引っ越し夜話〜総集編〜
私、引っ越しました。それも、街中に・・・
引っ越したんです。その経過を、ここ「モル中」で発表しようと思ったんです。しかし出来なかったんです。忙しすぎて・・・
キチガイ日記の方で、始まり始まり〜と書いた、日記。しかし、その日記には続編どころか、お終いでさえも存在していないのです。すいません、全て私が悪いのです。申し訳有りません。
と言うわけで、此処で総集編と言うことにして発表したいと考えています。総集編と入っても、存在しているのは第壱話だけなので、殆ど書き下ろしと何ら変わりません。すいません、インチキでした。まあ、なかなか大変でした。ひょっとしたら、これでもう嫌になり、二度と引っ越しをしないかも知れません。其れもしょうがありません。だって、大変だったんだもん。忙しくて、疲れて、へとへとで・・・
まあ、新居は最高だけどね。良い感じで、ゴージャスで。
ちなみに、第壱話は・・・
弐月拾五日
今日はようやく引っ越し会社に電話しました。今後はここで、引っ越しに関する事をぼちぼちと書いていきたいと思います。
いろいろあったんです、この物件が決まるまでには。探して探して、探し回って〜。はぁ、苦労しました。いろいろ慣れないことをしましたので・・・
まあ、明日にも見積もりの人が来てくれるらしいので、早く引っ越したいです。今日中に新居を見学に行こうかと思っていましたが、面倒臭かったのと、夜勤明けで眠かったので、明日にしました。って、明日は見積もりが・・・何時にしよう・・・明後日・・・とか、う〜ん・・・まぁ、適当に行くか・・・間取りを見ないと引っ越し計画が立てられないからなぁ。
ぐうたらによるぐうたらの為の引っ越し物語、始まり始まり〜
と言った感じで、これから、この続きを書こうと思います。荷造り、及びその他手続きとか、色々・・・
けど、引っ越しも良いもんだ。色んな要らないものを整理できるし、って言うか、この機会を逃せば整理しようなんて思うことは皆無ではないだろうか。要らない雑誌等を整理したりせねば、人間の居住スペースが・・・前の新居では、全く物の隙間で生きてたような物だからねぇ。しみじみ・・・けど、こんなに要らない物が有ったとは思わなかったです、エエ。
それでは、総集編の本当の始まりです。
弐月拾六日
今日は外に出るのでさえ苦労しました。其れは、引っ越しの見積もりの後、業者が置いていった段ボールの性なのです。
今日の朝八時頃、家の電話が鳴り響きました。こんな朝っぱらから誰やと思い、受話器を取ると、引っ越し業者の営業マンからでした。何でも今日は忙しいから、見積もりは五時頃になるとの事。全くこんな朝っぱらから非常識なって、普通の人はこの時間には起きているものなのだろうか。ならば非常識なのは私の生活習慣なのだろうか?まあ、五時頃ならば昼間出かけることもできるし、良い感じかなと思い、再び眠りにつく。
しかし、結局何処にも行かなかった。全く、ぐうたらな・・・そうこうしている内に、家の戸を叩く音。どうやら営業マンがやってきたらしい。ドアを開ける。
部屋の中を見てもらうのだが、知る人ぞ知る、我が部屋は汚い。其れも半端ではなく、汚い。ゴミ捨て場とほぼ同程度の生活水準と言っても差し支えはない。まあ、何というか其処まで汚くなったのは最近なのであるが、酷い惨状である。去年の四月頃が一番綺麗であったのだが、その後見る見る汚れていったのである。あの時は、本当に綺麗であった。しかし、今となってはゴミ捨て場・・・何ともあわれな事よ。これがもののあはれというものか・・・違うか・・・
話を元に戻して、部屋の中を見てもらった。一瞬時が止まった。間違いなく、あの営業マンは絶句していたに違いない。
営業マン的には、これは多分2t車では収まらないと見て、3t車が必要と言ったのであるが、当然料金も高い。仕方がない。あまり物を捨てない(決して捨てられないのではない)人間なので、物が爆発的に増えてしまったのである。
その時、私は誓ったのである。「要らない物を実家に送り返そう」と・・・
