲なので、歌う事になったようです。

1973年9月1日(SOLB-66)
サポディラの唄 作詩作曲/松田篝 編曲/馬飼野俊一
夕陽よおしえて 作詩作曲/松田篝 編曲/青木望

 前曲からまだ2か月しか経っていないのに、早くも出た新曲。
 「サポディラ」とは、ガムの木の事らしい。松田篝さん(父)の作詞作曲のせいか、「ゴリラの歌」とちょっと似ています。

1974年2月21日(SOLB-113)
リルケの詩集 作詩/藤吉正孝 作曲/松田りか 補作曲/松田篝 編曲/竜崎孝路
この花をあなたに 作詩作曲/松田りか 編曲/竜崎孝路

 隠れた名曲として知られている曲。
 よくラジオで耳にしたということもあり、今でも覚えている人もたまにいます。これも教科書に載ってもおかしくない曲でしょう。

1974年8月1日(SOLB-166)
トヨナカ・シティー 作詩作曲/松田りか 編曲/山室紘一
ゆらゆらゆれて 作詩作曲/加藤慶子 編曲/野村理

 二人が住んでいる豊中市を歌ったもの。
 いきなり「ラィラィラィラィ」と伴奏なしで、二人のハーモニーで始まるのが印象的。初めて「ホリデー」とか「オーベリービューティフル」と英語が入ってきています。でもそれは、しっかりアメリカの女の子という歌詞の部分につながるからで、ただ語呂がいいからというわけで英語を使っているのではなく、そこがまた凄いところ。
 明るい曲なのでつい口ずさんでしまうけど、キーがわりと高い。この曲も、夏休みに松島トモ子が司会をしていた昼の番組で、ギターを持って歌っていたのを見た記憶があります。
 B面の作詩作曲者はいったい誰でしょう?
 インターネットで探ってみたら、中古レコードに高値がついていました。

1974年10月21日
クリスマス・ベストヒット(SOLJ-91)

  SIDE:A
1.讃美歌103番
2.ホワイト・クリスマス 
 作詩作曲/IRVING BERLIN 編曲/小林南
3.ジングル・ベル  アメリカ民謡 訳詩/堀内敬三 編曲/野村理
4.ひとりぼっちのクリスマス  作詩/松田篝 作曲/松田りか 編曲/福井崚
5.孤独の煙突掃除  訳詩/松田篝 作曲/CHERUBINI 編曲/福井崚
6.赤鼻のトナカイ  訳詩/新田信夫 作曲/JOHNNY MARKS 編曲/小林南
7.聖夜  作詩/JOSEPH MOHR 作曲/FRANZ GRUBER 編曲/福井崚

 SIDE:B
1.サンタが街にやってくる 
 訳者不詳 作曲/J.FRED COOTS/HAVEN GILLESPI 編曲/福井崚
2.小さなクリスマス  作詩/多木比佐夫 作曲/小坂務 編曲/福井崚
3.アベ・マリア  作詩/松田篝 作曲/松田まみ 編曲/小林南
4.ママがサンタにキッスした  訳詩/漣健児 作曲/TOMMIE CONNOR 編曲/福井崚
5.ア・ソーリン 訳詩/岩城恵一 作曲/ELENA MEZEPPI/PAUL STOOKEY/TRACY BATTEASY 編曲/福井崚
6.ブルー・クリスマス  訳者不詳 作曲/BILLY HAYES / JAY JOHNSON 編曲/福井崚
7.讃美歌111番

 このアルバムは残念ながら持っていません。それで、あやふやなままにしておいたら、次々に情報をお寄せいただきました。熊本の田中さん、横浜の関口さん、高知の中野さんです。ありがとうございました。そして見苦しい(?)ままにしておいてすみませんでした。
 曲リストを見てみると、聞き覚えのある曲名が多いですね。チューインガムはどのように料理して歌っているのか、とても気になります。きっと美しいハーモニーが聞けるんだろうなぁ・・・。

