やまがたすみこ
「風に吹かれて行こう」 山県すみ子作詞・作曲 青木望編曲

風・空・そして愛COCA-11105(CD) 1993.10.21

 「風に吹かれて行こう」やまがたすみこが作詞作曲したデビュー曲です。いつデビューしたのか、実は知らなくて、ファーストアルバムが1973年3月なので、たぶん72年後半か73年初めかなと思います。当時フォーク系の歌手やグループがにぎやかな頃で、自分で曲を作り歌う、シンガーソングライターという言葉が流行っていました。スミ(やまがたすみこは自分をスミと呼んでいた)も自作の「風に吹かれて行こう」を引っさげて、シンガーソングライターの仲間入りを果たしたのです。

CDのジャケット

 デビューしてからはTVドラマの主題歌を作曲したり、ドラマにも出演していたようですが、地元のTV局は系列が違うので放送されませんでした。また、あまりヒットしなかったということもあり、歌番などのTVに出ていたという記憶はなく残念なことに、ついにスミの動く姿を見ることはありませんでした。

 シングルは何枚出たのかは不明ですが、とりあえずわかっていることとしては、どのLPにも収録されなかったのが「海のおくりもの」、ベストLPにしか入っていないのが「チューニングラブ」です。「チューニングラブ」B面の「さりげない二人」は、5枚目のアルバム「オルゴール」に、さりげなく入っているんですが・・。たしかに2曲とも甲乙つけがたい良い曲です。

シングルレコードのジャケットシングルレコードのジャケット

 スミの事実上の活動期間だった(らしい)78年までにオリジナルアルバム8枚、ライブアルバム1枚、ベストアルバム2枚が発売されました。そのオリジナルアルバム8枚のうち、前半5枚がスミのフォークシンガーとしての活動期、後半3枚がニューミュージックシンガーとしての活動期といえると思います。

 そして前半5枚のうち、3枚目「メロディズ カム フロム マイハート」、4枚目「虹」、5枚目「オルゴール」がスミの歌手としての黄金期だったと思います。この3枚はどれもが、シンガーソングライターと言うにふさわしく多くの曲をスミが手がけており、しかもベストアルバムじゃないかと思えるほど良い曲がそろっているんです。歌詞と曲と、スミの抜けるように澄んだ高音がみごとにマッチングした曲で、アルバムができあがっているのです。キューンと心に染み込むような歌をうたうスミが、どうして大スターにならないのか不思議にさえ思ったものです。




 上の色付きの絵は「二つの心」販促ポスター。A1ぐらいの大きさで、通りかかったレコード屋さんで見つけ、無理やりもらってきたもの。部屋に貼り出すのはちょっと恥ずかしい歳になってしまいましたが、貴重な1枚です。・・いや、2枚持ってますんで、1枚はネットオークションにでもかけますか・・?
 それから・・なぜか持っているスミの切り抜き(モノトーンの絵)。1970年代半ば、某アイドル歌手がお目当てで毎月、今は無き月刊明星と月刊平凡を買っていました。その付録の歌本に載っていたものの切り抜きらしいです。一見してフォーク時代のものとわかります。
 「やまがたすみこ」のキャプションの入った切り抜きは、Jotomoに掲載されたものだと思います。スターの持ち物特集か何かの時のものでしょう。普通の雑誌には載ってはいけない、スミのサイズまで書かれていて、これはチョー貴重な一枚です。

 
ところでスミは、フォークシンガーとして活動していたときには、石川鷹彦さんと「三ツ矢フォークビレッジ」というラジオ番組を持っていた記憶があります。番組の中では、石川さんのギターで、いきなり歌うこともあったようです。

 シングルレコードのジャケットスミのことはレコードを通してしか知らないので、レコードを聴いてきた感想として思っていることを言いたいと思います。
 後半(LPでは6枚目の76年7月発売「サマーシェイド」)からは、ニューミュージックシンガーとして活動をしていたようですが、これがスミの気持ちと合っていたかは、はなはだ怪しいものがあります。

