このページには、印刷物のほか、直筆の手紙、断片的な情報などを掲載します。わかる範囲で年月日順に掲載しています。

 週刊明星 1972年9月17日号

●ヒット曲ベスト40
(オリジナル・コンフィデンス9/4調べ)
1.旅の宿
    よしだたくろう
2.京のにわか雨
    小柳ルミ子
3.芽ばえ
    麻丘めぐみ
4.ひまわりの小径
    チェリッシュ
5.ゴッドファーザーの愛のテーマ
    アンディ・ウィリアムス
6.どうにもとまらない
    山本リンダ
7.さよならをするために
    ビリーバンバン
8.赤色エレジー
    あがた森魚
9.せんせい
    森昌子
10.こころの炎燃やしただけで/
  ゴッドファーザー愛のテーマ
    尾崎紀世彦
11.夜汽車
    欧陽菲菲
12.ゴッドファーザー愛のテーマ
    サウンドトラック
13.男の子女の子
    郷ひろみ
14.夏のふれあい
    フォーリーブス
15.ひとりじゃないの
    天地真里
16.あなただけでいい
    沢田研二
17.耳をすましてごらん
    本田路津子
18.旅路のはてに
    森進一
19.鉄橋を渡ると涙がはじまる
    石橋正次
20.恋唄
    内山田洋とクールファイブ
21.雨
    三善英史
22.風と落葉と旅びと
    チューインガム
23.別れの旅
    藤圭子
24.別れてよかった
    小川知子
25.純潔
    南沙織
26.待っている女
    五木ひろし
27.夏の夜のサンバ
    和田アキ子
28.メタル・グウルー
    T・レックス
29.風の日のバラード
    渚ゆう子
30.ハイウェイ・スター
    ディープ・パープル
31.合言葉
    伊丹幸雄
32.瀬戸の花嫁
    小柳ルミ子
33.ふりむかないで
    ハニーナイツ
34.恋の約束
    西城秀樹
35.くちづけ
    鶴岡雅義と東京ロマンチカ
36.さなえちゃん
    古井戸
37.素足の世代
    青い三角定規
38.ゴッドファーザー愛のテーマ
  (日本語)アンディ・ウィリアムス
39.木屋町の女
    青江三奈
40.ゴールデン・ハーフの太陽の彼方
    ゴールデン・ハーフ

 この情報はよっしーさんからいただきました。
 よっしーさんのコメントです。

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落札価格は1300円です。
ページの上真ん中の小さな写真がいちばんかわいいですね
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 あれ、コメントはこれだけですか?
 補足すると、よっしーさんはこの「週刊明星9月17日号(100円)」をヤフオクで手に入れました。表紙は三田明と天地真里です。
 なんとも残念なのはりかちゃんの顔に綴じ目が入っていること。ずらしてほしかったなぁ・・・。


 左の画像はよっしーさんがかわいいという写真の拡大です。二人が歌っているのがいつの場面の写真なのか、分かる人には分かる(?)。

 オリコンの「ヒット曲ベスト40」も、興味がある人が多いと思い、掲載しました。



 明星 1972年10月号


この情報はスマジャコさんからいただきました。

1972年 明星10月号 young song 154ページ
「風と落葉と旅びと」の歌詞とギターコードが載っています。同じページにステージ101のワカとヒロが載っています。懐かしい〜。

写真囲みの内容は次の通りです。

“天才登場”のキャッチフレーズどおり、彼女達の音楽的才能はたいへんなのものだ。リカちゃんは6才から、マミちゃんは5才からピアノをはじめ、ふたりともかなりの腕まえ。リカちゃんは音感がバツグンで、スタジオでバンドの音の狂いをズバリと指摘して、まわりをアワテさせている。ことしの夏休みは仕事でなくなってしまった。



 週刊明星 1972年10月15日号


この情報は、たつしさんからいただきました。以下、たつしさんのコメントです。

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 大阪の「まんだらけ」で、たまたまこの「週刊明星」を見かけたので、「自分が生まれた年の芸能誌はどんな感じなのだろうか。 あと、チューインガムについて何か記事でもあればいいな」と言う気持ちで買ったのです。

 だから、チューインガムのページを見つけたときはとっても驚きました。 恐らくお金を出して手に入れた私の「チューインガム」ものでは、一番安い買い物でしょう(笑)。

 値段は600円でした。表紙は吉沢京子、森進一、栗田ひろみ です。
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【誌面記事部】
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自作自演の「風と落葉と旅人*」がヒットしている2人は大阪府豊中市に住んでいる。パパは宝塚音楽学校の先生をしている文字通り音楽一家だ。英語と国語が好きなりか(中1)はパパに似て朗らかな性格、算数と体育が得意のマミ(小5)はママに似てちょっと恥ずかしがり屋。対照的な2人だ。
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*「風と落葉と旅人」←原文のまま




