【か行】

 語 句  意 味  用例 と 解説
【かいこと】 交換 入れ替え あんたうまそい饅頭持っとるね、おらの餅とかいことすっか? (あなたおいしそうな饅頭を持っていますね、私の餅と交換しないですか?)
【かいたもん】 書類  
【かいど】 庭 外 かいどで遊ぼ (外で遊ぼう)
【かいもち】 おはぎ ぼたもち  
【かーか】 かあちゃん  
【がかも】 おばけ がかもやぞー (おばけだぞう)   他に【がかもー】【ががも】などの言い方がある
【かかり】 果物、木の実などがおいしい
ものとまずいものがあること
うちの柿、かかりあるよ (うちの柿は甘いものと渋いものが(一本の木に)なっているよ)
【かかりはてる】 かかりっきりになる 豆こぼいたもんでひろがにかかりはてとった (豆をこぼしたので拾うのにかかりっきりになっていた)
【かたい】 行儀が良い
人柄が良い
かたいもんなっとろーぞ (行儀よくしていなさいよ)
かたい人やった (いい人だった)
【かっつける】 ぶつける いしなかっつけるがいぞ (石をぶつけるぞ)
【かつなぐる】 殴りつける かつなぐっぞ (ぶん殴るぞ)
【かなしい】 恥ずかしい おぞい服着て来てかなしいわ (みすぼらしい服を着て来て恥ずかしいわ)
【かなわん】 勝てない 泣く子にゃかなわん (泣く子には勝てない)
たまらない いずかしてかなわん (うるさくてたまらない)
【かぶら】 野菜のカブ  
【がめしんけ】 真剣になっている パチンコ屋でがめしんけなっとったと (パチンコ屋で真剣になっていたそうだ)
【がんこ】 フック かぎ状のもの  
曲がった状態 あのがんこの道はきいつけよ、おいそ見えんから (あの曲がり道は気をつけろよ、向こうが見えないから)
【かんたらし】 食べ残し
一度口に入れて出した物
 
【〜がちゅ】 〜だよ あわてて来たがちゅ (あわてて来たんだよ)
 
【きかん】 悪い わがまま なまいき
人の言う事を聞かない
きかんことばっかり言うて (人の気に食わないことばかり言って)
かしこい 抜け目ない なかなかきかんやつやぞ (なかなか賢いやつだぞ)
【きっこ】 =【けっこ】  
【きときと】 活きの良いようす きときとのさかなこうてきたぞ (活きの良い魚を買ってきたぞ)
【きなるい】 うらやましい あんか、いい車こうてきなるいなー (兄さん、いい車を買ってうらやましいなぁ)
【きーはる】 気をつける 神経を使う  
【きのどく】 すまない(謝る) うちの息子がけんかしてきのどくやったちゃ (うちの息子がけんかしてすみませんでした)
感謝 お礼 ねぎらいの意味 遠いところからきのどくな (とおいところから来ていただいてありがとうございます)
【ぎゃわず】 カエル  
【きゃーわるい】 病気 きゃーわるなって入院したと (病気になって入院したんだと)
気が滅入る  
【きょときょと】 おろおろ でかい犬来たさかい、きょときょとになっとる (大きい犬が来たのでおろおろしている)
不注意 きょときょとと歩いて、転ぶぞ (気をつけないで歩いていたら転ぶよ)
【きよばろ】 人をけなす言葉  
 
【くさや】 やんちゃぼうず へそまがり  
【ぐずにぎり】 わしづかみ  
【ぐっとのん】 一気に飲み込む 犬にチーズやってもぐっとのんや (犬にチーズをやっても味わわずに飲み込むだけだ)
【くろだし】 崩れた田畑のあぜ際を修繕し、境界をはっきりさせる作業
 
【げっと】 →【べっと】 【げっとくそ】という言い方もある 
【けっこ】 気持ち良い ふろはけっこや (風呂は気持ちがいいわ)
【けなるい】   →【きなるい】
【けろ】 嫌う くさやのとうちゃんをみんながけろとる (へそ曲がりのだんなを皆が嫌っている)
 
【こうしゃ】 器用 こうしゃなひとやて (器用な人だぜ)
【こく】 言う うそこくな (嘘つくな)
する へーこいた (オナラをした)
【ごくど】 人をけなす言葉 バリエーションとして【ごくどかす】【くそごくど】などがある
あのごくどかす (あのばかもの)
【こすい】 けち せこい かねあるくせにこすいな (金持ちのくせにけちだな)
【こすみぐら】 家のまわり  
【こたえる】 長持ちする この長靴こたえるなぁ (この長靴長持ちするなぁ)
【こちょがしい】 くすぐったい  
【こちょがす】 くすぐる  
【ごっつぉ】 ごちそう  
【ことこと】 体や寝具が温かくなっているようす 電気毛布ならことことやろ (電気毛布なら温かいだろう)
【こめんばつ】 ひたい こめんばつにできもんできた (額におできができた)
【こら】 これは こらあかんねぇ (これはだめだねぇ)
【こんじょよし】 お人好し おまえもこんじょよしやの (おまえもお人好しだねぇ)