この貴重なアルバムを手に入れることができましたので、少しコメントを加えたいと思います。
「ひとりぼっちのクリスマス」「アベ・マリア」「小さなクリスマス」はオリジナルです。小坂務さんは小坂明子さんのお父さんです。ふたりのハーモニーをさらに多重録音して、歌唱力が光っています。 「ア・ソーリン」では、さらに輪唱になっていて、圧巻です。最初と最後に讃美歌をもってきて、構成もきちんとされています。

1974年12月21日(SOLB-205)
チャップリンに愛をこめて 作詩/松田りか 補作詩/松田やす子 作曲/松田りか 編曲/山室紘一
思い出のテニスコート 作詩/松田篝 作曲/松田りか 編曲/山室紘一

 第8回ポピュラーソング・コンテスト(ポプコン)グランプリ受賞曲です。
この曲で第5回世界歌謡祭にも参加したのですが、ポプコンでは2位だった浜田良美の「いつのまにか君は」がグランプリになり、チューインガムは入賞さえしなかったのは納得がいかない。歌謡祭では何かウラ事情でもあったのでは?? と勘ぐるのは考えすぎだろうか。
音楽大学に通っているいとこが、編曲をする授業でこの曲が教材に使われたと言っていました。そういえば、途中で「ライムライト」のメロディーが出てきたりで、編曲にも凝っている気がします。
 6、7年後、有線にリクエストしたらかかりました。10年後にラジオ関西でもかかっていました。あるホームページには中古レコード店で3000円で売っていたと書いてありました。それだけ隠れた名曲なのでしょう。いや、隠れてないですね。

1975年8月1日(SOLB-288)
ひとりぼっちの夏 作詩/松田篝 作曲/松田りか 編曲/舟山基紀
夕日の涙 作詩/松田りか 補作詩/秋山万喜子 作曲/松田りか 編曲/舟山基紀

 りかちゃんが高校生になって最初の曲。
 好きな人はいるけれど、誘ってくれないから一人ぼっちという初めて恋の歌が登場。テンポがゆっくりしていて音域が広いから、歌うのが難しい。やっぱりうまい!!と思わせる一曲です。

1975年11月1日
ヒット全曲集(SOLL-167)

 SIDE:A
1.風と落葉と旅びと
  作詩/松田りか 補作詩/たかさきくにすけ 作曲/松田りか 編曲/青木望
2.岡田さんの手紙  作詩/松田マミ 作曲/松田りか 編曲/青木望
3.ゴリラの歌  作詩作曲/松田篝 編曲/大塚善章
4.逃げた小鳥  作詩/松田マミ・松田りか 作曲/松田りか 補作曲/松田篝 編曲/青木望
5.海のみえる放送局  作詩/藤吉正孝 作曲/松田りか 補作曲/松田篝 編曲/馬飼野俊一
6.チャップリンに愛をこめて 作詩/松田りか 補作詩/松田やす子 作曲/松田りか 編曲/山室紘一

 SIDE:B
1.ひとりぼっちの夏
  作詩/松田篝 作曲/松田りか 編曲/舟山基紀
2.サポディラの唄  作詩作曲/松田篝 編曲/馬飼野俊一
3.お寺まいり  作詩作曲/松田りか 編曲/松田篝
4.トヨナカ・シティー  作詩作曲/松田りか 編曲/山室紘一
5.まだらうさぎのムー  作詩作曲/松田マミ 編曲/青木望
6.リルケの詩集  作詩/藤吉正孝 作曲/松田りか 補作曲/松田篝 編曲/竜崎孝路

 このアルバムは持っていないので、シングル「かたくりの花」で紹介していたモノクロのカットを掲載していたところ、横浜の関口さんから裏表をカラー画像でいただきました。さっそく使わせていただきました。ありがとうございました。おかげで二人が絵を描いているポーズだということがわかりました。