 明星 1972年11月号



 この情報はgazboさんからいただきました。

 特集「ヒット曲解剖」では、「風と落葉と旅びと」が全5ページで登場です。表紙は遊園地の回転ブランコに乗った二人の写真です。でも、なんだかマミちゃんは怖そう。写真の下には「風と落葉と旅びと」の歌詞が載っています。
 2〜3ページ目は通しで「風と落葉と旅びと」の楽譜、その下にはこの曲とチューインガムの紹介が載っています。
 4〜5ページ目は「チューインガムの作曲講座」と題した記事で、マミちゃん直筆の「まだらうさぎのムー」の歌詞が載っています。また、姉妹を中心に家族のことや、チューインガムの名まえの由来など、貴重な情報が盛りだくさんです。(cavtot)
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 チビッコ・フォークが大旋風!
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 知っているかい、この歌を! いまヒット・チャート急上昇中の「風と落葉と旅びと」って、とってもカワイイフォーク・ソングを!
 そして、これを歌っているのが、日本最年少のシンガー&ソング・ライターで、チビッコ・フォークの大旋風をまきおこしている、2人の天才少女。とってもカワイイ姉妹だ。
 お姉さん(松田りか)は13才、中学1年生、妹(マミ)は11才で小学5年生。ヤンチャでおテンバ、マンガがダイスキな“チューインガム”なんだ。
 この2人、学校への行き帰りなんかに、口笛吹きながらカケッコしてて、「きょうも1曲できちゃった!」なんて調子で曲を作っちゃうって言うからオドロキ!
 この「風と落葉と旅びと」も、女のコらしいやさしさと、夢見るような童話の世界を、フォークのメロディーとリズムでくるんだなつかしさをさそってくれる曲だ。
 メロディーのすき間から、さわやかな風と落葉が舞い込んでくるような気がするんだ。そんなかわいらしさ、いま大評判!
 ハーモニーの部分なんかは、とても13才とは思えないテクニックだけれどギター・コードの流れはとても自然だから、キミもすぐにマスターできるさ。気の合った友だちと2人でハモっちゃえば、きっとキミたちのソバをさわやかな風が吹きぬけるだろう!

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ちっちゃなユビでも、ギターはOK!
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りか「ギターをひいてる時が、いちばんたのしいワ。アタシはネ、去年の4月から、ヤマハ音楽教室へ通って、ギターを習ったン。そしたら、ピアノよりおもろなって、ピアノは去年の暮れにやめたの」
マミ「アタシもギター大好き。おねえちゃんになろたら、すぐ、おぼえられたワ」
りか「最初は大きなギターつこてたんやけど、いまは、このちっちゃなギター」
マミ「うん、これならアタシのユビでもいいんよ。でも、アタシはあんましたくさんのコード知らへんけど」
りか「アタシは『風と落葉と旅びと』の時は、スリーフィンガーでやるの。これは、親指、人さし指、中指の3本で、チャンツカ・チャカツカ・チャンツカ・チャカツカってくり返すの。もちろん、左手はコードをおさえてるけど、アルペジオふうにひくんよ」
マミ「でも、アタシはまだそんなコトは、ようでけへんから、ズンズン・チャツって8ビートでひいてるの。この曲はカンタンやから、このひき方でもいいみたい」
りか「それに、この曲のキーはDやけど、第2フレットにカポタストつければ、キーがCの時のひき方になるから、ずいぶんカンタンになるワ」
マミ「あとネ、ハモるところは、アタシが、低音部で、おねえちゃんが高音部を歌ってるの」
りか「ギターで音をたしかめながら2人でハモれば、すごーくたのしいワ」


チューインガムの作曲講座
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ギターをボロロン メロディースイスイ
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りか「作曲なんてカンターンや。ねッ。風の音でも、電車の音でもなんでもメロディーになるんやもン。アタシはピアノやってたし。でもこのごろはギターひきながら作っちゃうのが多いみたい」
マミ「うん、ギターの主なコードを10ぐらい覚えれば、ヘイキ!」
りか「作曲に、まちがいなんてないんやもン。コードをおさえながら、それにあわせてメロディーがうかんでくれば、もう半分はできあがり! あとはリズムに注意すンの。気をつけてないと、みーんな同じ調子のリズムになりやすいから。そして、たとえば、C−Em−Dm−G7なんて感じのコード・パターンをひきながら、思いついたメロディーをくちずさんでみるといいワ。そして、それのひき方のリズムをいろいろかえてみるの。それをテープにふきこんであとで採譜するんやワ」
マミ「その時、詩ができてるほうが作りやすいみたい。自分の好きなものとかお友だちのこととかを、なーんでも詩にすればいいんよ」

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天才少女はいたずら好きで・・・・
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■「ハイ、ちょっと並んでみて!」なんて、カメラマンが注文したってダメ。もう、スタジオ中をかけまわって、マンガのとりっこで大サワギ。本誌カメラマンが汗だらけになって大フントー。スッゴイ元気なりかちゃんとマミちゃん。

■りかちゃんは昭和34年8月21日、マミちゃんは昭和36年7月5日、ふたりとも大阪府豊中市で生まれたナニワッ子。

■お父さん(松田篝 まつだかがり)は、NHK大阪放送合唱団員で、宝塚音楽学校の、ジャズヴォーカルなんかを教えている声楽の先生。小柳るみ子、前野陽子、梓みちよなんかを、教えたっていう大ベテラン。お母さん(泰子 やすこ)も、NHK合唱団員で、現在は、団地のママさんコーラスの指導などをしている。なにしろ、音楽が絶えたことがないという、ミュージック・ファミリーなのだ。

■りかちゃんは6才から、マミちゃんは5才からピアノを習っている。とにかく音感はバツグンで、1年たらずの間に、ソナタまでマスターしちゃったって。

■「ええ、家には、若いフォークの連中なんかがしょっちゅう出入りしてますしね。ぼくはテノール、女房がアルトでネ、よくこの子たちも加えてコーラスなんかしたり・・・。とにかくなんかの音楽が聞こえない日はないっていう生活ですね。だから、この子たちにも、特別の教育をしたりなんてコトはなかったんですが、いつの間にか、自分たちでマネゴトを始めちゃったんですね。いま、とても心配ですね。この子たち、芸能界の渦の中に投げ出したりしたくないですよ。私も、かなり芸能界のキタナサは知ってますからネ商売ガラ。親としてはハラハラものですよ。まあ、将来は、作曲編曲などの方面に、進ませたいですね。歌手にはあまりしたくないですねぇ」とお父さん。

■「親の口から言うのもなンですけど、とにかく素直で明るい子どもたちみたいですね。ええ、学校の成績は、まぁ、ふたりとも、中の上ってとこかしら。マミのほうは、学級委員なんかしてましたけど・・・・」とお母さん。ふたりとも目を細めて、カワイクってしかたがないって様子!