 4枚目「虹」は唯一、スミの生き方、音楽についての考えや収録曲のことなど、長いコメントが入ったアルバムです。最初の曲「虹Part1」はスミが作詞作曲したもの、最後の曲「虹Part2」は同じ詞に、所太郎さんが曲をつけたものが収められています。どちらもすがすがしい曲に出来上がっています。
 そして5枚目のLP「オルゴール」では、かなり重量感のある、聞かせる曲が多くなり、これがスミの音楽の方向だと思っていました。

 5枚目の後、1年間の‘空き’があるとはいうものの、それが6枚目からこれだけ曲風が変わってしまうものなんでしょうか。「夏の光に」はニューミュージックとしての第一弾ですが、曲としては悪くないものの、今までのスミと比較したらなんと‘気だるい’ことか。これがスミの作詞作曲だとはちょっと思えませんでした。
 この歌い方、スミは望んでいたことなのかはなはだ疑問です。折りしもニューミュージックがもてはやされていた頃。レコード会社の方針で、ニューミュージックで行こうなどと、いきなり決まったような切り替わりようですよね。ジャケットでのスタイルなんかも、それに合わせたようにすっかり変えてるし。
 もしスミの音楽的な変化なら、時間とともに、あるいはアルバムが出るたびに少しずつ曲風が変わっていくと思います。
 と、かなり個人的な偏見も入っているでしょうが、6枚目のLP「サマーシェイド」はともかく、その後のアルバムは他人の作った曲が多いのも、スミが納得していたのかどうか怪しいという理由の一つです。次第にあらぬ方向に行ってしまうスミに一人さみしい思いを募らせていたものでした。


 そして、結局のところ、いつ歌手をやめたのかわからないくらい、ひっそりと去って行くことになってしまいました。最後に出たのは78年11月、ベストアルバム「Sumiko File 2」でした。このジャケットのスミの笑顔を見たとき、わけもなくホッとしたのを覚えています。


 CDとして発売されたものとしては、まず88年9月の「フライング」。これは77年7月発売のLPの再発です。それから89年10月の「Sumiko Live」。これは76年12月発売のライブLPの再発です。この2枚はニューミュージック期のものですが、ライブ盤では当然ながらフォーク期の曲も収録されています。

 なんでニューミュージック期のものからCD化されたのか、この点にも大いに疑問がわきました。私は他のすみこファンとはつながりがまったくないですが、ニューミュージックのスミが気に入ってファンになった人はともかく、私のようにデビュー期からファンだった人は、おそらくフォークシンガーのスミのほうがずっと良かったに違いありません。ならば、フォーク期からのアルバムがCD化されるのを待っている人が多いでしょう。(最初にCD化された「フライング」は、スミのアルバムの中で一番売れたのかなぁ?)

 そしてページ冒頭の、93年10月発売の「風・空・そして愛」。これが73年3月に発売されたファーストアルバムの再発です。前2枚のCDは、LPと同じデザインでしたが、このファーストアルバムのCDは5枚目のアルバムと同じコスチュームです。CDの制作費を安く上げようとしたのか、それともLPで使われた写真等がもう残っていないためでしょうか。

今はなつかしい、ファーストLPのジャケット

 やまがたすみこのCDはこれ以降発売されていません。ファーストアルバムの再発があってからは、順にCDが出るものとずいぶん期待したものですが、あれから7年も過ぎ、今はどれも手に入れることができないようです。フォーク期のCDの再発を待ち望んでいるのですが・・。

 一口に言って、歌手として活動した時のやまがたすみこの本質は、フォークであると思います。そう思いたいです。極論すればフォーク・ニューミュージックの区別なんてどうでもいいのです。例え彼女が今どう変わっていようと、心洗われるような歌を聞かせてくれたあの頃のスミを、これからも忘れないでしょう。それだけです。

 いろいろ言いたいこと書きましたが、、、
さて、ライブアルバムにあるように、コンサートのおしまいによく歌われた(らしい)曲、「帰り道」(太田裕美なら「君と歩いた青春」か)。 とっても気に入っている中の1曲です、クリックして聞いてください。

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*スミのページを早くアップしようと思いながらも、同い年のスミへはそれなりの思い入れがあって、なかなか書けなかったということもあり、ズルズルと遅くなってしまいました。それと、ニューミュージック期のスミをどのように書いていこうかとあれこれ迷っていましたが、やはり、自分の思っているように書くことにしました。