 アルバムの内容とは直接関係はないのですが、当時、中学生だった私にとって、このレコードまでは買えませんでした。でも、大型ポスター付きだったので、何としても欲しかったのですが・・・。あの頃、何度もレコード店に見に行った、そんな思い出があります。
 そのポスター画像をpetbottlerさんからいただきました。ありがとうございます。ようやく目にすることができました。ポスターの下側には1976年1年分のカレンダーが付いています。

1975年12月21日(SOLB-350)
かたくりの花 作詩作曲/松田篝 編曲/福井崚
去年の日記 作詩/竜真知子 作曲/松田りか 編曲/福井崚

 私にとって、チューインガムの中では一番印象の薄い曲です。前作に続いての恋の歌です。この曲から、さらに歌がうまくなった気がします。
 B面は有名作詞家の竜真知子が書いています。

1976年6月21日(06SH-18)
だいだいラプソディー 作詩作曲/小泉まさみ 編曲/林哲司
四季桜 作詩作曲/松田りか 編曲/林哲司

 知る人ぞ知る、小泉まさみの作詩作曲。
 当時珍しくコッキーポップの「今週の歌」でもかかっていました。このあと、夏休みに企画もののコンサートに出演していたようです。さらにレコードジャケットと同じ写真の大型ポスターも作られていて、YAMAHAがかなり力を入れていたようです。でもそれほどヒットしなかったです。
 このあと二人はアメリカに留学し、歌手活動をいったん辞めてしまいました。

 バル・バルーン
1980年5月21日(06SH-776)
バハマ 作詩作曲/松田りか・松田マミ 編曲/船山基紀
スターダスト・セレナーデ 作詩/松田りか 作曲/松田マミ 編曲/船山基紀

 突然『バル・バルーン』と名前を変えて出てきました。
何かの雑誌で「チューインガムがふくらんでバル・バルーンになった」という記事を見たことがあります。
留学していた時にでも、バハマ諸島に行ったのでしょうか? この二人が、ただ想像で作詩したとも思えません。
この時期に流行っていたテクノサウンドが少し入っているし、英語の部分もありますが歌詞も整っています。やっぱりどんな形であれ、うまい。もう、大人の歌手になっているようです。
「ひとりぼっちの夏」では編曲が舟山基紀とありますが、今回は船山になっており、船山さんが漢字を使い分けているのか、それとも誤植?
 ジャケット裏に「所属:ケイ エンタープライズ」と書いてあり、もうYAMAHAの所属ではなかったようです。

1980年11月21日(07SH-883)
ブロークン・ハート 作詩/伊藤アキラ 作曲/松田りか・松田マミ 編曲/船山基紀
ミスティ・ブルー 作詩/伊藤アキラ 作曲/松田りか・松田マミ 編曲/船山基紀

 『バル・バルーン』としての第2弾シングル。
当時オリコン誌に「埋もれたビッグ・ヒット発掘 あなたのSLEEPER」というコーナーがあり、そこにこの曲とコメントを送ったら掲載されました。その記事をコピーして「バル・バルーン」の事務所に送ったら、ナント! 本人たちから返事が来ました。その中に、「ライムライトキャンキャンとライブを中心に活動したいと張り切っています」とあるように、ライブハウスに出演していたようです。
 それにしても、まさか本人から返事を受けるなんて、ラッキー!(手紙はスクラップブックのページにあります)

 ラッキーリップス
1982年8月21日(07SH-1210)
黄昏ドライブ・マップ 作詩作曲/松宮恭子 編曲/萩田光雄
No,No,No 作詩/岩沢律 作曲/梅垣達志 編曲/萩田光雄

 なぜ、『ラッキーリップス』という名前になったのかはわかりません。
NHKラジオで金曜日の5時からやっていた「伊藤強の音楽コーナー」に、この曲をリクエストしてかかったことがあり、そのとき伊藤さんは「美しい声は昔も今も変りませんね」とコメントしていました。
 二人の作詩・作曲ではないので、歌手として活動しようと思っていたのでしょうか? 作詩作曲の松宮恭子さんといえば、以前からポプコンに何回か譜面応募しているので名前は知られています。高田みづえの「涙のジルバ」の作者と言えば知る人も多いのでは?