■マミちゃんのほうは、特に詩をつくるのが大好き。こんど10月に出るLPにはマミちゃんの詩がたくさんはいっているんだ。左の詩は、マミちゃんがとってもかわいがっていたウサギクンが死んじゃって、とってもカナシかった時に、泣きながらつくったんだって。 明星の読者のみなさんへってマミちゃんが書いてくれた**んだ。りかちゃんが主に曲をつくるんだけど、むずかしい所は、お父さんがチョイチョイって直してくれる。

■“チューインガム”って名まえのつけ方が、ものすごくケッサクなんだ。りかちゃんは、熱狂的な仲雅美ファン。そこで、仲をチューと読み、英語にしてIN(イン)さらに雅美をガミと読んで、それをゼンブくっつけた。チューインガミ。それをチューインガムって直したんだ。サスガ天才少女、サエテますねぇ!

■学校(豊中市立第3中・東豊中小)でも、2人は大人気、もう後援会までできてる。でも、友だち「F・L***のサインもろて来てや」なんてちゃっかり。すると2人「アタシのレコード買うてくれたら、もろて来たげるワ」なんてもっとチャッカリ! ゆかいでカワイイ、チビッコ・フォーク!

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「おもろなって」 普通女性は言いません。担当記者の脚色が原因?(Blue tree)
**マミさん直筆の「まだらうさぎのムー」は、りかさんを通してマミさんからこのページで掲載する許可をいただいています。
***「F・L」 当時人気のあった男性4人組ボーカルグループのフォーリーブスのことらしい(cavtot)



 明星 1973年1月号 明星 1973年3月号
左:スターの通学ルック。何年何組まで載せて問題なかったのかな? おおらかな時代だったんでしょう。
右:スターの読者プレゼント。gazboさんは応募したが全然当たらなかったのこと。

 以上、gazboさんからでした。



 オークションのレコードに付いてきた雑誌の切り抜き(?)



「風と落葉と旅びと」と「岡田さんの手紙」のレコードと雑誌の切り抜きであろうものを、オークションで落札しました。1400円でした。
入札した方は、これは「『岡田さんの手紙』に付いているものかと思いました」と言われてたように、レコードと同じサイズの物です。裏面に『岡田さんの手紙』の歌詞と譜面が載っている事と大きさからみると、平凡か明星のうた本の切抜きかとも考えられます。
表面の方は、りかさんの胸にバッジが見えるのですが、よく見ると、そのバッジに「風と落葉と旅人」と書いてあります。ここでも間違いです。
それから、りかさんがバラの花を手に、マミさんは猿のぬいぐるみを腕に… もうこの時に、「この花をあなたに」と「ゴリラの歌」を歌うのを予期していたのでしょうかね(笑)



 1973年 明星3月号 young song

この情報はスマジャコさんからいただきました。

明星3月号 young song 130ページ に「ゴリラの歌」が載っています。
※二人の表情が面白いですね。編曲の名前が「大塚常章」となっています。正しくは「善章」です。囲みの評が気になりますね。



 平凡ソング 1973年3月号より

この情報は小舟さんからいただきました。

「わたしの宝もの」 チューインガム

 妹さんのマミちゃんは熊のぬいぐるみのジェリー。お父さんがパチンコでもらってきたものなんだ。
 お姉さんのリカちゃんの大切なものは、ケイコちゃんというダッコちゃん人形。小学校年のとき誕生日におばさんからもらったもので、いつもいっしょに寝てるんだって。もうすっかり汚れて、はげかかっている人形なんだけど、二人にとっては、それぞれ大切な宝物なんだよ。

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提供者は、Blue Tree の友達の 小舟さん です。
「生年月日がマミさんと全く同じなのでよろしく」 と言っていました。

この写真は「ゴリラの歌」の歌詞と譜面の横に載っているものです。左右のページに分かれているのを一つにつなげてみたところ、ちょっと不自然になってしまいました。残念ながら「宝もの」が写っている写真は載っていません。
さてアラ探しですが、「小学校年」←こうなっています。たぶん1年とか6年という数字を入れるのを忘れたのでは?
それからも一つ、「リカちゃん」と、カタカナになっています。



 「ゴリラの歌」財布と、アーティストの名前の由来

この情報はスマジャコさんからいただきました。

当時の月刊明星のプレゼント。 「A 郷ひろみのペンダントを30名に、B チューインガムのさいふを20名にプレゼント」の記事です。それで財布の左肩にBの文字が入っているんです。 ※今からハガキを出しても当たりません(笑)

財布には「ゴリラの歌」という文字とゴリラのイラストが書かれています。誰か当たった人はいませんか?



