チューリップ |
「青春の影」 財津和夫作詞・作曲 チューリップ編曲 心の旅 虹とスニーカーの頃/チューリップ CA32-1206(CD)1985.12.21 |
なぜチューリップというグループ名か??「それはメンバーが5人だからである。チューリップの花びらも5枚」というのが理由だと記憶しているんですが、これが正しいのか、ちょっと自信がありません。
このCDは、アリスやオフコース・甲斐バンドら、東芝EMIのBEST
NOWシリーズの中の1枚です。「BEST」という名が示す通り、魔法の黄色い靴、ブルースカイ、銀の指環、サボテンの花、WAKE
UPなどヒット曲が詰まっています。にもかかわらず、当時3200円という値段はお買い得でありました。おかげで歌詞カードは、4つ折り1枚の紙というシンプルさでしたが。
さて、私にとってチューリップは「青春の影」「サボテンの花」が出発点です。1974年6月5日発売のチューリップ6枚目のシングル「青春の影」。その前の「心の旅」、「夏色のおもいで」も良いですが、「青春の影」はひときわ心に響きました。そして75年2月5日発売、8枚目のシングル「サボテンの花」。この2曲は、チューリップというグループを忘れられなくした名曲です。フォーク調のメロディにロックのアレンジは新鮮で、心にジワッとしみこんできます。
名曲といえばもう一つ、これはずっと後のベスト盤で知ったんですが、76年4月20日発売「娘が嫁ぐ朝」。チューリップ10枚目のシングルです。内容はフィクションでしょうが、人生を感じさせる名曲ですね。
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