 チューインガム
1983年6月21日(07SH-1314)
忘れていたニックネーム 作詩/田口俊 作曲/小杉保夫 編曲/小笠原寛
Hello Mr.DJ 作詩/田口俊&チューインガム 作曲/チューインガム 編曲/小笠原寛

 また名前を元に戻して登場です。「ラッキーリップス」なんて名前がイマイチだったのか、活動のしかたを変えて心機一転を図ろうとしたのかは、です。
ちょうど歌のタイトルが「忘れていたニックネーム」というところから、名前をチューインガムに戻すというコンセプトで作られた曲のように思います。
 B面の「Hello Mr. DJ」は当時ラジオ関西でやっていた、リクエスト番組のオープニングに使われていました。 やっぱりチューインガムはラジオ関西と縁があるんですね。

1984年10月21日(07SH-1566)
よりそって めらんこりい 作詩/SHOW 作曲/松田りか 編曲/船山基紀
あの日のように 作詩/SHOW 作曲/松田マミ 編曲/船山基紀

 珍しくアップテンポな曲です。
 ♪金曜の夜 女と男達♪ と歌詞にあるように、時代はもう週休2日制になってきていたのがわかります。いつにも増してふたりのハーモニーの美しさが生きています。

 CM曲(MORE)
1985年5月5日(7K-179)
Together 日本語詞/佐藤純子 作曲/Hank-Levine 編曲/Toshiki-Kimori
Together(英語バージョン)英語詞/Nancy-Lee 作曲/Hank-Levine 編曲/Toshiki-Kimori

 キリン缶ビールのイメージソングとしてCMに使われていました。FOR LIFEから発売されています。
 ジャケットには 『MOREはPROJECT NAMEです。メンバーは流動的ですが、“MORE”のコンセプトに向かい常にセンセイショナブルに活動します。今回の“Together”におけるMOREの中心アーティストはRIKA&MAMIです。』 と書いてあるので、MOREはフォーライフレコードの企画するグループらしいですね。
 今回はチューインガムがこれに加わり、このCMができたらしいですが、いきなり「MOREのコンセプト」といわれても何のことやら。
 このMORE、その後どのような活動をしてたんでしょうか。どのようにメンバーが入れ代わったりしたのかレコードが出たのかさえもわかりません。後にも先にもMOREということばを聞いたのはこのときだけです。
 また、CMで流れたにもかかわらずオリコンでは100位にも入っていないのに、その後、同じ曲を鈴木康博が歌って70位あたりに入っているのは、いったいなぜ? 知名度の違いなのでしょうか?
ところで、歌の最後、♪Let us begin♪ の部分の音程は、鈴木康博は1番と同じ高さで歌っていますが、RIKAさんとMAMIさんは1オクターブ上げて歌っていて、歌のうまさが光っています。