1973年当時の月刊明星か平凡に載っていたもの。ウソかホントか(笑) それぞれエピソードがあるんですね。





 1973年7月2日発売 FM fanの記事 

この情報はacchanさんからいただきました。

「FM fan 1973 No.14」はネットオークションで昨年入手いたしました。
写真は、第5回ポプコンで「動物たちの世界」を歌うチューインガムです。
この曲で入賞を特別賞を受賞したことと、「私の願い」がオーナー推薦による入賞だったことは初めて知りました。(acchan)



 POPULAR SONG CONTEST '73(近畿フェスティバル)のパンフレット 

この情報は豊中市在住asciupapaさんからいただきました。
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今回発見した「POPULAR SONG CONTEST '73(近畿フェスティバル)」のパンフレットですが、私の兄のバンドもエントリーしていた関係で(実家に)所蔵されていたと思われます。
兄のバンドの楽曲等については良く覚えていないのですが、チューインガムは既にプロとしてデビューしていましたし、何と言っても同世代(つまり子供!)ということで非常に注目しておりました。(りかさんの「なんとなくふくらんできました」というコメントは、何故かハッキリと記憶しております・・・)
この時は確か、《動物たちの世界》《私の願い》のどちらも入賞したと思います。 (asciupapa)
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チューインガムの経歴に、学校名やクラスまで書いてあります。おおらかな時代だったんですね。
それと、レパートリーの曲名は誤植が多いですね。最後の「etc…」も「ctc…」となっています。
ガム父さんとガム母さんが同じ合唱団だったというのがわかりますね。
ここも誤植があります。
「切りななせない」すてきな奥さん。と書いてありますが、「切りはなせない」ですよね。
チューインガムのお二人の伯父の大塚善章さんの作曲
この写真は、誰なのか書いてありませんが、1934年生まれということなので、ひょっとして大塚善章さんかも?
asciupapaさんのお兄さんが所属されていたバンドです。

「放浪の唄が聞こえる」を歌った、シュガーシュガーのメンバーもエントリーしていました。

この大会は、73年ポプコン近畿大会ですが、それが何月何日にあったのかはどこにも書いてありません。
出場者は、チューインガム一家の他に、伊藤愛子、庄野真代、松田晃、みにくいあひるの子「六月の子守唄」、金玉「下っ端」、亜雲土(木村恭子)「夏の光の中で」などがエントリーしています。ハイレベルの大会だったようです。



 1973年 近代映画8月号 

この情報はスマジャコさんからいただきました。

1973年 近代映画8月号 new hits song 63ページ 「逃げた小鳥」が載っています。
※作曲が「松田リカ」とカタカナになっています。
同じページにはモップス、隣の62ページには、森山良子「片想い」とやまがたすみこ「夏になったら」が載っています。



 1974年10月16日 朝日新聞の記事



新聞紙面では浜田良美の曲名が「いつのまにか君」となっていますが、「いつのまにか君」が正しい。
ポピュラーソング・コンテスト 松田りかさんにグランプリ

 アマチュア作曲家が腕を競う第8回ポピュラーソング・コンテスト(ヤマハ音楽振興会主催)が13日、掛川市のレジャーランド「つま恋」エキシビジョンホールで開かれた。
参加曲は全国各地の予選で選ばれた33曲。約5時間、3千人の聴衆が声援を送るにぎやかムードの中で進められた結果、15人のアマチュア審査員はグランプリ曲に豊中市東豊中、松田りかさん(14)=豊中第3中=の作曲した「チャップリンに愛をこめて」を選んだ。また優秀曲として八神純子さん(愛知・淑徳高)の「雨の日のひとりごと」、柴田容子さん(名古屋・家庭教師)の「3月3日の悲しみ」、浜田良美さん(東京・会社員)の「いつのまにか君の3曲が選ばれた。グランプリ曲と優秀曲の計4曲は、11月15日から3日間、東京の日本武道館で開かれる第5回世界歌謡祭に参加する。

「チャップリンに愛をこめて」 世界歌謡祭では父親との“対決”も

 「お父さんがにくらしくなってきた」と笑いながら話すのは自作の曲「チャップリンに愛をこめて」でグランプリを獲得した松田りかさん。というのは、父親の松田篝(かがり)さんが作曲した「木曽は山の中」(歌・葛城ゆき)が今春の同コンテストで同じ賞をとっており、世界歌謡祭では二人の曲がはち合わせ、より大きな賞を親子で競うから。
りかさんは、ご存じ姉妹ボーカルグループ「チューインガム」の姉の方。これまでに篝さんの作った「ゴリラの唄」を姉妹で歌って世界歌謡祭に出場したことがあり、この大会のいわば常連。こんどの「チャップリン・・・」は、作詞がりかさんと母親のやす子さんとの共作で、歌はもちろんチューインガム。世界歌謡祭では、つまり父親を除いた女ばかりの一家対父親の対決となるわけ。さて、この“骨肉の争い”どうなることか。



 1974年10月19日 読売新聞の記事

 この情報はhanboさんからいただきました。 hanboさんに確認しましたが、たぶん読売新聞ではないかということです。 なおこのページでは、実際の新聞記事のレイアウトを変更して掲載しています。 また、裏の記事のインクが抜けて、写真がきたなくなってます。