結局営業マンは、段ボールを最大の五十箱置いていった。これに詰めればいい訳なのだが、今日は面倒臭いから明日にしよう。って、何だか亦さぼりまくりな予感がする台詞が・・・
引っ越す日も決めた。二十日の仏滅の日に・・・よく考えたら、仏滅ってお得だ。んなもん信じていない私にとっては、一部の業者で料金が安くなる最高の日なのである。
と言った感じで見積もり及び引っ越し日程の決定が済んだ。明日から箱詰めに精を出そう。そうしないと、間に合わない。
弐月拾七日
今日は新居を見学に行く。オートロックのマンションに、自分の鍵で入るのは初めてなので、非常にどきどきしながら出かけた。
自転車で、約二十分ぐらい。何時も行き慣れている道である。しかし、新居に越せば、此処を通ることも滅多に無くなるであろう。新居は最高であった。早く引っ越したい。しかし、何にもないこの部屋が物に埋もれるのであろうか。そう考えると切ない。
その後大家に電話し、鍵の返却日を決めた。
午後からは荷物を詰める。ちなみに、今日は某ペンギンに手伝ってもらう。私のあまりのぐうたらな発言に、途中ペンギンに殺されそうになる。・・・スイマセン。
今日はひたすら箱詰め。
見る見る減っていく、段ボール。そうして、次々出来上がる段ボールの塔・・・まだ終わらないのか、まだまだかかるのかとうんざんりする。ひたすら詰めて、徹夜になった。とてもハードであった。眠くなってきたので寝る。
弐月拾八日
何にもしなかった。と言うより、出来なかった。昨日の激務の為、全身が筋肉痛に・・・結局作業にかかったのは、日付が変わってからであった。
弐月拾九日
上の続き。
箱詰めの続きをする。良い感じである。何故だか、ハイテンション。その日は四時頃寝るが、何故か六時起床。無茶苦茶である。明らかに寝足りん。その後何故か、新居に。ちょっとした小物を届けに行く。全く、此処は良いところである。夢の新居は、当に天国。その後何となく時間を消費し、下宿に戻った。
ガス、電気、電話と次々と新居に移るための手続きを済ませる。順調順調。
今日の午後は、原谷にペンギンのパソコン収納を手伝いに行く。しかし原谷は当に陸の孤島である。へとへとになり、登り詰める。その後少しぐうたらしてしまうが、何とかパソコンをなおす。
その後さる友人の送別会をした。その際、少し震撼するような事件が起こったりした。
その後我が家で、我が家のパソコンをなおした。部屋が急激にがらんとなった。
何とか、物を全て詰め終わる。後は明日引っ越すだけである。四時頃就寝。
弐月弐拾日
またもや六時起床。ここ二日間ぐらい、全然寝てない。明らかに、やばい。
朝の八時頃、時間ぴったりに引っ越し業者はやって来た。てきぱきと仕事をしている。ううむ、これがプロの技か・・・
荷物を全て運び出した後、掃除をする。こんなにごみが落ちていたとは・・・掃除の大切さを実感した。その後、新居の場所を説明し、トラックが先行する。私は自転車で新居へ向かう。
新居では滞り無く、終了。
しかし、この段ボールを何とかせねば・・・このままでは今晩寝る場所が・・・取り敢えず昼飯を食べに行く。四条大宮が近くて良い感じである。なんとも便利になった物だ。
午後からは、某友人の協力の下、物干し竿を買いに行った。これがないと洗濯物が干せないからね。
その後、大家に鍵を返しに行った後、ちょっと整理する。ああ、早く理想の新居を完成させねば・・・友人と飯を食いに行った後、部屋を整理する。ちなみに、飯を食いに行った後、歩きながら寝そうになって、危なかった。睡眠不足が祟ったようだ。
かなり夜遅くまで整理したかいがあって、部屋が見違えって良くなった。後は微妙に整理整頓をするだけである。さて、そろそろ寝るか。
これにて、引っ越しは終了である。嗚呼、疲れて眠い、数日間であった。しかし、この日記はあまり皆さんの参考にはならないであろう。何故なら、此処までいい加減な計画は存在しないからである。それでは・・・
以上で、総集編は終わりです。私は今、新居をどう整理したら良いのかと、其ればかり考えています。ああ、早く免許を取って、京都に帰ろう。
まあ、新居は綺麗に使いますよ。整理整頓をしますよ。なんて言っているのは、今の内だけ・・・?