【さ行】

 語 句  意 味  用例 と 解説
【さおんだい】 衣桁(いこう)  
【ざくらしい】 みっともない きたならしい ざくらしい服着てくんなよ (みっともない服を着て来るなよ) *ほかに【ざっこい】という言い方もある
【ざごつきない】 がさつな ざごつきないお菓子ばっか出してみとんない (がさつなお菓子ばかり人前に出してみっともない)
【さらいつける】 うっちゃる 適当に処理する 会合で意見したのにさらいつけられた (会合で意見を言ったのにいいかげんにあしらわれた)
【さんてくる】 持ってくる バケツさんてきて (バケツを持ってきて)
【〜さくる】 〜まくる 食べさくる (食べまくる)  走っさくる (走りまくる)
 
【したいて】 急いで したいて行かんと乗り遅れるぞ! (急いで行かないと乗り遅れるぞ)
【しちまた】 こら(しかる言葉) しちまたが!
【しとよく】 長時間 しとよくまま食とったじゃ (長い時間をかけてご飯を食べていたよ)
【じゃーま】 女房 *いまどき、この言葉を使う人はほとんどいないと思う
【じゃまない】 問題ない さしつかえない サンダルでもじゃまないよ (サンダルでも大丈夫だよ)
【じょい】
【じょーい】
上手 じょいにしごとするな (上手に仕事をするね)
うまくしたものだ いなかで商売やっていけるっちゃじょいなもんやね
 (いなかで商売をやっていけるなんて、うまくしたものだ)
【しょうことない】 しょうがない しかたがない  
【じょうず】 おだてる ほめる じょうずばっかゆう (おだててばかりだ)
【じょうずこく】 →【じょうず】 *【じょうず】と【こく】が組み合わさった
じょうずこくがうまいの (おだてるのがうまいね)
【しょうだいなし】 無駄遣いしてお金がなくなる
貧乏になること
車をつんからつんとこうてしょうだいなしが (車を次々に買って、この銭失いが)
【しょたれる】 のめりこむ バンドにしょたれとる (バンドにのめりこんでいる)
【しょわしない】 さわがしい 落ち着かない しょわしないな!ちんとしとろ (うるさいな!じっとしていろ)
【しょんべんきゃ】 便所  
【じんじ】 (幼児語)お金  
【しんじゅ】 いつも しんじゅけんかしとるの (しょっちゅうけんかしているね)
【しんじゅかん】 →【しんじゅ】  
【〜しゃい】 〜しなさい はよ食べっしゃい (早く食べなさい)
【〜しゃいま】 →【〜しゃい】  
 
【すんずら】 凍った雪の上 *降り積もった雪の表面はとても柔らかいが、晴天や雨で雪の表面が解けて水を含んだところへ、夜間の放射冷却で冷え込んだりすると表面から数センチが凍って、歩いたり自転車に乗ったりしても沈まない。
 
【そいあい】 配偶者 あんたのそいあいが元気ならいっしょに旅行にいけたがにね
【ぞうくさる】 うんざりする どっだけとっても草はえて、ぞうくさるわ (いくらむしっても草が生えてうんざりするわ)
【そこんと】 あんた あんたの家
(自分と同格の相手)
そこんと、入院しとったがやと? (あんた、入院していたんだって?)
【そっこさ】 それこそ そっこさ除草剤まかんなんわ (それこそ除草剤まかなければいけないわ)
【そやさかい】 そうだから そやさかいに除草剤こうてこいゆうとったがや (だから除草剤買ってこいと言っていたんだ)
*おそらく関西弁と同じ使い方だと思う
【そんこた】 そういえば そんこたそうかもしれん (そういえばそうかもしれない)
【そんぐり】 そっくりそのまま ごはんそんぐりしてるよ (ごはんがそのまま残っているよ)