世界歌謡祭代表は中学生姉妹
「チャップリンに愛をこめて」
“パパと競争よ”と音楽一家


 全国八地区の予選をパスしたアマチュア作曲家三十三人が腕を競う「第八回ポピュラー・ソング・コンテスト」(13日・静岡県掛川市つま恋)のグランプリは見事、“中学生作曲家”の松田りかさん(十五)(大阪府・豊中市立第三中学三年)が獲得した。妹マミさん(十三)(豊中市・私立梅花中学一年)とのデュエットで発表した「チャップリンに愛をこめて」は十一月、東京・日本武道館で開かれる「第五回世界歌謡祭」に日本代表として出場するわけだが、父親 篝さん(三九)も同コンテスト春の大会で出場権を得ているので、当日は親子が対決することになる。
 二人は松田りか、マミというよりも、CBSソニーからレコードが発売されている姉妹デュエット・チームといった方がわかりやすいだろう。姉妹のさわやかなハーモニーにはファンが多く、一昨年六月「風と落葉と旅びと」でデビュー以来、すでにシングル盤七枚と、LP盤二枚を出している。うち二十五曲がりかさん、五曲がマミさんの作曲だ。
 二人の音楽環境は恵まれている。父の篝さんは宝塚音楽学校の講師、母やす子さん(三八)はかつて大阪放送合唱団に在籍、現在は団地のママさんコーラス「東豊中ボーカル・ママ」のリーダーという、まさに音楽一家。
 やす子さんは、夫のときは平気だったが、娘のグランプリ受賞の報を聞いたときは、うれしさよりも、それまでの気苦労が一度に出て、がっくりきたそうだ。
 「『チャップリンに愛をこめて』はことし初め、淀川長治さんが解説したテレビの“チャップリン映画”をみて、彼の人間的な魅力に興味を覚えたのが始まり。それから、映画館で『ライムライト』や『モダンタイムス』を見て完成させたの。曲作りは早い方かな。三分間ででき上がったものもあるよ。だけどこの『チャップリンに愛をこめて』は約一か月かかったわ」とりかさん。
 副賞十万円は記念にそろいの服を作ることに決めた。姉妹の現在の悩みは、音楽と学業の両立。
 「やはり私は中学生。歌の道よりも学校を中心に考えています。だから学校でも、男の子たちが歌えといっても決して歌わない」(りか)、「私も友だちの前ではテレくさくって歌えない」(マミ)そうだ。



 みんなのうた

 1975年ごろ、NHK『みんなのうた』で、五つの赤い風船の「遠い世界に」を歌っていました。



 チューインガムのサイン


 シングル「かたくりの花」のレコード袋に印刷されていました。



 ガッツ/SUMMER 8 (昭和51年8月1日/発行) だいだいラプソディーの広告

左はページ全体、上はページの下半分の拡大です。
レコードのジャケット写真とよく似ていますが、手の位置が違うなど、別物です。

この情報はひびきれいろうさんからいただきました。




 だいだいラプソディーのポスター

 これはラジオのコッキーポップで、チューインガムのポスタープレゼントに応募して当たったものです。(封筒には1976.8.4の消印があります)
 ポスター右下にCBS・ソニーのロゴが入っていて、「だいだいラプソディー」のPR用なのがわかります。そして、ポーズは違いますがレコードと同じロケーションで撮影されています。

 2枚はがきを出して、なんと2枚とも当たってしまいました。そのうち1枚は部屋に貼っていたために色あせてしまい、捨ててしまったようです。しかし残る1枚は封筒に入れたまま保管していたのです。
 当たった当時は “ラッキー” ぐらいに思っていましたが、こうやってホームページで紹介できたことを思うと、2枚当たったことが何か運命的な意味合いさえ感じてしまいます。

 八つ折りで送られてきたまま保管してあったので、どうしても折り目が目立っています。いろいろ角度を変えたりして写しましたが、これが最良に撮れたものです。



 だいだいラプソディーのパンフレット

 B5判裏表1枚物なので、リーフレットというところでしょうか。上のポスターと同じ写真を使っています。コピーが「あれから4年。りかもマミも大きく成長しました。」とありますが、本当にそのとおり、二人とも素敵な女性になりました。

 裏面には彼女達の生い立ちが書かれていますので紹介します。
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4年前「風と落葉と旅びと」でCBS・ソニーからデビュー!
チューインガムの松田りか・マミの愛くるしい姉妹シンガー&ソングライターが誕生したのは、4年前、’72年の第4回ポプコンがキッカケでした。りかが13歳、マミが11歳の時でした。父親の松田篝の作詩・作曲による「ゴリラの唄」を歌って見事グランプリを獲得。デビューはそれより数か月早く、同大会予選の時にCBS・ソニーの目にとまり、りかの作詩作曲による「風と落葉と旅びと」で、幸運なスタートを切りました。その当時、日本最年少のシンガー&ソングライターとして注目を集め、その爽やかなハーモニーは話題を呼びました。

恵まれた音楽環境で育った、りかとマミ。
姉さんのりかは、 昭和34年8月21日生まれ。妹のマミは昭和36年7月5日生まれで、ともに大阪生まれです。父親の松田篝さんは、宝塚音楽学校の先生で作曲家。お母さんもNHK大阪合唱団に在籍していたという音楽一家です。ふたりは、5歳の頃からクラシック・ピアノを習い始めたほどの音楽の英才教育をうけて育ちました。

作詩はマミ、りかは作曲が得意。
マミは小さい頃からずっと日記をつけています。詩を作るにも、その才能を発揮し、いつでも、どこでも作詩をします。それに読書欲も旺盛です。これに対して、作曲はりかの担当。マミの作った詩に、ギターで曲をつけます。多くの歌は、ふたりのこうした共同作業で作られ、爽やかなハーモニーを生みだすのです。

ビートルズに影響をうけた、マミ。そしてりか。
音楽的にリードしているのは、やっぱりお姉さんのりかです。そして、ふたりの音楽人生に大きな影響を与えたビートルズを最初に好きになったのはマミで、それに誘われるようにりかもビートルズに夢中になりました。そして、今。ビートルズからソウルへ。イーグルスが大好きなふたりは、目指すはジャニス・イアンのような、女性シンガー&ソングライターだそうです。