 この後、ぷっつりと彼女たちの情報がなくなってしまいました。

2002年6月19日(MHCL-131)
チューインガム ゴールデン☆ベスト 

 1.風と落葉と旅びと   作詩/松田りか 補作詩/たかさきくにすけ 作曲/松田りか 編曲/青木望
 2.岡田さんの手紙   作詩/松田マミ 作曲/松田りか 編曲/青木望
 3.海のみえる放送局   作詩/藤吉正孝 作曲/松田りか 補作曲/松田篝 編曲/馬飼野俊一
 4.ゴリラの歌   作詩作曲/松田篝 編曲/大塚善章
 5.逃げた小鳥   作詩/松田マミ・松田りか 作曲/松田りか 補作曲/松田篝 編曲/青木望
 6.動物達の世界   作詩/松田マミ 作曲/松田りか 編曲/青木望
 7.サポディラの唄   作詩作曲/松田篝 編曲/馬飼野俊一
 8.私の願い   作詩/松田篝 作曲/松田やす子 編曲/青木望
 9.リルケの詩集   作詩/藤吉正孝 作曲/松田りか 補作曲/松田篝 編曲/竜崎孝路
10.トヨナカ・シティー   作詩作曲/松田りか 編曲/山室紘一
11.アベ・マリア   作詩/松田篝 作曲/松田マミ 編曲/小林南
12.チャップリンに愛をこめて  作詩/松田りか 補作詩/松田やす子 作曲/松田りか 編曲/山室紘一
13.ひとりぼっちの夏   作詩/松田篝 作曲/松田りか 編曲/船山基紀
14.青い島   作詩/松田マミ 作曲/松田りか 編曲/青木望
15.かたくりの花   作詩作曲/松田篝 編曲/福井崚
16.だいだいラプソディー   作詩作曲/小泉まさみ 編曲/林哲司
17.バハマ   作詩作曲/松田りか・松田マミ 編曲/船山基紀
18.ブロークン・ハート   作詩/伊藤アキラ 作曲/松田りか・松田マミ 編曲/船山基紀
19.黄昏ドライブ・マップ   作詩作曲/松宮恭子 編曲/萩田光雄
20.忘れていたニックネーム  作詩/田口俊 作曲/小杉保夫 編曲/小笠原寛
21.よりそって めらんこりい   作詩/SHOW 作曲/松田りか 編曲/船山基紀
22.Together.(LET US BEGIN)  日本語詞/佐藤純子 作曲/Hank-Levine 編曲/Toshiki-Kimori
 ファーストアルバムの再発CD以来、実に11年ぶりに発売になったCD! デジタルマスタリングというだけあって音質は非常に新鮮でリアルです。
 発売されたシングル曲がすべて収録されており、レコーディング順になっているので、二人の成長が手にとるようにわかります。しかもただのベストではなく、未発表曲の収録、りかさんの執筆による解説、マミさんのコード採譜ということで文字通りゴールデンなベスト盤です。