この項まで2000.12.2



 またまた横浜の関口さんから、チューインガムに続いて やまがたすみこの情報をいただきました。以下にそのメールの一部を紹介します。

> まず、「風に吹かれて行こう」は1973年2月10日にコロムビアから発売
> されています。つまり、この日がデビュー日ってことですね。
> その他、プロフィールは、昭和31年10月11日生まれ
> 身長161cm、体重49kg東京都北区出身 だそうです。
> 当時、上野学園高校1年生だったそうで、この高校って太田裕美さんとかも
> 通っていた学校ですね。
>
> その年、「あの日のことは」という曲が、TBSテレビ系ドラマ「おさななじみ」
> の主題歌になったりしました。
>
> 私がとても印象的だったのは、1973年頃ニッポン放送系のラジオで22時から
> 放送していた、「ミュージック・イン・ハイフォニック」という番組の主題歌が
> やまがたすみこさんの歌う「白い船白い鳥」だったということです。
> 主題歌というだけあって毎回かかるので、すっかり覚えてしまったほどです。
> ただ、この曲は高田敏子作詞、山本直純作曲ということで、やまがたすみこさんの
> 作ったものではありませんが、さわやかな歌は彼女にあっていたと思います。
>
> その後、しばらくたってニューミュージック系の曲を歌われていたのは知って
> いましたが、ちょっと違和感があって、残念ながらほとんど聞いていません。
>
> 以上が私の情報です。
>
> -----------------------------------------------------------------------
> 関口@横浜


 ということで、デビューから1か月でアルバムを出すあわただしさだったんですね。
こうしてみると、スミはテレビ・ラジオで知られるきっかけは結構あったんですね。でも残念ながらあまり人気が出なかった。
関口さんも「フォーク系のやまがたすみこ」のほうが良かったとのことで、同感です。

 ところで、このページを作ってupするときに、やまがたすみこにとても詳しいページを見つけました。
「Melodis Come From My Heart」という、3枚目のアルバムと同名のタイトルのページです。
URLは http://melody333.hp.infoseek.co.jp/ です。
ここのページを参考に少し書き直したほうが良いかなぁとも思ったんですが、まあ、少しくらいいいかげんなページもあっていいんではないかいと思い直し、そのままでupしました。

この項2000.12.8
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やまがたすみこ見ました!!!!
 2001年2月1日、NHK総合テレビのスタジオパークに出演していました。2時ごろからの「詩と歌とピアノ 矢川澄子」と題したコーナーで、偶然にも見てしまったのです。何しろウィークディでもあり、仕事中です。2時ちょい過ぎ、たまたま職場のテレビの前にいたところ、忘れもしないあの声が聞こえてきたのです。

 あっと思って画面を見て、とにかく唖然としました。なにしろ、
動くスミを見たのは初めてなんです。しかもスミだけじゃなく、旦那の井上鑑さんとツーショット! 鑑さんがピアノを弾き、スミが歌う、なんということでしょう。「頭の中が真っ白」とは、このことをいうのですね。当然仕事そっちのけ、このコーナーが終わるまでテレビにクギ付けになったのは、いうまでもありません。二十数年前の写真でしか知らないスミは、今はやはりそれだけの齢(よわい)を重ねた顔ではありましたが品が良く、ほっとするやらうれしいやら。そして声はあの当時を十分保っていました。

 ただ、歌うのは、矢川澄子さんという老齢な女性が作った詩に、曲を(誰かが)つけ、それを鑑さんがピアノで弾いてスミが歌うという番組構成。さらにスミの歌声は、ニューミュージックの頃の独特のこぶしを効かした歌い方じゃなく、素直に伸びた歌い方でそれも私にとって、とてもうれしいことでした。もしここで、♪あなたに手紙を 書きたくなって ふとペンをとった私♪ などと歌い出されたら、多分泣き出したことでしょう。

 なぜだか番組の進行など、ほとんど記憶がないですが、ゆったりと清楚なツーショットを忘れることはないでしょう。見終わって「いつまでも旦那さんと仲良く歌っていてほしい」と思いました。