だんだん大人になっていく、りかとマミ。
4年前、りかがかかえるギターは、とても大きく見えました。今では身長も、りかが157cm、マミは153cmと年頃の女性なみに成長しました。最近のチューインガムの周囲の人々のことばも、「可愛いネ」から「きれいになったネ」へと変わっています。歌も、持ち前の美しいメロディーと感性豊かな詩に加えて、年頃の女の子らしい情感が出てきました。マミもりかも「お父さんの影響から抜け出して、自分たちだけで、完全な音楽がつくれる時、それが大人への第1歩」と言っています。 そして、「25歳、30歳になっても音楽をやり続けている、そんな人生を送りたい」、と将来の希望を語っています。少女からひとりの女へと成長していく時、たぐいまれな音楽の才能が、どのように開花していくか、大いに楽しみです。

チューインガム サマー・キャンペーン スケジュール
6.18〜21___三宅島 サマーキャンプ
7.26〜29___合歓 屋外コンサート
7.31______西湖 東京労音
8.1〜2_____丹沢 労音 ハマ音キャンプ
8.6_______九州 福岡勤労青少年ホール
8.25______高松 市民会館
8.28______札幌 市民会館
9.5_______中野 サンプラザ
9.11______大阪 関電ホール



 1979年3月2日 NHKラジオ公開放送

1979年3月2日に、NHK大阪放送局のラジオ公開放送に出演しました。
曲は「風と落葉と旅びと」ほか「ホリディ」「白い季節」というオリジナルと、エルトンジョンの「インザモーニング」を英語で歌っています。
そして、インタビューでは留学していた時のエピソードなど、興味深い話をしていました。

その時の貴重なインタビューのようすが聞けます。クリックしてください。

1.自己紹介と近況 (1分20秒 316kB)
2.歌を作り始めた頃・留学でのこと (2分54秒 681kB)
3.曲作りのアドバイス・食べ物の話 (2分15秒 529kB)



 1980年12月26日号 オリコン誌

 「埋もれたビッグ・ヒット発掘 あなたのSLEEPER」に投稿、掲載されたもの。うれしかったですね。





 バル・バルーンからの手紙



オリコン誌に投稿し、掲載されたのをコピーしてバル・バルーンの事務所に送ったら、本人たちから返事の手紙が来ました。これはもう、宝物です。



 1982年 1985年 ラジオ番組で読まれたリクエスト

 1つはディスコグラフィーの黄昏ドライブマップにも書いてある、NHK第一放送の「こんにちはラジオセンター金曜日 伊藤強さんの音楽コーナー」へリクエストしたものです。ペンネームの「青ネコ」とは私のことです。いつリクエストしたか(読まれたか)は覚えていませんが、たしか1982年のレコードが発売になって間もない頃だと思います。
 黄昏ドライブマップ のDJの部分(mp3)

 2つ目は「よりそってめらんこりい」をリクエストしたものです。当時ラジオ関西の野球のない時期の、夜7時から9時ごろまでやっていたリクエスト番組です。たぶん1985年の3月ごろ、前の週に誰かが「チャップリンに愛をこめて」をリクエストしたのを聞いて、新しい曲「よりそってめらんこりい」も聞いてもらいためにリクエストしました。ハガキを読んでいるのは、現在「青春ラジメニア」や「チャチャラジオ岩ちゃん」をやっている岩崎和夫アナウンサーです。
 よりそってめらんこりい のDJの部分(mp3)



 1983年7月 エッグマンのスケジュール表

この情報はスマジャコさんからいただきました。

平山みき、石川ひとみ、安全地帯、爆風スランプなど懐かしい名前が並んでいます。
7月28日チューインガムの出演の部分を拡大してみました。



 1984年1月号 ホリプロの会報


 この情報はスマジャコさんからいただきました。

[本文内容]
 みなさん!明けましておめでとうございます。チューインガムです。今年もどうぞよろしく・・・・。
 さて、みなさんは どの様に新年を迎えられたでしょうか? 家族と一緒に、又は友達と集まってガヤガヤ、それとも一人淋しく寝正月・・・・なんて、クラい事は言わないで下さいよ。
 私達二人は故郷の大阪に帰ってのんびりと過ごしました。久々に親類や友達と会って、おせち料理の食べ通し!また太っちゃうよお〜。この時期は、私達の一番好きな時なんです。仕事もオフだし、心身共にゆっくり休むことが出来ますからね。でもやはり、そんなのん気なことは言ってられません。今年は気持ちも新たに、よりアクティヴに「音楽する」意欲に燃えておりますので、みなさんも是非々々応援してくださいね。
 全国に拡げよう チューインガムの輪!!