2005年9月7日(MHCL-599・600)
チューインガム2 ゴールデン☆ベスト 

DISC 1
 1.チャップリンに愛をこめて
 作詩/松田りか・松田泰子 作曲/松田りか 編曲/山室紘一
  (第5回世界歌謡際ライブ)
 2.ゴリラのうた   作詩作曲/松田篝 編曲/大塚善章
  (第3回世界歌謡際ライブ)
 3.動物達の世界   作詩/松田マミ 作曲/松田りか 編曲/山室紘一
  (第5回ポプコンライブ)
 4.小さな風船と小さな女の子のお話 作詩/沢井雅子 作曲/関江美子
  (第4回ポプコンライブ)
 5.ぼくらの木馬は世界を回る   作詩作曲/氏原和美 編曲/青木望
 6.木彫りの子熊   作詩作曲/松田りか 編曲/青木望
 7.まだらうさぎのムー 作詩作曲/松田マミ 編曲/青木望
 8.お寺まいり  作詩作曲/松田りか 編曲/青木望
 9.夕陽よおしえて  作詩作曲/松田篝 編曲/青木望
10.この花をあなたに  作詩作曲/松田りか 編曲/竜崎孝路
11.ゆらゆらゆれて  作詩作曲/加藤慶子 編曲/野村理
12.思い出のテニスコート 作詩/松田篝 作曲/松田りか 編曲/山室紘一
13.夕日の涙   作詩/松田りか 補作詩/秋山万喜子 作曲/松田りか 編曲/船山基紀
14.去年の日記  作詩/竜真知子 作曲/松田りか 編曲/福井崚
15.四季桜   作詩作曲/松田りか 編曲/林哲司
16.スターダスト・セレナーデ 作詩/松田りか 作曲/松田マミ 編曲/船山基紀
17.ミスティ・ブルー 作詩/伊藤アキラ 作曲/松田りか・松田マミ 編曲/船山基紀
18.No,No,No   作詩/岩沢律 作曲/梅垣達志 編曲/萩田光雄
19.Hello Mr.DJ  作詩/田口俊・松田りか・松田マミ 作曲/松田マミ 編曲/小笠原寛
20.あの日のように  作詩/SHOW 作曲/松田マミ 編曲/船山基紀
21.ネス湖の怪獣  作詩作曲/松田篝 編曲/福井崚
DISC 2
 1.小鳥よとびなさい   作詩作曲/松田りか・松田マミ 編曲/青木望
 2.旅に出たい   作詩/藤倉あづみ 作曲/松田りか 編曲/福井崚
 3.ともだちの歌  作詩/松田マミ 作曲/松田りか・松田マミ 編曲/青木望
 4.校庭にて   作詩/松田マミ 作曲/松田りか 編曲/馬飼野俊一
 5.北に消えゆく二人  作詩/阿久悠 作曲/チャーリー石黒 編曲/福井崚
 6.結婚しようよ  作詩作曲/吉田拓郎 編曲/馬飼野俊一
 7.あの素晴らしい愛をもう一度 作詩/北山修 作曲/加藤和彦 編曲/福井崚
 8.赤い風船   作詩/安井かずみ 作曲/筒美京平 編曲/青木望
 9.ふるさとを見せてあげたい  作詩/落合武司 作曲/玉井妙子 編曲/青木望
10.地下鉄にのって   作詩/岡本おさみ 作曲/吉田拓郎 編曲/青木望
11.風     作詩/北山修 作曲/端田宣彦 編曲/青木望
12.日曜日の午後 作詩作曲/青木汎(梅垣達志) 編曲/青木望
13.雨のストレンジャー  作詩作曲/松田篝・松田マミ 編曲/若草恵
14.置き手紙    作詩作曲/松田マミ 編曲/梅垣達志
15.讃美歌103番
16.ホワイト・クリスマス 作詩作曲/Irving Berlin 編曲/小林南
17.ジングル・ベル    編曲/野村理 訳詩/堀内敬三
18.ひとりぼっちのクリスマス 作詩/松田篝 作曲/松田りか 編曲/福井崚
19.孤独の煙突掃除    作曲/Giuseppe Verdi 編曲/福井崚 訳詩/松田篝
20.赤鼻のトナカイ   作曲/John Marks 編曲/小林南 訳詩/新田宣夫
21.聖夜   作詩/Joseph Mohr 作曲/Franz Gruber 編曲/福井崚 訳詩/由木康
22.サンタが街にやってくる  作詩/Haven Gillespie 作曲/J.Fred Coots 編曲/福井崚 訳詩/新田宣夫
23.小さなクリスマス   作詩/多木比佐夫 作曲/小坂務 編曲/福井崚
24.ママがサンタにキッスした  作詩作曲/Thomas Connor 編曲/福井崚 訳詩/漣健児
25.ア・ソーリン  作詩作曲/Tracey Batteast/Elena Mezzetti/Paul Stookey 編曲/福井崚 訳詩/岩城恵一
26.ブルー・クリスマス 作曲/Billy Hayes/Jay W.Johnson 編曲/福井崚 訳者不詳
27.讃美歌111番

2002年6月に発売になった「ゴールデン☆ベスト」に収録された曲と、今回の収録曲を合わせると、チューインガムの曲がほぼ全曲CDになったといえます。
念願のセカンドアルバム、クリスマス・ベストヒット、未発表曲(Disc2の13曲目と14曲目)が同時に収録されるなんて、感無量です。
マミさんの前書きにりかさんの解説、それにジャケットの中には見た事のない写真もあり、これは必見です!
「雨のストレンジャー」は第1回のオフ会の時に、りかさんがイタリアからテープを送っていただいた中にあった曲で、その時に初めて知りました。

曲データがLPなどと違っている場合がありますが、それぞれのものをそのまま掲載しています。


 ≪トップページへ オムニバス盤ページへ