この項2001.2.19
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アルバムのジャケットについて

 一番最初に買ったスミのアルバムは、セカンドアルバム「あの日のことは・・・」でした。1973年9月に発売されたものを、なんと75年5月24日にようやく買っています。初めて買ったスミのアルバムを聞きながら、ジャケットを穴のあくほど見つめていたんでしょうか、ほどなく
写真に大修正が加えられていることに気がつきました。その内容は、ここではあえて言いませんが、持っている方はとくとご覧あれ。 このLP、発売当時はいくらだったのでしょう。買ったものには2200円のシールが貼られていました。


MELODIES COME FROM MY HEART
上がジャケットおもて面、右は裏面(9cm四方)

 その後75年中に、「オルゴール」まで既発売の全部のアルバムを買いましたが、ファーストアルバムにはジャケットの左にヘッドホンをつけたスミの写真、右に歌詞が直接印刷され、ほかには何もありませんでした。
 発売とともに買っていれば何かついていたのかなぁ・・と、ちょっと残念な気分。しかも値段改定のシールがなく2000円の印刷のままで、どうも増発されたものらしいです。レコード番号がYS-10144-J。

 セカンドアルバムには二つ折りの歌詞カード1枚のみ。

 第3集「MELODIES COME FROM MY HEART」はジャケットのデザインとしては、もっとも気に入っています。裏のちょっとボーイッシュなスミもいかしています。できればジャケットのサイズまで大きく印刷してほしかったな。2つ折りの歌詞カード1枚が付属。

 第4集「虹」はジャケット裏面にスミの小さい写真が1枚だけ。これまた独特の魅力があり、お気に入りです。少し大人びたって感じかも。ペラの歌詞カード1枚だけ付属、さみしい。


「虹」裏面(6cm四方)

 第5集「オルゴール」は、さらに成長したなって感じです。裏面、ピアノに向かって練習中(?)のスミ。その右側後ろの風景にはトラックが止まり、そこで抱き合う男女。いったいここはどこなの? と思いつつまじまじと・・・なーんだ、壁に貼ってあるポスター(もしくは写真)でした。ペラの歌詞カードとスミの手書きらしい楽譜が8ページ。自転車の写真はいささか・・・

 「SUMIKO LIVE」は二つ折りの歌詞カード。歌詞の部分が手書きで、最後にコンサートの感想が書きつづってあります。で、
大発見! Discography にファーストアルバムが75年9月、CD-7149-Aの番号で再発になっていることが書かれています。もしかしたら、これが再発CDの元になっているのでは?

 「フライング」。これはもう、奥様って感じのジャケットです。再発のCDもLPとまったく同じ。しかし、LPは実はもう手元にないです。ではライブ盤はなぜLPも持っているかというと、CDは歌詞がスミの手書きじゃないのと、コンサートの後書きがない、歌詞カードにあった写真がない、スミのサインがないという理由からです。

 「エメラルド・シャワー」の1枚ペラの歌詞カード、ここに写っているスミがなんだかすっきりした表情で、最後のオリジナルアルバムだって知っていたんでしょうか。この表情が逆に悲しい・・・

 最後の最後、「すみこ・ふぁいる(Vol.II)」のジャケットは、このために撮影されたものと思います。屈託のない明るいスミの表情に、なんとも言いようのない親しみを感じます。最後が「サマーシェイド」のようなジャケットじゃなくて良かった良かった。


 BLOWUPレーベルで日本コロンビアが出した「フォーク大百科1964-1977」LB-7007-A〜12-A(6枚組LP 1978.3.10)に、「この広い野原いっぱい」「今日の日はさよなら」「秋でもないのに」「神田川」「想い出まくら」、そしてそして、荒井由美の「あの日にかえりたい」と山崎ハコの「望郷」がスミの歌で収録されています。後の2曲はスミのアルバムには未収録なので、ちょっと貴重かもしれません。この頃のスミはニューミュージックモード、「あの日にかえりたい」はストレートに歌ったほうがずっといいのに。ところが、「望郷」は、、、この暗さ、この切なさが、スミの歌い方にピタリ一致します。もしかして「エメラルド・シャワー」に入ってたかと見返したんですがない。では次のLPに・・発売されたのはベスト盤、入ってなかった。これはぜひ加えてほしかった1曲だったな・・・。