 1999年12月25日 TV Bros誌 「“一発屋”大集合」


 まさか、この曲が一発屋に入るとは、予想していなかったので、うれしいやら、悲しいやら。でも確かに100位内に入ったのは、この1曲だけです。
 「以降もなかなかいい曲を歌ってはいたのだけれど」と言われて、なかなかわかってらっしゃると、いう感じです。
 一発屋と言われても、17枚もシングルが出たらりっぱなものでしょう。

 ところで曲名が間違ってますよ。正しくは「風と落葉と旅びと」です。それに、「松田リカ」はひらがななんだけど。



 2002年3月24日 「チャップリンに愛を込めて」のリクエスト

 2002年3月24日、ラジオ日本の「ザ・フォークジェネレーション」という番組で「チャップリンに愛を込めて」がかかりました。そしてリクエストした、当ホームページでもなじみのある人達の名前とともに、りかさんの名前とメッセージも読まれました。

 よっしーさんに録音していただいた 読まれたメッセージ


 GOLDEN★BEST アルバム発売のチラシ 2002年6月


 ソニーミュージックと東芝EMIが共同企画で、一挙29(ソニー15、東芝14)タイトルを発売する中に、我らのチューインガムも入りました。1991年発売のCD、「風と落葉と旅びと/岡田さんの手紙(1972年のファーストLP)」以来、11年ぶりのアルバム発売となります。

 左はそのチラシ(元はA4サイズ)の画像です。右はチューインガムの写真の部分を拡大したものです。今までに見たことのない写真です。二人の様子やシャツのスタイルから想像すると、だいだいラプソディー以降〜バル・バルーンの頃かと思いますがいかがでしょうか。



 「レコード・コレクターズ」 2002年7月1日号



 ゴールデン☆ベストの批評記事が、ミュージック・マガジン社から発売された「レコード・コレクターズ」7月号にさっそく掲載されました。
 じつはたつしさんから、
ゴールデンベストについての記述のある『レコードコレクターズ2002年7月号』が、梅田のジュンク堂にバックナンバーがありましたので、購入しましたら、チューインガムについての批評がとても素晴らしい内容でしたので「買い逃した方にも、見て頂きたい」と思いました。
 ・・とのメールをもらいましたので掲載することにしました。



 「喫茶ロック」 2002年9月19日発行


喫茶ロック/喫茶ロック委員会 編
2002年9月19日
発行人 長谷弘一
発行所 株式会社ソニー・マガジン

【掲示板から】
喫茶ロックの本など 投稿者:たつし 投稿日:2003年12月11日(木)09時53分36秒
 >cavtotさん,BlueTreeさん
 私は『喫茶ロック』の本での批評では「こまっしゃくれた」という表現が癇に触りました。だから本を送るのに躊躇しました。(以下略)

以上、この情報はたつしさんからいただきました。



 2002年11月11日 ABCラジオ番組「歌謡大全集」

 この情報はわかどしさんからいただきました。以下にわかどしさんからのコメントと、録音された放送を紹介します。
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 それは11月4日の月曜日、いつものようにABC歌謡大全集で桂南光師匠と土谷多恵子さんが話していたときでした。一枚のリクエスト葉書がとりあげられました。それがチューインガムの「風と落葉と旅びと」。土谷さんはこの曲をかけるとともに、さすが「フォーク大全集」という番組をもっているだけあって、チューインガムのりかさん、まみさん、そしてお父様の篝さんのことを簡単にお話しになったのです。
 そのとき土谷さんは「篝さんは葛木ユキさんの『木曽は山の中』をおつくりになったんですよ」といって「木曽はぁ〜山の中ですぅ〜誰もぉ〜いやしません〜〜」と美声を響かせたのでありました。
 これを聞いた師匠、「これじゃどんな歌やわからん。来週かけよう、来週」とおっしゃって、11月11日の番組で葛木ユキさんの「木曽は山の中」がかかることになったのです。

 そして、これを聞いたリスナーの何人かがリクエストを送り、我が「たつし」さんの葉書でチューインガム資料室が紹介され、「木曽は山の中」がかかったのであります。
 歌謡大全集のコーナーのひとつ、「季節外れの歌」(今の季節には全くかからない歌をかけるコーナー)で、「木曽は山の中」は春の歌としてかかりました。
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放送内容(音声2分58秒)


 「レコード・コレクターズ」 2005年11月号



 リイシュー・アルバム・ガイド 44ページに載っている「チューインガム2」の記事です。
2002年にも掲載されはしましたが、ロック系が中心のこの雑誌にチューインガムのCD評が載るとは意外でした。記事を書いた吉田明裕氏は、それだけチューインガムの事を評価されているのかも知れません。うれしいことです。



 青春のうた BEST Collection 24 1970年代前半 2007年1月16日号

 この情報はacchanさんからいただきました


 隔週刊のCDつきマガジン「青春のうた BEST Collection 24 1970年代前半」(デアゴスティーニ・ジャパン)のアルバム・レビューの中に、チューインガムファーストアルバム「風と落葉と旅びと」が掲載されていました。
ジャケ写と曲目リストに数行の短い解説だけで、付属のCDそのものにはチューインガムの曲は収録されていません。
「小鳥とよびなさい」「岡田さんの手紙」などは姉妹で書いているという一文には思わず笑ってしまいました。(acchan)




 2007年9月6日発売 「FOLK DAD 2007 Vol.1」の記事

 この情報はacchanさんからいただきました

「FOLK DAD 2007 Vol.1」は、近所の本屋さんで買いました。
「フォークの女神たちはいま」と題して、かつて活躍した女性フォークシンガーたちの特集記事の中で、チューインガムが紹介されていました。(acchan)




 2008年10月7日発売 週刊アサヒ芸能 「感涙の総直撃 70年代アイドルが現役宣言!」の記事

 週刊アサヒ芸能 10月16日号(10月7日発売)の70ページから79ページで特集された、「感涙の総直撃 70年代アイドルが現役宣言!」 の記事の中で、78ページ「ガールズグループの今」のところに掲載されました。

 ガールズグループで取り上げられたのは、キャンディーズ、ピンクレディー、チューインガム、ザ・リリーズ、ゴールデンハーフの5組で、そのうち写真が載ったのはキャンディーズとチューインガムです。