この項2001.2.24up 2.26追加
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 青木さんという方から、スミのブロマイド画像と新聞の切り抜きコピーをいただきましたので紹介します。


 ジャーン! これはかなり初期のブロマイドのようです。アルバムでいうと、1、2枚目ぐらいの頃でしょうか。笑顔がとてもかわいいです。
 スミの顔の右のハートには、自分の顔写真を切り抜いて貼るように書かれています。
 足を組んで下になっている左ひざがちょっと見えますが、よく見るとそこに昆虫が乗っかっています。日向ぼっこって感じです。

 どちらかというと、初期の頃のスミが好きな私は食い入るように見とれてしまいました。。。おっとヨダレが・・・

めっきり色っぽくなった清純派

 「21歳になったからというわけじゃないんですが最近やっと自分のやるべき音楽が霧の向こうから現れてきたみたい・・・」とつぶらなヒトミを輝かすのは、清純派女性シンガー・ソングライターのやまがたすみこ。かれんな少女から、最近めっきり色っぽくなった。25日発売のニューアルバム「エメラルド・シャワー」(コロムビア)は、彼女の成長のあとをみせて、いいフィーリング。
 少女から女へ、開花する直前の微妙なふん囲気−「エメラルド−」の魅力をひと言でいうとこうだろう。落ち着いたボーカルが、ときにボリュームアップし、一瞬きらりと輝く。内容も「ほろ酔いイブ」から「マイ・ハート」まで、女と男の出会い→恋→幸せ→そして別れの悲しみと、A・B面で一編のドラマになっていて、すみこがそんな女の心理をうまく表現している。
 で、これは経験から? 「ワタシ、去年失恋をしたの。相手の人はミュージシャンなんですけど、うまくいかなくって・・・」。なるほど、歌にリアリティーがあるのも当然。「でもね、歌よりさっぱりしてた感じ」なんだそうだ。
 彼女、キャリアからいえばもう中堅。5年前「風に吹かれて行こう」でデビュー以降、“カレッジの恋人”として地味ながら着実な人気を保ってきたが、いまひとつヒットには恵まれず、森山良子風のシンプルなフォークが、時流にあわなかったようだ。

フィーリングに成長のあと
 そんな彼女も、もうこれが10枚目のアルバム。それだけに力の入れようが違う。プロデュースと前曲アレンジを担当した惣領泰則に、自分のイメージを「うるさいほど」注文し、何度もオーバー・ダビングし直したという。「これまで、いつも録音終了後に悔いが残りましたが、今回は自分でも不思議なぐらい出来あがりに満足してるんです」。
 最近は、自分の仕事以外にミュージシャン仲間とコンサートを企画するなど、幅広い活動ぶり。「将来はシンガー・ソングライターよりシンガーとして生きたい」と力強く語るすみこだ。

 1978年2月 朝日新聞 「今週の顔」から


 ところで、このページの初めのあたりでスミが「三ツ矢フォークビレッジ」に出ていたとありますが、図書館で当時の新聞のラジオ欄を調べても、そのような番組はありませんでした。どうも何か別の番組と勘違いしていたらしいです。

この項2001.6.25
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切り抜き写真について、Dr.ポエムさんからご指摘をいただきました

 2002年1月にDr.ポエムさんからメールをいただき、私のページの「やまがたすみこのキャプションの入った切抜き」はJotomoではないのではないか?との指摘を受けました。
 Dr.ポエムさんもこの切抜きをお持ちで、「しかし私は明星しか買ったことがない」とのことです。私も明星・平凡を買っていたので、明星の切抜きである可能性は十分にあります。この切抜きをスキャン後、不覚にも紛失してしまい、Dr.ポエムさんに「裏面の記事など、何か手がかりになるものはないですか?」と問い合わせをする始末。裏は脱毛クリームのCMだとのことでした。
 結論付ける決定的な証拠はなかったものの、この切抜きは明星である可能性大。しかし、証拠不十分ということで私の偏見により、当面このままにしておきます。
 どなたか、“決定的な証拠”をお願いします。

この項2002.3.4

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