 キャンディーズは活躍当時の写真、チューインガムはお便りのコーナーのページに載った、昨年の写真です。




 2010年4月26日発行 ポプコンクロニクル

2010年4月26日初版発行の「ヤマハムックシリーズ51 ポプコンクロニクル」(株式会社ヤマハミュージックメディア)の記事です。
「NEKOの正座」(チューインガム資料室のリンク集のページにリンクがあります)というwebサイトで、ポプコンに関することがたくさん出ているらしいこの本の存在を知り、後日店頭で購入しました。

この初版本の表紙は、タイトルの綴り「CRONICLE」が間違っていて、後に訂正されたものが発行されたようで、貴重な珍本でもあります。
A4で全112ページのうちカラーページが16ページもあり、17年にわたるポプコンの本選会の様子や主な出演者、グッズ、ライブLPのジャケットなどの写真がふんだんに掲載されていて、鮮烈な印象を受けました。

他には、各回の概要と受賞曲リスト、主な出身アーティスト一覧記事、ポプコン出身アーティストや司会の大石吾郎氏、スタッフや関係者へのインタビュー記事、代表的な20曲の楽譜、ライブアルバムやCDの紹介などが掲載されています。

ぼくは、ポプコンに応募したり会場に行ったことはありませんでしたが、ラジオやテレビのコッキーポップの番組を視聴していた世代の一人として、こうした総まとめ的なものが出版されたのはうれしい限りです。

  この本には、チューインガムについて掲載されているのは、次の4ヶ所です。
1972年10月8日、合歓の郷野外ホールで行われた『第4回ポピュラーソングコンテスト』の記事。本文と受賞曲リスト、写真入りで紹介されています。本文は以下の通り。
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 グランプリで目を引くのは「ゴリラの唄」のチューインガム。当時中学一年生の松田りかと小学五年生のマミという姉妹デュオである。予選応募用に自作した「風と落葉と旅びと」がレコード会社の目にとまり、史上最年少のシンガー・ソングライターとして本選会よりも先にレコードデビューしていた。このため、大会には父親の松田篝の作品で出場したという。ちなみに彼はNHK大阪放送合唱団員であり、宝塚音楽学校で声楽を教えていた人物。翌年のグランプリ大会でも自作の「さすらいの美学」(歌は伊勢功一&卍)でグランプリを獲得している。
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1973年5月20日、合歓の郷野外ホールで行われた『第5回ポピュラーソングコンテスト』の記事。本文と受賞曲リスト(左)に掲載されています。だた、本文は以下のごとく、ほんのひとことです。
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 入賞の顔ぶれを見ても、『下っ端』を披露した金玉など個性的なメンツから、ポプコンの常連となり第7回でグランプリに輝く小坂恭子、前回の覇者であるチューインガムと実に幅広い。
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1974年10月13日、こちらは、つま恋エキシビジョンホールで行なわれた『第8回ポピュラーソングコンテストつま恋本選会』の記事。本文と受賞曲リストに掲載されています。本文は以下の通り。
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 第8回では、チューインガムが自作の「チャップリンに愛を込めて」で2度目のグランプリを獲得。詞を共作した松田やすこは実母で、父を含め家族全員が大会受賞曲を手がけたことになった。まさにポプコン一家の快挙である。
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「POPCON WHO'S WHO ポプコンから巣立ったアーティスト達」というリストの中の、70-71ページ「チューインガム」の項目。19行にわたって掲載されています。 本文は以下の通り。
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 松田りか(1959年8月21日生まれ)、松田マミ(1961年7月5日生まれ)による大阪の姉妹デュオ。ヤマハギター教室に通っていた小学6年生の松田りかが作った「風と落葉と旅びと」を妹と歌ったデモテープが評判となって72年に「風と落葉と旅びと」でレコードデビューする。
 同じ年に行われた第4回ポプコンで父が応募していた「ゴリラの歌」を彼女達が歌いグランプリを獲得。同年の『第3回世界歌謡祭』にも出場した。翌73年の第5回ポプコンでは姉妹が共作した「動物たちの世界」と親が書いた「私の願い」の両方で入賞。そして74年の第8回大会で、松田りかの書いた「チャップリンに愛を込めて」でグランプリを獲得。同年の『第5回世界歌謡祭』にも出場した。
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以上、この情報はカネタタキさんからいただきました。




 2016年5月20日発行 僕らのポプコンエイジ

ピアノ弾き語り譜/メロディ譜 僕らのポプコンエイジ 〜Forever Friends,Forever Cocky Pop〜
制作協力 株式会社ヤマハミュージックパブリッシング
メロディ譜 名取譲一郎
ピアノアレンジ 安蒜佐知子/川田千春/渋谷絵梨香/鈴木奈美/村上由紀
発行者 須田直治
発行所 株式会社ヤマハミュージックメディア
2016年5月20日初版発行

チューインガムについては、上の写真が3ページの左下に小さく出ているほか、38〜39ページに1974年第8回大会グランプリ受賞曲「チャップリンに愛をこめて」の楽譜が出ています。
この楽譜は、歌詞全部と主旋律のメロディー、それに伴奏用のコードネームがついて いますが、まみさんの下ハモが省略されているのが残念です。

ところでなぜかこのチューインガムの写真は、第8回大会グランプリ受賞ではなく2010年4月26日発売の「ポプコンクロニカル」に掲載されたのと同じ写真で、それによれば1972年第4回大会の「ゴリラの歌」での撮影のようです。

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この情報はカネタタキさんからいただきました。



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